ランボルギーニ カウンタック のみんなの質問

解決済み
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昔、カウンタックというスーパーカーは誰がデザインしたのですか?

ベルトーネがしたのはいいですが?マルチェロガンディーニでなく若きジョルジェットジウジアーロではないのでしょうか?

根拠は、いすず117クーペ、ロータスエリート、トヨタ スターレットに一貫性が有ります。

初代ゴルフまで面と面のつながりは素晴しくイタルデザインの進化と思います。

補足

:皆さんありがとうございます。 ベストアンサーはでてますが、どうしても25%ジウジアーロの血が入ってると! オーナーさんも交えてもう少しこの質問にお付き合い願えませんか? エーリアルール、NACAダクトの解説もお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

カウンタックは、ガンディーニがデザインしたで、間違いはないね。

ガンディーニはミウラもデザインしたと言われているが、ミウラは、ジウジアーロが、自分のデザインしたコルヴェアとかフィアット850とかをベースに膨らませていたスタイルで、それにガンディーニが付け加えて(ガバッとひらくフードとかのデザイン)完成させた。だから、ミウラは、100%ガンディーニとは言えない。65年にジウジアーロがギアに移って、代わりにガンディーニが入ってきたから、ガンディーニとしては、ジウジアーロの未完成の作品を完成させたという感じだったのだろうと思う。

でも、66年から70年代の終わりまで、ベルトーネのコンセプトモデルは、ガンディーニが全部デザインしている。だから、カウンタックは、ガンディーニの作品で問題はないだろう。

確かに、ロータスエリート(というか、エスプリかな)と、カウンタックは、平面ガラスを使ったりなんていうところが似ているように思えるのだが、ジウジアーロは、断固として、ホイールハウスは半円デザインだ。後、真横からジウジアーロの車を見ればわかるのだが、ジウジアーロのデザインは、フードとウインドシールドの角度が、かならずウインドシールドの角度がフードよりも立っている。これは、ジウジアーロのデザインのコンセプトが、ズバリ、面と面の融合だからだ。マセラティのメラクとか、アルシオーネSVXとか、パンダとか見れば、面と面の微妙な組み合わせでできているとわかるだろうね。

反面ガンディーニは、リアホイールハウスは、カウンタックや4代目のクワトロポルテのように直線基調のデザインをしてみたりとか、ミッドシップの車は、フードとウインドシールドが同じ角度で、ルーフまでつながっているシルエットを好んで使っている。ガンディーニは、面で捉えずに、線で捉えるデザインなんだ。ガンディーニのデザインした車は、横から見ると、車にひとつの基本になる線が出る。カウンタックとか、ストラトスは、フードからルーフへのラインが特徴だし、BXなんかは、フードからドアへつながるラインが、リアのデッキにまで通っている。

後、余談だが、ガンディーニは工業デザイナーで、形だけじゃなくて、機構もデザインするんだ。カウンタックのドアとか、ストラトスのスイングするサイドウインドーとか。反面、ジウジアーロは、生粋のデザインで、後はエンジニアでどうにかしろ的なスタンスが多い。SVXのグラスキャノピーなんか、デザインしたのはいいが、できるとは思っていなかったようで、スバルが本当に形にしたら、「本当に作った!」と感激したっていうのは有名な話だ。

補足にある、エリアルールは、カウンタックなんかよりももっと前に発見された法則だけれど、これを車に適応したのは、単なるプロモーションというか、流行のようなもんだと俺は思うね。
そもそも、車のデザインは、断面積変化が航空機ほど少ないうえ、エリアルールによって空気抵抗の低減が得られる速度域が音速であることを考えると、車にその効果が絶大にあるかというと、これは否。加えてNACAダクトは、誰かの意匠登録や特許が存在したわけではない、オープンソースの技術だった。だから、いろんなデザイナーが、これをそのまま取り入れた。

あと、1/4はジウジアーロという話は、これはないと俺は思う。ただ、ガンディーニの意見が100%カウンタックに反映されたわけじゃないのは明らかだな。カウンタックのプロトであるLP500にはNACAダクトが存在しなかったし、その後のワンオフモデルのL150もNACAダクトがない。つまり、ガンディーニのデザインにはNACAダクトはなかったが、最終的に、ベルトーネの会社の意向が加わって、LP400になったんだと思う。
つーことは、ベルトーネの社内でも、ジウジアーロを意識した意見は結構あったんだと思うね。ベルトーネから飛び出したジウジアーロへの対抗心があれば、ジウジアーロっぽさがちょっとは出てもおかしくはない。

質問者からのお礼コメント

2011.9.17 19:53

おまえの!言い方は?癪に障るけど!全て論理的であり、スタイリングに、デザインに熟知したものである。
Bピラー以降のデザインにベルトーネ社風に従えず?これを機会にジウギアーロは飛び出したのかもしれない?回答者の言う面と面を繋がらせるかつ、ウエッジシェイプ?
エスプリでなく、コーダトロンカのエリートの関連を見たかったがそれも回答のとうり。
ハラマのNACAダクトも取り付け位置から流行と認めざるえない!

参りました!

その他の回答 (3件)

  • カウンタックのオーナーです

    1971年に発表されたカウンタック
    その後色々と熟成されて1974年に発売された
    1965年にベルトーネを退社したことを考えると退社間際まで社内の一線で活躍していたとは考えにくいです
    ベルトーネ在籍当時はミウラには関わったと思いますがカウンタックは殆ど関わっていなかったのではないのでしょうか?
    カウンタックも直線的というより曲線の芸術品ですが当時ジウジアローがデザインしたものはと明確に違います

  • マルチェロ・ガンディーニです!本当!

  • いや、リヤのホイールアーチを見るとシトロエンBXと同じくガンちゃん作だと思う。

    本当のところは知らんけどな。

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