レクサスLFAはなぜあんなに高価なのでしょうか

Answer 1

トヨタが作ったからです。
もう少し言いますと、元来大衆車メーカーであるトヨタには、あのようなジャンルの車の設計・製造に関するノウハウがまったくなかったので、完成させるのに10年もの開発期間を要して莫大なコストが積み上がってしまったためです。
限定生産だから高いというよりも、単独車種では採算を取れないことが明らかだったため、大赤字のバーゲンセールをする代わりに500台で打ち止めにした、というのが本当のところでしょう。
そういった意味で対照的なのは、約1年後に発売されたマクラーレンMP4-12Cです。
内容的にはLFAに勝るとも劣らないスーパースポーツカーですが、自動車メーカーとしてはトヨタとは比べものにならないほど小規模なファクトリーが、このような車をLFAより約1000万円も安い価格で販売して採算ベースに乗せることができる（つまり限定生産ではない）のは、何よりノウハウの違いであると捉えるほかないでしょう。
日本製品はあらゆる分野でコストパフォーマンスが高いと考えがちですが、そうとも言えないケースもあるという例です。

質問者からのお礼コメント

すばらかいとう

Answer 2

あなたの価値観では高価なだけであって、
ＬＦＡを買った人たちから見たら、
とくに高価なわけではありません。

まぁ、ＬＦＡを設計した人でも買えないし、
ＬＦＡを工場で製造した人でも買えない金額の車ですが、
それを普通に買う人というのは、よっぽどだと思いますよ。

Answer 3

2年で500台の限定、少量生産だからです。

シャーシからエンジンから全てが新設計で、これらの開発費が全て車両価格に乗ってきます。シャーシを1つ開発するのには数百億円、エンジン1機も新設計に同じくらいの費用がかかります。

通常は、"月産"2000～1万台くらいでこの開発費を割ります。

本来、LFAは量販車である次期レクサスSCとのシャーシやエンジンを共有してコストダウン、1800万円くらいになると言われていました。
が、SCがリーマンショックによるアメリカの景気低迷で計画が白紙撤回され、LFAが単独での販売となり倍の値段の3,750万円となります。

これでもLFAは赤字だと言われています。ただし、このカーボン複合シャーシの技術(東レの技術)などが次期LSとSC(計画再開)に引き継がれることになっています。

これら将来の量販車を生産する上での、実験的な意味合いが大きくなっています。

Answer 4

たとえばロールスロイスやベントレーが、１台１００万円だったとすると誰も欲しくなるなるわけだ。
高いことに意味があるのだよ。

Answer 5

少量しか生産しないと決めているからです。

自動車の価格というのは、高性能だからとか、高価な原材料を使っているからとかいうもので決まるわけではありません。

例えば車体や内装材の金型は、設計から製造まで相当のコストがかかります。それをプリウスのように大量生産するのであれば、そのコストの償却は少額でできます。ところがそれをわずか500台で償却しようとすると、1台あたりのコストは跳ね上がります。

それではLFAを大量生産すれば？となるわけですが、大量生産できるように計画していないでしょうし、そのようなコンセプトでスタートもしていないでしょう。つまり価格を高く設定するのもまた計画のひとつなのです。

Answer 6

およそ２年掛かって５００台の生産
開発費、製造コストを回収できたと思うかな

Answer 7

高いからあこがれる、人気がある。
フェーラーリと同じです。