ホンダ ヴェゼルハイブリッド 「電気システム満載だが意外な印象のクルマ」のユーザーレビュー

電気システム満載だが意外な印象のクルマ

2017.3.20

総評

・電気システム満載で、いじるところが豊富にあって楽しいクルマではありますが、トルコンに始まって、ライト、ワイパー、ドアロックの自動、次にハイブリッドの停車中のエンジン自動停止、更に現行型ではセンシングシステムによる各種安全機能と、そこまで必要なのかと最近のクルマには考えさせられるものがありますね。超高齢化社会を見込んだのでしょうか。
・自分が乗っているのは中古であり、癖が若干あるかもしれませんが、これまで乗って来たクルマと比べ特徴が多いです。途中の各種リコールも知らなかったし、マイナーチェンジでサスが変わったらしいということも知りませんでした。
・宝石のような多面体の外観と美しい内装のある印象と、乗ってみて走ってみたときの印象が見事に違う感のする不思議なクルマです。
・そのスタイルから乗り心地が良さそうで実は悪かったので、お勧め度は中くらいです。

満足している点

・妻の通勤と、自分の週末遊びや買い物のために中古で購入しました。
・何カラットかの宝石のようにプレスされたボディは立体的でどこから見ても美しさを感じます。
・ミスティグリーンパールの色は特にお気に入りで、大人っぽさを感じさせてくれます。かつジャズブラウンの内装色もお洒落でいい感じです。
・電動システムが満載で、各種操作が楽しくなるクルマです。
・スマートキーシステムは、ドアのボタンも押すことなく開錠できる便利なもの。
・オートブレーキホールドは、混んだ勾配のある道路や駐車場で威力を発揮します。右脚が休めます。
・インテリアで特にセンターコンソールはシンプルで色やデザインが美しい。
・クルーズコントロールは長距離では運転の負担軽減になります。但し、混雑度によってはブレーキ操作が遅れ危険なこともあるので、道路状況によります。
・ＤＣ１２Ｖソケットが３か所もあるので、ドラレコ以外にも色々と使えます。

不満な点

・最も気になるのは、サスの固い乗り心地。最初の印象は、これはトラックかレーシングカーか？と思ったほど。妻は特に気にならないようですが、自分は市街地の細かいデコボコをいちいち拾う固い乗り心地には最初気分が悪くなりました。
・エンジン作動時のショックとその音。エンジン音は車内によく届くようで、走行中も始動するとすぐに騒音として分かるものです。トヨタ系のハイブリッドに比べ、エンジンの作動範囲は多く、音や振動も大きいようです。
・高いシートポジションから来るペダル位置の違和感。ペダルまでの距離は同じなのに、角度が違うためか、特にブレーキペダルは近くに感じます。斜め横から踏むのではなく、上から踏む感じ。これもトラックか？と思った次第で。
・リアクティブフォースペダル。これが利くとアクセルが重たくなります。いつもゆっくり踏む自分にとっては邪魔な機能です。当初なかなか加速しないと思ったらこれが原因でした。スポーツモードでは作動しませんが。
・パドルシフト。これはいつしか日産車のものと比べると、エンジンブレーキを利かせようとするのに、ちっとも利きません。下り坂でこれをカチカチやっていると、すこし経ってから若干利いているのかな、という怪しい感じです。
・フットブレーキ。赤信号で止まろうとすると、同じ踏み力で、最後の数メートルですっと伸びる感じがあります。その数メートル手前では、ブレーキ力を強めないとスムーズに止まりません。
・センターコンソールのＵＳＢ、ＨＤＭＩ接続端子はメーカーオプションなのが残念。
・エアコンパネル。操作時の接触がスマホのようにツルツルで、隣のスイッチとの境界がないので、運転中の操作が難しい。スイッチはカチカチといった操作感が欲しいところ。助手席と別にできるコントロール機能はいい。
・シフトレバーのＰボタンも、パーキングブレーキも電動ボタンなので、なんでいつも停めるときは２か所もブレーキ操作するんだ？という疑問が湧きます。ハンドブレーキのような、掛かっている感がありません。
・燃費は市街地で１９ｋ/ｌ程度。トヨタ系のハイブリッドとはシステムそのものが違って、比べる由もありませんが、もうちょっと頑張って欲しかった。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験