ホンダ セイバー のみんなの質問

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ヨコハマ・アドバンネオバなどのハイグリップタイヤについて質問です。

・ここにFFのクルマがあります。

・そのクルマは純正状態でリアのスタビライザーのバネレートがフロントのそれより相対的に高く設定されており、コーナーリング中、深舵を切るにしたがって荷重移動量によりリアの左右合計グリップがサチュレートしていき、結果、(アンダーステアでなく)実に美しいニュートラルステアの挙動を見せます。
・そのクルマのタイヤは、ミシュランのエナジーセイバー+で、普通のグリップ力のタイヤです。

○ここで、このクルマのタイヤを4輪ともハイグリップタイヤに変更したとすると、コーナーリング特性はどう変わるのでしょうか。

・ハイグリップタイヤのハイグリップたる所以は、あるスリップアングルに対するコーナーリングフォースが普通のタイヤに比較して大きいということかと思いますが、それ以外にも、荷重に対してグリップがサチュレートするポイントが高い(=普通のタイヤに比してより高い荷重までグリップ力がリニアに増加する)、ということもあるでしょうか。
・もしそうだとすると、このようなクルマにハイグリップタイヤを履かせてしまうと、「荷重増加に対するグリップの意図的なサチュレートが(全くではないにせよ)無効になってしまい、純正状態で狙ったニュートラルステアの味付けが無効になってしまう」といったことが起きるのではないか、という疑問があります。自分なりにいろいろ思考しているのですが結論が出ません。

・この「ニュートラルステアの味付け無効」が起きるのか、それとも、「ハイグリップなんだからよく曲がる」という風に単純に考えた方が良いのか、教えていただけますでしょうか。よろしくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

リクエスト外ですみません。


質問文の冒頭の内容から察するに、フランス車かと思います。
私もフランス車乗りで、私の車も同じようなコーナリングの気持ちよさを持っていますが、純正はやはりミシュランのエナジーです。
一度、ダンロップのハイグリップを試しましたが、
結果は、アンダーが強くなりました。

何故なのかを私なりに考えると、
市販の乗用車用ハイグリップタイヤは、トレッド面のベルトとサイドウォールを強化することでタイヤの捻じれに対する弾性力(ヒステリシス摩擦力)を上げて、高いコーナリングフォースを出しているように思います。
すると、当然、コーナリング中の接地面のグリップ領域では「元に戻ろう」と踏ん張る力が強くなり、その結果、純正タイヤ以上にロールが深くなり、その結果、アンダーが強くなった、のだと思います。

けれど、グリップの増加に見合ったバネとダンパーのセッティング、前後の空気圧バランスを取り直して煮詰めて行くと、ニュートラルに戻るのかもしれません。
また、ハイグリップと同時にインチアップしてタイヤ幅を広げた場合、リアについてるネガキャンの設定も見直さないと横幅を十分に生かせないので、結局あーでもないこーでもないが続き、私は純正に戻しました。
(・・・フランス車やドイツ車の場合、メーカーのテストドライバーがそのタイヤを純正に選定した、というのはそれがベストのバランスだから、ということでしょう)


また、
FFをFドリ車にする一番簡単な方法は、
リアにツルツルになって捨てられているようなエコタイヤを履き、リアだけ空気圧をパンパンに入れ、リアのトーを目一杯アウトにすることです。
これの逆は、
リアにフロント以上のグリップのタイヤを履き、低めの空気圧で、リアのトーをインにする。・・・これで、ドアンダーになる。

ということは、
タイヤの前後のグリップバランスと、前後のバランスがいい空気圧(フランス車の場合、1~2名乗車の場合はリアが0.1~0.2低い)、リアのトーインは僅かで、タイヤサイズとロール量に見合ったネガキャンをつけ、それに見合ったバネとダンパーとスタビのセッティングをする。
・・・がニュートラルになる。
ということではないでしょうか?
なので、どこか一つがずれると、再び全ての個所のバランスを取り直すことになると思います。

質問者からのお礼コメント

2019.2.26 21:24

みなさんのご回答に感謝していますが、その中でも、具体的な事例をご紹介いただいた方をベストアンサーとしました。私の質問事項にいちばんまっすぐ向き合っていただいたのも理由です。

その他の回答 (5件)

  • ハイグリップは履いたらよく曲がる、です。
    そして、ハイグリップ用のセットにすればさらに曲がります。
    重要なのはどのタイヤを履いてどう動いて欲しいかを、自分で知ることです。
    メカ的に詳しいようですのでそちら方面はお任せするとして、ハイグリップタイヤといっても銘柄ごとに性格が違います。
    それに合わせて足のセッティングを変える、といった方がオススメです。
    まず履いてみて、自分の納得のいくタイヤを見つけてください。

  • 市販車は普通どの車もアンダーステアに設定されてます。アンダーステアだからこそ、ドライバーが操作を加えて自分の意志でニュートラルにしたり、オーバーステアにしたりできるのです。ドライバーが何もしないで勝手にニュートラルの挙動を示す市販車はありません。

    ドライバーが、スピードやコーナーの大きさや路面のμに合わせて運転操作を加減をするからニュートラルな挙動を作れるのであって、どんな状況でも車まかせに美しいニュートラルの挙動を示すなどというのは有り得ません。それは車の動きが素直なので、ドライバーがニュートラルっぽく感じるというだけのことです。

