現在位置: carview! > ニュース > カー用品 > デミオに続くスカイアクティブ第2弾でした! マツダ・BL系後期アクセラスポーツ(2011年9月~2013年11月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車試乗記

ここから本文です

デミオに続くスカイアクティブ第2弾でした! マツダ・BL系後期アクセラスポーツ(2011年9月~2013年11月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車試乗記

掲載 更新 3
デミオに続くスカイアクティブ第2弾でした! マツダ・BL系後期アクセラスポーツ(2011年9月~2013年11月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車試乗記

SKYACTIV TECHNOLOGYで、
深化した走りを見せるスポーツ・コンパクト
MAZDA/AXELA Sport
マツダ/アクセラスポーツ(BL系後期) 2011年9月マイナーチェンジ

マイナーチェンジを機にラインアップに加えられたアクセラスポーツ・スカイアクティブは、マツダの次世代技術・スカイアクティブテクノロジーを搭載したモデル。

純正を超える乗り心地とは?! アルファード&ヴェルファイア乗りに愛される車高調“パーフェクトダンパー”|アルヴェル カスタム

先に登場したデミオの場合にはスカイアクティブGというエンジンのみだったが、アクセラスポーツには2ℓエンジンのSKYACTIV‐G 2・0と6速ATのSKYACTIV‐DRIVEが搭載された。

走り出してみてまず好感なのがSKYACTIV‐DRIVE。ロックアップ領域の大幅な拡大や発進時のトルコン介入の減少などが図られたこの6速ATは、CVTの滑らかさ、MTのダイレクト感など、いわばイイとこ取りをしたATとのことだが、なるほどそれをうかがわせる良好なフィールを持ち合わせている。

たとえばDレンジでごく普通に走行すれば、シフトショックが少ない滑らかでマナー良好の出来の良いATだ。はたまたMTモードにしてエンジン回転を上げながら積極的にシフトを操るような走りを試みれば、2ペダル・デュアルクラッチMTを思わせるダイレクト感やシフトレスポンスの良さが味わえる。

ギア毎にエンジンを回して走っているというMT的な感覚や走りのリズム感が自ずと走る楽しさを実感させてくれる趣だ。シフトレスポンスは特にシフトダウン時が素早くスパッと決まる感触が気持ち良い。

もともとスポーティなハンドリングを備えていたアクセラスポーツだが、今回あらためてボディ剛性アップや足まわりのチューニング、アンダーボディを主とした空力特性の向上などが図られている。

結果としてシャープかつリニアハンドリングやトレース性、ドライバーと一体感のある挙動など、従来からの魅力がさらに熟成された感が強い。

その中でも専用チューンのモノチューブダンパーを採用し17インチタイヤを履くモデルは走りの質感が大幅に高められた印象だ。全域で接地性の高さをうかがわせるフラットな乗り味、操舵に対する応答性の良さ、コーナーリング時のしなやかな足の動きなど、SKYACTIV‐DRIVEとも合わせて非常に満足度の高いパフォーマンスといえる。

といっても15インチ、16インチを履くモデルも基本的にはフラットライドで素性の良さは変わらない。その上、15インチのBSエコピアを履く仕様は20km/ℓ(10・15モード値)をマークした低燃費モデルだ。


オプションの17インチホイールを装着した20S-SKYACTIV。ニュー・アクセラでは「マツダスピードアクセラ」を除き、シリーズ全車に新しいデザインのフロント&リアバンパーを採用した。


高圧縮比を可能にしたSKYACTIV-G2.0エンジンを新たに採用。さらに理想のATを追求しSKYACTIV-DRIVEやi-stopを組み合わせることでJC08モード17.2km/h(20C-SKYACTIV)の優れた燃費性能を実現した。

専用装備が施されたSKYACTIVシリーズのコクピット(写真は20S)。新型アクセラでは全車にエアコンダイヤル外周やエアコンルーバーノブにシルバー加飾が施された。

