2003年10月
■2003年10月
2003年10月に発売されたアクセラは、アテンザ、デミオ、RX-8の美点を結集し、次世代商品群の第四弾として開発したモデル。従来のファミリアに代わり、最量販車種という位置付けだ。運動性能、デザイン、クオリティ、パッケージ、セーフティの全領域で、グローバルに通用する独自の価値を追求している。ボディタイプは4ドアセダンと、「スポーツ」の名を冠した5ドアとに分かれる。外観スタイリングも異なるものの、それぞれのコンセプトに基づき、個性的で力強い存在感を表している。インテリアは「五感に心地よい品質」を目指し、基本的な造り込みと機能美に加え、操作する楽しさと1クラス上の高品質感を追求した。新開発となるプラットフォームを採用し、全体剛性とともに局部剛性を高め、新設計となるサスペンションシステムなどにより様々な状況下でも安心して楽しくドライブできる操縦性能を実現している。特にリアサスペンションは、コイルスプリングを床下配置したことによりサスタワーの張り出しが少なく、左右幅が広くすっきりしたラゲッジスペースを確保した。3ナンバーサイズながら同クラス5ナンバー車と同等の最小回転半径5.2mと、取り回しの良さも自慢だ。エンジンは1.5・/2・/2.3・の、いずれも直4DOHC。全車が「超-低排出ガス」認定を取得している。AT全車に、マニュアルモード機能付きのアクティブマチックを採用している。充実した安全装備も魅力