    フランス車のことは知りませんが、もし基本の特性が本当にニュートラルで、ドライバーが何もしないのにニュートラルな挙動を示すというなら、リアの限界が低く、高速ではより不安定になると思います。どんな速度帯でも常にニュートラルを示すということだってあり得ません。

    ニュートラルな特性にするため、ロール剛性配分を後ろ寄りに設定するというのは理屈に合ってますが、ほかにサスペンションアームの設計やコンプライアンスステアでの調節もあるので、どうしてスタビライザーの影響と言い切れるのか、それも不思議です。

    ハイグリップタイヤを履いても、前後同じ銘柄、サイズなら大きく操縦性が変わることはありません。ハイグリップタイヤを履いてアンダーになったと答えてる人もいますが、それはハイグリップタイヤを履いて、限界の低かったリアがもう少し高い速度まで粘るようになったというだけで、基本特性が変わったわけでもないと思います。

    メーカーがニュートラルな味付けを狙って、グリップの低いタイヤを純正に選ぶようなこともしませんし、ハイグリップでその味付けが無効になるという考え方もおかしいです。

  • エナジーセイバーでニュートラルステア?フランス車かな?
    国産のプアーな足では、考えられないですね。
    簡単に言えばリアのグリップの方が、上がりやすいのでアンダー
    方向です。フロントの方が、仕事が多くグリップの恩恵は、小さ
    いですからね。
    余談ですが、フェラーリもアンダーステアですよ。30㎝幅のトッ
    プクラスのハイグリップタイヤの上に、巨大なエンジンが乗って
    いるわけですからね。これを打ち消す腕が無ければ、ただのアン
    ダーステアの車。って事に成ります。

  • リクエストありがとうございます。


    さてさて、質問文の内容から…
    『美しいニュートラルステアの挙動で、
    それが、前後スタビの設定でもたらされる』とのことですが…

    いわゆる、オンザレール感覚の乗り味を指すと思われますが
    イコールニュートラルということではないと思うのです。
    頭から否定するつもりはなく、いろいろ思い巡らしますが
    文面からはイメージが難しいですね。


    そしてそれがスタビ(初期設定)でもたらされるか、なのですが
    スタビを弄ったらこうなった、とかだったら分かるんですが
    メーカーの初期設定の中で、特にスタビが要因なのかどうか
    そこはなんとも言えないと思います。

    前後のロール差によるステア特性の変化は
    コイルスプリングの前後バランスと
    スタビライザーの前後バランスの双方が関与し、
    そのトータルバランスで決まります。

    さらに過渡状態(ロールが一定状態になるまでの途中)では
    前後ダンパの固さや、サスペンションアームの動きも絡みます。
    その乗り味が、スタビの前後差だけで決まる訳ではありません。


    さらにコーナリングには
    入り口から出口まで段階的に挙動が移り変わるもので
    乗り味はステア特性だけでなく、ヨー特性にも左右されます。

    ヨーの立ち上がり、減衰にはシャーシの特性
    (ホイールベース、重心位置、重心周りの慣性モーメント)
    とブッシュ+タイヤ★の特性(≒等価CP)、特にその前後バランス、
    それに車速、サスペンションの特性が関わり、
    LSDが入るとその特性も加わります。

    俗に、曲がらないのがアンダーステア、
    巻き込むのがオーバーステアと言ってますが、
    あれは本来の工学的ステア特性のことではなく、
    むしろヨー特性と運転操作のバランスによる
    アンダーヨーイング(車速に対しヨーが足りない)
    オーバーヨーイング(その逆)
    のことを指してることが多いです。


    まあ、そこは時間もないので総括はこの程度にして
    タイヤを変えるとこの乗り味が損なわれるか、ですが、
    厳密にいえば、個々のタイヤで乗り味は皆違います。

    僕は走るときはポテンザ、ときどきネオバですが
    普段はコンフォートレベルが多いです。
    タイヤは靴を履き替える様に履き替えています。

    コンフォートからスポーツタイヤに変えて
    感じ易いのは絶対的なグリップの違い
    サイドウォールの剛性、そこからくるレスポンスの違い
    体感するすべてにおいて速度域がワンランク上がります。

    乗り味も微妙に変わりますが
    おおまかには元の乗り味は残りますよ。
    ある部分は誇張され、ある部分は潜める感じかな。
    それがタイヤで若干違う、程度です。

    その違いもすぐ慣れますし、元にも戻せる訳ですから
    ご自分でいろいろ試されたらいいと思います。

  • ・リヤのスタビが相対的に硬いのなら、
    ハイグリップほどオーバー傾向になります。

    ・ハイグリップタイヤのハイグリップたる所以は、あるスリップアングルに対するコーナーリングフォースが普通のタイヤに比較して大きいということでもないです。スリップアングルは大きいがグリップがサチュレートするポイントが高いタイヤもあります。経験的に、YHやTOYOはBSやDLよりもスリップアングルが大きい感じがします。

    ・ニュートラルを狙いたいのなら、タイヤに合わせる必要がありますね。でも、WETになるだけでグリップレベルが低い状態になるので、ニュートラルにならないですね。DRY路面でも、アスファルトの目の粗さでグリップも変わります。
    結局、路面状態でバランスが変わるので、あるろめんい合わせてバランスをとるのです。
    で、路面違い等のある程度の車両特性の違いは運転操作でカバーする感じです。

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