マツダアテンザ2013年式とトヨタマークX2014年式ならどちらを買うべきですか？価格帯はほぼ同じです。

Answer 1

BMアクセラ前期MTとマークX2016年式後期に乗っていました。
両者優れている点がありますので、箇条書きで書きます
⚫︎駆動方式:マークXの勝ち。
引っ張られるFFに対して後ろから蹴っ飛ばされるFR、コーナーリングでは我慢のFFに対してFRは豪快にアクセルでコントロールできます
⚫︎ハンドリング：アテンザの勝ち。
先ほどと矛盾するようですが、低負荷域のハンドリングはアテンザの方が良いです。FFだけどよくできたアテンザと、FRだけど少しアレなマークXって感じです。絶対飛ばさないならアテンザ、飛ばす人ならマークXです。
ボディ剛性:マークXの勝ち
ボルボ製のシャシーからマツダ製になって、実は剛性はかなり低下しています。対してマークxはマイナーチェンジごとに異常なほどにボディ剛性に拘って強化を続けています。
⚫︎エンジン:マークXの圧勝
アテンザの最強エンジンの2.2XDですら、マークXの2.5にも加速で全く歯が立ちません。レスポンスも5倍ぐらい違います。アクセル踏んだ瞬間にフォン！と回るGRエンジンに対してスカイアクティブエンジンはグゥーオォォン！って感じで回ります。
GRエンジンは2.5、3.5共にヤマハ製です。3.5なら318PSのモンスターです。6気筒で質感も良いです。
⚫︎トランスミッション:アテンザの圧勝。
どちらも6ATですが、マークXのものはかなり旧態然としたダメダメATです。アテンザのものはDCTに対抗するつもりで使ったらしく、トルコンATにしてはかなり良いです。
スカイアクティブMTはシフトレバー短めで、バネの力が強めでカチカチ？スコスコ？とギヤが入ります。マークXのMTはGRMNのみで中古でも600万円する車なので選択肢からは外れますかね…乗ったことないのでわかりません
⚫︎内装：互角
ぱっと見の質感はアテンザに軍配が上がるのですが、マークXは古臭いものの安っぽくはなく、これはこれで…と言う気分にさせます。同世代マツダと比べるとアテンザの内装は少し劣る感じなので、マークXとも互角になる感じですね。
⚫︎外観:アテンザの勝ち
個人の好みですが、マークXの方が実は車高低いのですが、アテンザの方が低く見えますね。ワゴンもドイツ車のDセグワゴンと比べてもカッコいいと思います
⚫︎燃費:アテンザの圧勝
お話にならないレベルでアテンザの圧勝ですね。ガソリンだと10〜15km/L、ディーゼルなら17〜20km/Lの燃費のアテンザに対し、マークXは2.5で7〜11km/L、3.5なら4〜9km/L(しかもハイオク)ぐらいの感触です。
耐久性:マークxの勝ち
マツダのディーゼルはDPFと付き合い続ける必要がありますね。低圧縮ディーゼルエンジンの長期耐久性もこれから評価されていくところだと思います。ガソリンには特に弱いところはないですが、「同じシャシーとエンジンのゼロクラウンで、タクシーやパトカー用途で40万キロ超の運用実績が既にある」マークXの方が耐久性には実績があると言えると思います。


どちらも良い車なのでどちらを選んでもそんなに後悔はないと思いますが、個人的にはガス代と税金が払えるならマークXがおすすめ、すこしリーズナブルに行きたいならアテンザのガソリン、多少メンテナンスに費用が掛かってもトルク感が欲しいならアテンザのディーゼルですね。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます！とても参考になりました。これから探してみます！

Answer 2

アテンザ。

ディーゼルしか選択肢がなければマークＸ。