マツダ CX-3 「スタイルは唯一無二、しかしその他は・・・。」のユーザーレビュー

スタイルは唯一無二、しかしその他は・・・。

2020.9.20

総評

万人には決してお勧めできない。デザイン面以外は同じ価格帯のSUVの選択肢に入らない。
この点ではCX-30の圧勝。
そして購入するならディーゼル一択だと感じています（ガソリン車ならではの静粛性、滑らかなフィーリングすら劣っている）。

満足している点

デザイン。とくにサイドの流れるようなデザイン。
新型のCX-30も秀逸ではあるが、デザイン面ではCX-3を超えられていない部分があると感じている。

不満な点

デザイン以外ほとんど（ガソリンエンジン車）。
特筆すべき点が見当たらない。
特にユーティリティはこのカテゴリーでは最低です（わかっていて購入していますが）。

デザイン

3

基本の外装は文句なし。細かい部分は用品で対応すれば良い。
内装は特筆すべき所はない。グレードによって素材や色は違うが、もともとのアーキテクチャの世代が古いので大差無し。

走行性能

3

コンパクトSUVなのに、車両感覚がつかみにくい。
パワー感は無くはないですが2リッターNAガソリンエンジン、車重を考慮するとごくごく平凡。
6速ATはショックもロスも少なく優秀だが、特段トルクフルなエンジンでもないため多段化の必要性は有るでしょう。
新型のMAZDA3やcx-30もいまだに6速のままという点に疑問を感じます。
MRCC（アダプティブクルーズ）は停止保持までサポートされているので快適。制御も優秀。

乗り心地

2

フラットな路面で定速で走行している分には静かで快適。
路面が荒れている部分では車重が軽いのに18インチタイヤのためかドタバタ感が強く、マイナーチェンジ後の車両ですがお世辞にも快適とは評価できない(15Sのベースグレードは１６インチのためか乗り心地の評価が高い)。
ガソリンエンジン車ですが、加速時2千回転付近の不快な振動と唸り音がステアリングにも伝わり積極的には加速したくない。

積載性

2

こんなものすら積めないのかと思うことのほうが多い。

燃費

3

通勤8割、高速2割でトータル15ｋｍ/ｌ程度。
特筆すべき燃費ではない。

価格

2

2019年式、2リッターガソリンエンジン、FF、グレードはE.M。走行2万キロですが2020年9月現在で153万円の査定でした（ディーラー）。
リセールバリューを考えて買う車ではないですね。

故障経験

1年半でステアリングのガタ。ウインカー作動時の異音発生で無償修理。