低燃費タイヤ実力について

Question

現在オートバックスのプライベート激安タイヤを装着しています。
型番 AB01 175/65r15
ホイールの格好良さに惹かれ、リサイクルショップで購入しました。
タイヤはほぼ新品でイボも残っており、おまけに窒素ガスが入っています。
しかしこのタイヤ転がり抵抗値が12程あり燃費が悪い、とにかく悪い。
インサイトに乗っているのですが、インドの無名タイヤから履き替えでなんと5キロ近く落ちました。現在17キロ交換前は23キロです。
そこで、これを横浜又はダンロップなどで転がり抵抗AAAの低燃費タイヤに組み替えようか検討中です。
ちなみにこのレベルのタイヤは転がり抵抗が7.2となってます。
前のインドタイヤの性能はわからないのですが、友人に譲り、同じインサイトに使ってます。
荒い運転ですが実際20キロの燃費です。
自分の期待では前の22くらいが希望なのですが、あの激安タイヤと比べ結果がでるか心配です.
詳しい方ご教授ください。

Answer 1

タイヤの転がり抵抗低減の影響率は5～20%
市街地の現実的な平均で約10％程となります。

転がり抵抗率が12から7.2となりますので、60％減。
コレに影響率10％で燃費向上が6％となります。
現在17km/lのようですが、6％向上で18km/lが見込めます。

以外にタイヤの影響が少なくびっくりしますよね？
じゃあなんでこんなに燃費が落ちたのか。

実はですね。ホイール形状の空力違いってタイヤの転がり抵抗よりも大きな燃費影響が出るのです。
空力影響による悪化率は40％にも上り、コレは速度が上がれば上がるほどより大きな負荷となって車にのしかかります。
ホイールが重くなったのなら、これも少しの重量増でも大きな負担です。

ホイール、どんな形状ですか？
スポークが薄く、ブレーキが丸見えのホイールなど空力的に見ればゴミに等しく、燃費を考えるなら純正ホイールに履き替えるのが一番効果が高いです。
空力的にはホイールは出来るだけ平らで、出来るだけ開口面積が少ないほうが良いです。
空力を求めるレースカーで開口が大きいのはブレーキ冷却為であって、一般公道を走る車なら、さらにハイブリッド車ならばそれこそ完全に塞ぐことも出来ます。
この辺りはデザイン面で空力屋とデザイン屋がバトルする場所でもあります。

カタログで燃費が一番出てる低グレードは軒並み糞カッコ悪いホイール付けてますよね？あれ、コストダウンではなく燃費を稼ぐためなのです。
デザインでホイールを選ぶのであれば、燃費悪化は諦めるしかありません。

良い例があったので、アクアのサイトを載せます。
http://toyota.jp/aqua/grade/

X-URBANグレードがブチ抜けて燃費が悪いですが、機構的な物に違いはありません。装備しているしているホイールの開口面積を見比べてみてください。
これだけで、3km/lも燃費が悪化しています。
一番開口面積を攻めているGʼsグレードなんて燃費を掲載してすら居ません。
見せられないほど、燃費が悪化しているという事です。

質問者からのお礼コメント

これが現実なのですね。
ホイールも買い替えとなるとさすがにもとがとれません。
今回は諦めます
ありがとうございました。