ホンダ ヴェゼルハイブリッド 「乗れば売れる理由がわかるコンパクトSUV!」のユーザーレビュー

虎杖浜のしろくま 虎杖浜のしろくまさん

ホンダ ヴェゼルハイブリッド

グレード:ハイブリッド・ホンダセンシング_4WD(DCT_1.5) 2018年式

乗車形式:レンタカー

評価

5

走行性能
5
乗り心地
4
燃費
4
デザイン
5
積載性
4
価格
-

乗れば売れる理由がわかるコンパクトSUV!

2021.2.15

総評
オールラウンドに質感が高く、手抜きを感じる場面は本当になかった。値段の高さ以外では自分は買っても後悔しない1台だと思う。パワーを重視しながらも、燃費もそこそこ重視(とはいえ軽自動車並み)なのでもう満足。所有満足度は高いことに違いないだろう。燃費を伸ばす手段もマニアックな手法なので完全自分好み。維持費が若干心配か…?(ローン、タイヤ代、車両保険、税金…)購入にあたってのネックがその分野となる。あぁ…欲しいよぉ…。
満足している点
下記以外のほぼ全て。懸念していた燃費もいい意味でそれなりに裏切られた。
不満な点
EV走行の速度上限が低いこと。
故にメーター速度64〜70km/hの間での
巡航では必ず6速で走ってしまうので、
そこだけ燃費悪い!以上!
デザイン

5

・フロント全体の形状が個人的にかなり
好みのデザイン。フルLEDのヘッド
ライトユニットカッコいい。
正直これだけで買い。
(ホンダセンシング非搭載のベースグレードは全て
豆電球のライトである点が残念)
・タイヤサイズは215/60R16でタイヤ交換時
はなかなかの高額となりそう。この太さに
よって、SUVらしい力強さを感じられる。
・フェンダーモールはガンメタリックで
ボディカラーとのコントラストを
感じられる。色使い○
・後席のドアノブ位置はユニークで、
これだけで友達と話のネタになりそう。
・検証グレードはベースグレードで
あったが、特段安っぽさを感じる点は
見受けられなかったし、随所に
ソフトパッドを用いていることやボタンの
押し心地、左右独立式オートエアコン
など、寧ろ高級感を感じるものもあった。
ただし、シートヒーターやAW、
本革巻きステアリングなど個人的に
欠くことの出来ない装備もあるので、
その点はXグレードに期待。
(追記Xグレードの装備、自分好みでした!)
・シフトレバー周りからアームレストに
かけての造形は個人的好み。
また、ドリンクホルダーの仕組みは
感動モノ。作った人天才ですか?
・シートポジションはとても合わせやすく、
ステアリングのチルト・テレスコピック
機能の稼働域は広いが、もう少し上に
上がると良かったなぁ…
・前席シートは硬くも弾力があり、サイド
サポートがしっかり支えてくれるので
身体が揺すぶられにくく、6時間乗った
あとも疲れなかった。
(流石に膝は悲鳴をあげたが…)
また、後席シートも同じ感触であり、
腰痛は発生しにくいと見られる。
身長180cmの人も快適に座れるよう
開発している様で、足元空間と頭上空間
ともに窮屈さは感じなかった。特に
頭上空間に関して、同クラスのライバル
車種では天井に頭が接触してしまうことが
あるが、手のひら3枚程度の余裕を
確保している。(流石に真ん中の座席は
頭が接触したが…)
走行性能

5

・静粛性については平均的で丁度いい。
夏タイヤならもっと静かなのかな?
・視界の広さは悪くはない。寧ろライバルと
比較して良い部類。A・Cピラー周りに
少々死角があるが、許容範囲レベル。
・車幅は軽自動車より約300mm程度拡大
しているが、取り回しにくさは感じない。
うっすらボンネットが見えたりして、
車幅感覚が掴みやすいのだろうか。
・ブレーキは最初から割と効くタイプ。
クセがなく、遊びがないので好印象。
非常時もしっかり効いてくれた。
また、ブレーキホールド初体験であったが
快適過ぎて手放せない装備になりそうだ…
・アクセルも柔らかくなく、長距離ドライブ
に向いた反発力であった。また、RFPは
感触が独特で、カツっと何かに留まった
ような挙動をみせる。面白いしエコ運転
極められそう。ただアクセルワークに
対するレスポンスは鈍感で、ひと呼吸
おいて反応してくる印象。
・最小回転半径は5.3mであり、曲がらない
印象はなかったものの、やはり駐車時は
多少の切り返しが必要となりそうだ。
駐車のしにくさは感じなかった。
乗り心地

