Michelin Energy Saverはなぜ高評価なのか？一般走行での使用で良いタイヤは何ですか。と聞くと、ほとんどの方がミシュラン エナジー セイバーが良いと言います。高評価の理由を教えて下さい

Question

厳しいタイヤテストをクリアしたから？コストパフォーマンスが高い？寿命が長い等
だからですか？

Answer 1

国産メーカーのエコタイヤは、転がり抵抗を減らして燃費を稼ぐ設計になっています。

つまり、転がり抵抗を減らす為には乗り心地が硬いタイヤになりがちで、ウェットコンディション等でのブレーキ性能はエコタイヤではない（普通の）タイヤよりも劣ります。

勘違いされている方が多いと思いますが、国産メーカーのエコタイヤは乗り心地が硬い割には磨り減るのが普通のタイヤよりも早いです。
（全般的に寿命は短い）

ミシュランのエナジーセイバーはTREADWEARという磨り減り難さを示す指標が480もあるタイヤです。
普通のスポーツタイヤだとTREADWEARは、240～280でもいい方なので、その倍位は長持ちする可能性はあるという事です。
（使用条件によって異なるので、必ずしも倍になる訳ではありません）

BSのエコピアEP100でも400あるので、それなりには長持ちする筈なのですが、実際にはBSの普通のタイヤと比較するとかなり早く磨り減ります。

磨り減り難いだけではなく、タイヤの基本性能の「走る、曲がる、止まる」が国産メーカーのエコタイヤよりも優れていて、グリップやブレーキ性能も上回ります。
（特に、雨の高速道路等のウェットコンディションでは優れている）

欧州メーカーのタイヤらしく、ロードノイズが若干大きめなのが短所と言えば短所なのかもしれません。

個人的には、BSのREGNOやPOTENZAの乗り心地の硬さから比べると硬いとは思いません。
乗り心地の好みは個人差があると思いますが、BSのタイヤのような不快な硬さではないと思います。

質問者からのお礼コメント

皆さま回答ありがとうございました。文字数が多い方をベストアンサーとさせていただきました。グリップ性能と耐久性や耐摩耗性能を両立したタイヤなんですね。
他のタイヤとの比較データからMichelin Energy Saverの凄さがわかりました。

Answer 2

このタイヤ最近使ってましたが、以前の同じミシュランのパイロット・プレマシーだったか、同サイズのものと比較してシナヤカでしたね圧倒的に。ま、磨り減った旧タイヤと柔軟性タップリの新品を比べるのはチト無理が有りますが、造りだけ見ると中央部の溝が浅くて肩の部分は深い、つまり肩の部分は剛性低め、中央部は剛性高めの造りです。よってカーブでハンドル切った際「スッ！」と気持ちよく向きを変えてくれるわけです。普通タイヤは均等の溝の深さなので、これは意外でした。この違いが高評価に繋がってるのかもしれません。普通はこうなってないので、スッと向きを変えてくれないものです。
他はあまり気付いた点は有りません。上に挙げた点が特に「良いな、これ」と感じた点です。

Answer 3

そんな好評価かな

音がうるさいとか乗り心地が悪い代わりに走行性能やウェットグリップや耐磨耗性がいいからです。

高速走行を重視する欧州タイヤと低速での音や乗り心地、燃費を重視する国産タイヤの考え方の差だけだと思うね

実際、エナジーセーバーを何も知らずに履き替えた人で、「なんだこのウルサイタイヤは」っていって二度と買わないって言った人もけっこう知っている

Answer 4

いろいろあると思いますが、一番はっきりわかるのはこのデータかと思います。

2009年のタイヤテストの結果です。

http://www.tuv-sud.jp/auto/pdf/tirebenchmark2009.pdf

ヨコハマ アース１などと比べて、燃費以外全項目でトップになっていました。