SKYACTIVシリーズには専用メーターが採用される。

SKYACTIV-G 2.0搭載車には数々の専用デザインを採用。エクステリアではヘッドランプのブルーリングがそれを告げる。

SKYACTIV-DRIVEのシフトノブ上部にはサテン調のシルバー加飾を採用。質感を高めている。


センター部に新しいデザインのパターンを採用した新型アクセラ。20S-/20E-SKYACTIVにはスポーツ(クロス)シートを採用。光により多彩な表情を見せる。

9インチのゴルフバッグ3個が収納できる430ℓ(VDA方式)の容量を確保したラゲッジルーム。

SKYACTIV-G 2.0搭載車にはインテリジェント・ドライブ・マスター「i-DM」を採用。アドバイスや結果をディスプレイに表示する。


マルチインフォメーションディスプレイには「i-stopモニター」も表示。作動に必要な条件(暖機/バッテリー/室内温度)やi-stopの状況を表示。

※記事の内容、価格、スペック等は2011年9月のデビュー当時のものです。その後の一部改良等で変更になっている可能性もあります。

※スタイルワゴン2011年12月号より

こんな記事も読まれています

トランクへ押し込まれる! コンビニやGSで車両に強盗! 映画みたいな犯罪が日常のアメリカではクルマの防犯装備も日本とはケタ違いだった
トランクへ押し込まれる! コンビニやGSで車両に強盗! 映画みたいな犯罪が日常のアメリカではクルマの防犯装備も日本とはケタ違いだった
WEB CARTOP
スタイリッシュなプレミアムSUVの「Fペイス」を展示! ジャガー出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
スタイリッシュなプレミアムSUVの「Fペイス」を展示! ジャガー出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
LE VOLANT CARSMEET WEB
世界最速の「ソファー」 チャージャー/チャレンジャー アメリカ文化のアイコン ダッジのマッスルカー2台を比較(2) 
世界最速の「ソファー」 チャージャー/チャレンジャー アメリカ文化のアイコン ダッジのマッスルカー2台を比較(2) 
AUTOCAR JAPAN
ハンドルで操る「悪役プロレスラー」 チャージャー/チャレンジャー ダッジのマッスルカー2台を比較(1)
ハンドルで操る「悪役プロレスラー」 チャージャー/チャレンジャー ダッジのマッスルカー2台を比較(1)
AUTOCAR JAPAN
信号が青になっても動かないクルマに「プッ!」何か問題が? 法的にはどうなのか 「私は待つ」
信号が青になっても動かないクルマに「プッ!」何か問題が? 法的にはどうなのか 「私は待つ」
乗りものニュース
レクサスの最上級ミニバンLMに6座仕様車のバージョンLを追加発売
レクサスの最上級ミニバンLMに6座仕様車のバージョンLを追加発売
Auto Prove
“Mr.ロードスター”マツダの元エンジニア貴島孝雄氏、『愛車遍歴』で熱弁
“Mr.ロードスター”マツダの元エンジニア貴島孝雄氏、『愛車遍歴』で熱弁
レスポンス
Z世代よ、新型ラングラーに集え ジープの顔が装いあらたに、大幅値下げのワケとは
Z世代よ、新型ラングラーに集え ジープの顔が装いあらたに、大幅値下げのワケとは
AUTOCAR JAPAN
「こんなのみんな嫌いだよ」ベルニュ、フォーミュラEの“ひどい”レーススタイルを批判
「こんなのみんな嫌いだよ」ベルニュ、フォーミュラEの“ひどい”レーススタイルを批判
motorsport.com 日本版
【MotoGP】バニャイヤ、スプリントはトラブルでリタイア。原因特定作業が進められる中「予選でのクラッシュがなければ」と悔しさ見せる|フランスGP
【MotoGP】バニャイヤ、スプリントはトラブルでリタイア。原因特定作業が進められる中「予選でのクラッシュがなければ」と悔しさ見せる|フランスGP
motorsport.com 日本版
軽自動車は普通車よりも事故ると危ない……は本当? いまどき軽の安全性能のホント
軽自動車は普通車よりも事故ると危ない……は本当? いまどき軽の安全性能のホント
WEB CARTOP
車名はまんま「12気筒」!添加物なしのV12搭載『12チリンドリ』にかけるフェラーリの「強さ」とは
車名はまんま「12気筒」!添加物なしのV12搭載『12チリンドリ』にかけるフェラーリの「強さ」とは
レスポンス
中上貴晶、初日は最下位に沈む「グリップ不足で苦戦し、自信をもつのが難しかった」/第5戦フランスGP
中上貴晶、初日は最下位に沈む「グリップ不足で苦戦し、自信をもつのが難しかった」/第5戦フランスGP
AUTOSPORT web
フォーミュラEシーズン10 第9戦 ベルリン ニック・キャシディがエネ・マネとスピードの両立で圧勝
フォーミュラEシーズン10 第9戦 ベルリン ニック・キャシディがエネ・マネとスピードの両立で圧勝
Auto Prove
「影響大きいな」「レジャーも便利に」 静岡の“陸海空”結ぶ「金谷御前崎連絡道路」2024年度延伸へ
「影響大きいな」「レジャーも便利に」 静岡の“陸海空”結ぶ「金谷御前崎連絡道路」2024年度延伸へ
乗りものニュース
新型メルセデスAMG「CLE53カブリオレ」欧州登場 449馬力エンジン搭載の4人乗りオープンモデルは 高性能さと気持ちよさを両立
新型メルセデスAMG「CLE53カブリオレ」欧州登場 449馬力エンジン搭載の4人乗りオープンモデルは 高性能さと気持ちよさを両立
VAGUE
一体なにか説明できる? 原付一種を二種に変更できるボアアップとは
一体なにか説明できる? 原付一種を二種に変更できるボアアップとは
バイクのニュース
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第5回】ラインナップの刷新と技術革新
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第5回】ラインナップの刷新と技術革新
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

3件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

182.5331.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.8177.7万円

中古車を検索
アクセラスポーツ(ハッチバック)の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

182.5331.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.8177.7万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村