4

・足周りは硬く、道路の大きめの穴ボコに
対して「ダンダン!」と強い衝撃がくる。
しかし全体としては不快なものではなく、
むしろ路面の情報がわかりやすいとも
解釈できる。
・高出力で、踏み込めばキレイに上まで
回る痛快なエンジン。ハイブリッド車
ということを忘れさせ、とびっきりの
高揚感をもたらしてくれる。キモチいい!
エンジン始動時はジリジリという独特な
インジェクターノイズを発する。
65〜70km/h巡航回転数は約1800rpm/min
(追記:回転数を見るに、6速巡航の回転数と思われる。70km/h前後なら7速に入るのでもう少し落ちるはず…?)
・モーターは車重に対し非力であるが、
EV走行で巡航する分には問題ない。
加えてエンジン同時出力時には、
強力なアシストで強烈加速をもたらす。
ただしEV走行の速度上限が約63km/hと
個人的に少々物足りない。
(下り勾配等は70km/hでもEV走行可)
・変速機である7速DCTは極低速域で若干
ギクシャク感は残るものの、通常時は
小気味よく変速するため、車の流れに
乗るのも容易。また構造上MTが元という
こともあり、定速巡航は安定している。
・直噴i-DCDの制御は概ね満足ではあるが、
EV走行の速度上限設定がパワー重視の
ための仕様と仮定すると残念極まりない。
エンジン走行の比率が増加し、EV走行の
比率が減少するため、バッテリーを放電
する機会が少なく、充電走行し続ける
ため、慢性的にバッテリーが満タンに
なりやすい。そのため、ハイブリッド車の
キモである回生ブレーキがうまく機能
しないケースが頻発しやすい。
良く言えばエンジン車らしい自然な
フィーリング、悪く言えば効率を突き詰め
られていないハイブリッド制御と言える。
(ただし、後述の通り燃費は悪い訳
ではなく、寧ろ良い数値を叩き出す。)
積載性

4

・ラゲッジスペースに不足はなく、後席を
倒せば傾斜はそれなりにできるが、
ハッチ側を頭に斜めに寝れば快適な車中泊
が出来そうだった。早く車中泊行きたい。
燃費

4

・ホンダレンタカー札幌→イオン滝川
22.6km/L
定速巡航約55〜65km/h(EV比率3〜4割)
※走行の8〜9割程度前走車(トラック)の
後ろをついていった。
・イオン滝川→自宅
24.7km/L
定速巡航約55km/h(EV比率5割)
・自宅→イオン滝川
21.8km/L
定速巡航約65km/h(EV比率3割)
・北竜ひまわりIC→秩父別PA
20.8km/L
定速巡航約80km/L(EV比率0割)

○全体平均燃費(走行距離262.5km)
22.5km/L

○オカモトセルフ当別給油時(満タン法)

236.1km ÷ 12.0L = 19.675km/L

ギリギリ給油のため恐らく正確ではない…
このギリギリ分の燃料を入れていないこと
とし、給油量を10.5Lと仮定すると、

236.1km ÷ 10.5L ≒ 22.485km/L となる。

※どの記録も空調OFFもしくは温度Hi風量1
また、特に表記がない限りメーター読み

【参考】
JC08 モード燃費:23.2km/L(2種共通)
WLTCモード燃費:19.6km/L(ベース)
19.4km/L(X)

・みんカラ等に投稿されている実燃費を
見て、実燃費が20km/Lを越えることは
ないと思っていたが、今回の結果より、
自分の使い方なら燃費に心配ないことが
判明した。また、冬季の暖機運転はEV
走行の仕様と自宅から他の町へ出ることを
考慮すれば好都合で、エンジンは十分に
暖機できると予想する。他の町に入る頃には
排気量も相まってEV走行できる水温に
なっていることだろう。

(追記:ハイブリッドX試乗時、EVならない病の発病と寒さと6速巡航多めのためか燃費が思うように伸びなかった。それでも最終的に21km/Lくらいだったかな?7速巡航すればもっと伸びそう!)
価格

-

取り急ぎレンタカーのため無評価。
相対的な価格水準、要するにコスパは抜群!
ライバルに比べて質感高すぎないか?(笑)
しかし絶対的な価格水準としては自分は
高いと感じる。なんせ手取り10万の人間だからねぇ…

(追記"令和元年式 ハイブリッドX 四駆 の
約4万キロが200万を安いと思えるかどうか…。)
故障経験
レンタカーのため無評価

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