ホンダ ストリーム 「ＦＦなのに、雪道で抜群の安定感です。同じ...」のユーザーレビュー

ＦＦなのに、雪道で抜群の安定感です。同じ...

2002.12.26

総評

ＦＦなのに、雪道で抜群の安定感です。同じＦＦでも、家族が使っているヴィッツはヒョコヒョコしてしまうので、雪が降るとストリームが狙われて、困っています。維持費を気にして昨年ストリームに買い替えましたが、燃費もそこそこで、高速を使って遠くに行くときなどはリッター１２キロ程度まで伸びます。エンジンは低速では少しザワついていますが、全体的には非常に滑らかで４気筒とは思えないほどです。家族をのせていても、アイドリングではエンジンが止まっていると言われるくらい静かです。もっともリッターカーや、前に乗っていたディーゼルとの比較での話ですが。　特にスポーティーなグレードでもないですが、山道でもかなりハイペースで走れるのには驚いています。大昔に乗り継いだマーク２やスカイラインよりも安心して山道を走れます。それだけ素人でもそこそこ走れるということなのでしょうか。出足がゆったりしているのは、雪道でありがたみを感じる反面、高速の料金所では少しまだるっこい思いをしています。しかし、中間加速は結構速く、高速の追い越しが非常に楽です。ただし加速がスムースすぎて、スピードが出すぎることもしばしばありますので要注意な車です。これまでのほとんどの国産車が１万キロを超えるあたりでなんらかのトラブルや異音が発生してきたのに比べると、ストリームでは劣化がほとんど感じられないのにも感心しています。ただしだからといって遮音は決してよくないようで、雪道走行での後輪の跳ね上げた雪塊がタイヤハウスに当たる音は結構なボリュームで響きます。この辺はシビックという大衆車ベースであるところが出てしまうようです。

満足している点

１２月になって、雪の降る日が増えました。早朝通勤をしているもので、雪道にはなれているとはいえ、運転には結構苦労しています。ストリームで関心なのは雪道での安定度がとても高いことです。これまでは四駆のパジェロに乗っていましたが、ディーゼルへの風当たりが強くなったのと、軽油がいくら安くても、リッター７キロにも届かない燃費で、維持費もバカにならないのでストリームに買い替えました。パジェロにも３年乗りましたが、雪道での安定度はストリーム（ＦＦ）のほうが上かと感じています。特に、大雪のあとの轍をうまくなぞりながらの運転では、ストリームの方がはるかに神経を使わず安定した走行ができるのです。それからスタート時の安定度も上です。これはＢＳの最新のスタッドレスの恩恵もあるでしょうが、パジェロの時のような、すべりながらも強引に加速するようなことがなく、自然にスムースに加速します。ＡＢＳのききもバランスよく、踏んだ感覚とＡＢＳの動作、止まるまでの距離感がとても自然です。その点、重量級のパジェロではどうしても制動距離が感覚よりも長くなっていました。　デフロスターの利きも十分で、視界確保に不安を感じたことがありません。　通勤だけでなく、長距離ドライブも時々しますが、シートの出来が期待以上というか、自分の体型にはあっているようで、長時間ドライブでも腰がいたくなるようなことはありません。運転席のフィット感では、いままで乗った１０数台の国産車の中ではベストです。

不満な点

ジグザグのシフトは欧州車ではやったモノをコピーしたのでしょうが、ゲートの節度感などにまだ洗練さが欠けています。操作に困ることはないですし、まだ多くの他社のミニバンが採用しているコラムシフトよりは使いやすいですが、まだ欧州車のようなシャキッとした感じがありません。この程度の仕上がりだったら従来型のストレートのシフトゲートでもよかったのではないでしょうか。　あとは細かなことですが、ウインドシールドが特大なのでワイパーの形状も特殊なため、妙な拭き残りがでます。雨のときはそれほどでもないのですが、雪のあとの走行ではドロ水がそこだけ残って、やけに気になります。あとは、グローブボックス上にも便利な収納スペースがあるのはよいのですが、
家族を乗せるとここにいろいろなモノを置きっぱなしにして、ひどいときはゴミ箱がわりにされてしまうのには困っています。フタ付きなら、多少不便でもゴミ箱化することはないのでしょうが・・

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験