デイズルークスを買った人に質問です。タント、エヌボックス、スペーシアがありますが、なぜデイズルークスを買ったんですか？ 理由を詳しくコメントしてもらえるとうれしいです。

Question

Answer 1

スーパーハイト系についての私見です。
※知り合いからの購入相談を受け、情報収集や試乗（タント以外）をしてきました。

先ずは、ピラーレスのタントは論外。試乗する時間すら惜しい。
前モデルでは雨漏り、歪み、左側ドア関係の不具合等の報告多数あり（ネットで検索すれば、いくらでもヒットしますよ）。
メーカーの良識を疑います。「ボディー剛性には問題ない」？？？
→じゃあ、次期モデルは是非とも両側ピラーレスに挑戦してください、ダイハツさん。
※JNCAP側面衝突試験のある「運転席側」は、ちゃっかりとピラー有り。


デイズルークスは、室内長・室内高ともにクラストップ（あくまでもカタログ数値上ですが）。車自体も無難な仕上がりです。後出しだけあって、モニター付きミラーや天井の後席送風機など、他車には無い装備があります。さらに、後席の座面長が最も長いのも美点。
また、ワンプッシュ式パワースライドドアは、スライドドアの「秘孔」を突くだけで、一発で作動するのも大変便利な機能です（スズキの後出しではありますが）。
※この機構が無ければ、毎回「ロック解除」→「スライドドアのノブを引く」という手順が必要です。


Ｎボックスは、足回り系の塗装を省略している（当然ながら、鉄製のアームがすぐに錆びる）という、信じられないような手抜きをしていました（報告多数あり。現在改善されているかは知りません）。また、装備の割に高い価格設定であるうえ、重心も高いため、走行性能はこのクラスの中では「下」。
エンジン音もやや大きめ。


スペーシアは、軽量ボディー（軽いのに、全く緩さはありません）＋エネチャージ（発電機に食われる出力は、案外、馬鹿にできません）で、動力性能と燃費の両面で、頭１つ抜けています。
デイズルークス同様、大変便利な「ワンプッシュ式パワースライドドア」あり（こちらが元祖ですが）。
すごいのか無駄なのかは不明であるが、運転席から届く範囲にティッシュBOXの収納場所が２か所あり。


【まとめ】
私がハイト系の中で選ぶとすれば、燃費と動力性能のスペーシアカスタム、デザインが好みのデイズルークスHS。この２車で迷いますが、実を取ってスペーシアカスタムでしょうか。

「百聞は一見にしかず。」
本気でご購入を検討であれば、最終的にはご自身で各車に試乗されることをお勧めします。


※ただ、これら全車に共通して、後席の背もたれが異常に低い（観光バスの補助席レベル？）という大きな欠点がありますので、大人が後席に乗る際は必ずヘッドレストを引き出すことをおすすめします（追突されると、頸椎損傷→下半身不随 のリスク大）。

各メーカーさんへ
シートアレンジよりも、まずは、座ることを優先したシートを作ることの方が大切だと思います。
この手の車でも、リアシートはほとんど「座るため」に使われるのですよ。先ずは「安全・快適に座れるシート」ありきで、それからシートアレンジの知恵をしぼってください。
アメリカでは、こんなリアシート、怖くて出せないでしょう？