【大至急】電気自動車やハイブリッド車には普通のエンジン自動車に使われるほど特殊鋼は必要ないのでしょうか。

Question

もしそうなら特殊鋼業界（自動車のための特殊鋼の生産量多い）は今後電気自動車がエンジン車より普及した場合、大きなダメージを受けるのでしょうか

Answer 1

電気自動車でもハイブリッド車でもガソリン車と同様に車体は設計・製造されます。
従来は軽量化のために強度を維持できる特殊鋼鈑が使われてきましたが、そろそろ軽量化も限界に達し、最新技術はカーボン樹脂への移行が始まっています。
BMW i3やi8は既にカーボン樹脂が車体構成の主体となっています。
トヨタLFAも車体の外装はカーボン樹脂で整形されています。
カーボン樹脂での車体製造は、金属を使ったプレスやシャーリングでは製造できないため、製造コストが高くなります。
トヨタはBMWとの技術提携で、BMWのカーボン樹脂整形技術を習得している状況です。
カーボン樹脂整形コストが事業に見合うようになれば、大衆車への適用が進むでしょう。
そうなれば、特殊鋼材の利用は殆ど無くなります。
当然、大きなダメージになると思われますが、そう簡単にカーボン樹脂整形コストは下がらないので、当面は大丈夫かと思います。

VWが使っているマッシュルーム鋼鈑は日本メーカーが使っているハイテン鋼鈑よりも価格が数倍もするので、需要過多にはならない限り安泰かもしれません。

(kmjmjmjwtwさんへ)

Answer 2

1180メガパスカル級の超ハイテンやSC材、BHT鋼板等の需要は、電気自動車やハイブリッド車でもガソリン車と変わらず使われますよ、今の所炭素繊維に置き換わる事は無いと思います、アルミの使用は益々増えると思いますが。