ホンダn-one(jg3)RSの足廻りの交換についてです。 純正サスペンションから、車高調やダウンサスに交換し、車高が下がった場合、ホンダセンシングに何か不具合が起きますか。

Question

起きた場合の対処法はありますか。

Answer 1

センサーの高さが変わると本来の動作にならなかったり、動作範囲が狭くなる可能性があります。

タイヤの減り、タイヤの空気圧の変化、搭乗者の人数によって、センサーの高さが変わることは想定されていますが、明らかに車高が下がると想定の範囲を超えますので、理想的な動作にならない可能性は十分にあります。
設計上、車高を下げることは想定されてないと思います。
車高を下げた状態で人が大勢乗ると、さらに車高が下がりますので、なおさら本来の動作にならない可能性が高くなります。

道路に起伏や傾斜がある、車線が薄れている、悪天候などの悪条件では、道路の状況を読み取りづらいため、認識しづらくなることが考えられます。
純正の足回りならギリギリ認識できても、車高を下げたことで部分的に認識できなくなる可能性は十分にあります。

【 重要 】

車高を下げても走行性能（旋回性能）が向上する根拠はありません。
道路状態に対して最適化されていれば旋回性能の向上になりますが、調整が不適切だったり、路面状態と調整が合ってない場合は逆効果になることもあります。
調整に関して十分な知識がない、またはご自身で調整の最適化ができない場合は、不用意に足回りを変更しないことをお勧めします。
車高を下げると、ホンダセンシングの正常動作を損なう以外にも、走行性能を悪化させるリスクもあります。
また、足回りを変更したら、アライメントの点検調整を行う必要があります。
アライメントの点検調整を行わないと、本来の性能が発揮できません。
アライメントの点検調整は、『タイヤ館』などのカー用品店で行えます。