昨年12月に改良されたマツダCX3(XDツーリングLパケ)を所有しています。全体的に乗りやすく非常に気に入っていますが、気になっていることがあるので投稿しました。内容は以下の通りです。

Question

低速または中高速走行時の衝突被害を軽減するシステムの件です。カタログでは車間距離が基準値に達した場合は、衝突を回避できるタイミングで警報。それ以上になると強いブレーキがかかると説明されています。クルーズコントロールでは、確かに車間距離が短くなると減速されますが、スマートブレーキサポート(SBS)では、車間距離がかなり短くなっても減速されず、警報すらしません。前方のディスプレイに車間距離が表示されますが、ディスプレイで確認する場合は前方を見ているので、ブレーキを踏んで減速できますが、どうしてディスプレイに表示される前に警報で知らせるようになっていないのでしょうか。
わき見運転で前方を見ていない時に、警報が先にすれば注意喚起になります(車線逸脱警報システムのように)。
各メーカーのシステムで内容は違うと思いますが、マツダだけが精度が悪いのでしょうか？
ディラーで確認してもなかなか的を得た回答が得られません。
ディスプレイに表示される前に警報がないのは何か意味があるのでしょうか？マイナーチェンジ等で見直しがあった場合、その部分だけを替えることは可能でしょうか？

Answer 1

クルマで無く運転手に安全運転義務があるということなのでしょう。

もし，警報が鳴るから前を見ていなくても大丈夫となったら，
その機能を頼って前を見ずに，スマホを見たり，TVを見たりしませんか。
それで事故が起きてしまった場合の責任は誰が取りますか。

交通事故の最多の理由は，脇見運転です。
スピードの出し過ぎよりはるかに脇見運転が事故の原因となり，
それだけ危険なのです。

本来は，起こりえるヒューマンエラーを無くすようににするのが，
自動運転の新しいテクノロジーなのですが，
まだ，完全にその技術は確立しておりません。
現行の法律では，依然として運転手にその責任があります。
まして，新しい技術がヒューマンエラーを助長しては
本末転倒になってしまいます。

実際に，道路交通法の改正によって，走行中にスマホやカーナビ
画面を注視する行為自体が違法行為とされています。

よって，安全運転義務を放棄するような装備は，
メーカーが自ら設定することはできませんし，すべきではありません。
現段階では，あくまで安全運転をサポートするだけなのです。

先日，テスラから自動運転支援のソフトウェアが提供され始めました。
それでもレーンチェンジや高速道路でのレーンキープのみの
機能です。ハンドルから手を離すことは許されていません。

おそらく2020年までに，自動運転は急加速していくと思われます。
ただ，完全な自動運転テクノロジーが確立し，
安全運転の責任が自動車自体に存在するようになら無い限り，
まだまだその責任は運転手に有ります。
故に，安全運転を放棄させるような技術は，
自ら自動車メーカーが設定させることはあり得ないと思われます。

運転手も，例え自動ブレーキの技術が進んだとしても，
運転の全責任は本人に有り，絶対に脇見運転をしてはいけない
という自覚が必要だということです。

そして，安全運転に対する責任が運転手に無くなった時代に
なって初めてどうどうと脇見運転をすることができるようになります。
というか，その頃は運転とは言わないかもしれませんね。

質問者からのお礼コメント

丁寧に回答して頂き有難うございます。
決して新しい技術がヒューマンエラーを助長するのは問題ですが、ついうっかりする事があります。そのうっかりをサポートするのが新しい技術だと思うのですが、
車線逸脱システムで警報が鳴るので理屈は同じように思うのですが、まだまだ発展途上ということなのでしょうね。

Answer 2

運転していても、警報が鳴らなければ、前を見ないのですか。

Answer 3

マツコネで設定をいじってみては？
それに所詮は事故防止機能なのであんまりあてにしない方が良いですよ。
マツダの自動ブレーキは30キロ以下の速度でギリギリ止まる感じですから。