レクサス CT 「頑張ったのだろうがアドバンテージが薄い 嫁の父が購入して、乗らしてもらった時の感想です。ます、打倒BMW1シリーズ、アウディA3を掲げてデビューしたレ」のユーザーレビュー

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レクサス CT

グレード:-

乗車形式:その他

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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頑張ったのだろうがアドバンテージが薄い 嫁の父が購入して、乗らしてもらった時の感想です。ます、打倒BMW1シリーズ、アウディA3を掲げてデビューしたレ

2011.2.15

総評
頑張ったのだろうがアドバンテージが薄い
嫁の父が購入して、乗らしてもらった時の感想です。ます、打倒BMW1シリーズ、アウディA3を掲げてデビューしたレクサスCT。正直言って、この2車種の車と比較して圧倒的なアドバンテージを感じるか?と言われれば「感じない」というのが正直な感想であり、自分の結論(総評)です。
まず、ライバルの1シリーズもA3にも共通しているのは、ブランドイメージとは別に、車造りに対して独特のポリシーと情熱を感じること。その事が共にモデル末期にも係らず陳腐化という言葉は皆無で、未だ斬新なオーラを漂わせていることです。特にA3等は毎年の様に細かいマイナーチェンジを繰り返し、丁寧にコツコツと熟成させて行く手法は素晴らしいと思います。内装の造りも、華はありませんがドイツ車のお手本の様な完成度で、シンプルかつ上質でとても上手く出来上がってます。
このCTも随分と気合の入ったモデルだと思いますが、最新モデルにも係らず、これらモデル末期の2車種と比較してしまうと「トータルではそんなに遜色ないな…」と、どうしても感じてしまいます。勿論悪くありませんが、何故か主張が薄い…。どこか説得力に欠けています。強いて言えばHVであることくらいがポリシーであり、主張なのでしょう。しかしLEDライトなどアウディの真似と言った具合で動力装置等はプリウスからそのまま流用。結果、2003年にデビューしたA3に、2004デビューのシリーズ、そして2011年に出たCT。8~9年経った現在でやっとこの2車種と互角の完成度…と言った所でしょうか?そんな感じです。
既にライバル2車種にもモデルチェンジのウワサが絶えない状態になっています。実際に1シリーズ・A3が次期モデルに移行した際、現在でやっと互角の出来なのですから、真っ先に置いて行かれるのはCTになりそうです。そう考えると、今購入するのは時期早々なのかもしれないと思いました。もし、購入を考えている方は比較検討の為に1シリーズ・A3の見学と試乗をお勧めします。何も焦る必要はない車でないというのが自分の正直な総評です。
満足している点
ボタン・スイッチ類の配列、色使い等の内装の出来は色気さと上品さが上手い具合に合わさったバランスの良い完成度だと思います。さすが最新型。この内装を見て、慣れてしまうとA3やら1シリーズの内装は古さを感じざるを得ません。ただ、細かい樹脂パーツとパーツの繋ぎ目やボルト等の隠し方など、どっちが「いい仕事をしているか?」と問われれば1シリーズと比較するとCTが勝ってますが、A3と比較するとA3が優勢だと思います。この辺りが、総評で記載したアドバンテージを感じないと感じなかった理由の一つです。
しかし、塗装が綺麗ですね。さすがレクサスだと思います。結構大胆な色を設定していますが、不思議と気品ある色使いに見せる技術はレクサス全てに共通した長所だと思います。
またボディ剛性もGoodです。ドイツ車と比較すると、やや肉薄なドアですがドイツ車に慣れた自分でもさほど違和感のないドアの開閉音。日本車全てにもこれ位の塊感ある重厚な車造りをして欲しいものです。値段もまぁまぁだと思います。高すぎず・安すぎず、レクサスブランドの価値を崩さないギリギリのラインだと思います。
レクサス入門編の車としては良い車だと思いますし、プレミアムコンパクトとして日本車からデビューしてくれた事は素直に評価したいです。今後、この車の売れ行き次第で他社の動きにも期待出来る1台だと思います。
不満な点
エクステリアデザインのBピラーから後ろのデザインがダサい。特に後部ドア窓の中途半端な絞り。余計にリアが狭く見えてしまう。しかも変に曲線を描いた窓なので、安っぽく見えてしまうこと。レクサスなのにパッと見た目、真横から見ると「マツダ・アクセラ」と見間違えそうになる。ただこれに関してどう感じるかは人それぞれなので、意見が別れると思いますが、自分の美的センスからしたら「否」です。またリアのデザインも変。かつてのカルディナのリアのデザインをそのままに上からプレスして圧縮させたようなデザイン、これも個人的にはイヤですね。アクがあり過です。せっかく前面は比較的ハンサムで上品な顔をして、センスの良い運転席周り(内装)をしているのに、貧相で無理矢理感剥き出しの後ろ姿とのギャップを感じずには居られません。実に勿体無いでですね。何だか昔あったアニメのキャラで居た「びんぼっちゃま」みたいです。
また、プリウスと全く同じメカニズムを搭載した事だけあり、燃費を考えている為か、運動性能が優れているとは思えません。伸びのある気持ちよい加速感がかなりスポイルされています。この辺りはA3の方が圧勝です。この車がHVではなく、ワーゲンやアウディの様に、小排気量&ターボで武装した車ならきっと面白いだろうに…と思ってしまいます。中途半端にHVにした事で運転する悦びがそこまで感じられません。「トヨタの影」が見え隠れしてしまいます。しかもHVがそこまでエコだとは思わないですし…。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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