オートマ車のブレーキがほとんと効かなくなり、バックでガードレールにぶつかった時の質問です。 車はホンダのHRVです。 状況は、登り坂の上にある個人宅に、まっすぐ入って止めていまし

Question

た。

その後、エンジンをかけて、バックにギアを入れてサイドブレーキをはずして出発したところ、ブレーキがほとんどきかず、スピードがあがってきたのでサイドブレーキをかけるも止まらず、ガードレールにぶつかって止まりました。

ガードレールの所有者はガードレール向かいの方に聞いて調べたところ、町の所有物ではないかという事で、電話連絡しました。町の担当者は私の名前と携帯電話番号だけ聞いて、後で連絡しますとだけ言われました。立ち会いますか?と聞いたのですが、一時すぎになるので帰って大丈夫と言われましたが、住所も伝えていないのですが‥連絡はまだきていません。事故はお昼ちょっとすぎでした。

車は20万キロ以上乗っていて、事故現場で帰る時に同じ症状が出たら怖いので、少し平坦な場所で試したら、やはり同じ症状が出ました。間違いなくエンジンはかかっていました。

しかし、一度エンジンを切って再起動すると問題がなくなり、自動車屋さんに持っていくと、エンストしていればそういうことがある、との回答。
ディーラーに電話すると、他にもパーツの消耗などいくつか原因はあるがみないと正確にはわからないとの回答。

もう古いので、車は買い換えるつもりなのですが、この場合、町役場から弁償請求きた場合を考えて、先に警察に見てもらうべきでしょうか?
保険は妻のなので使いたくはないのですが‥。

類似質問をみると、対物で弁償になるのが普通に見えるのですが、ガードレール向かいの方は「ペンキ塗るくらいでいいんじゃないの？」言われましたが‥電話連絡しておく方がよかったんですよね。

よろしくお願い申し上げます。

Answer 1

ガードレールの弁償が、「丸ごと弁償→新品」とするか、「ペンキ塗るだけで済ます」のかは所有者（町？）が決めることなので、向かいの人の「～いいんじゃないの？」は真に受けてはいけません。
で、弁償および保険使用の手続きについて、警察の立会とか事故証明とかが必要か否か？は保険会社に問い合わせてください。
保険会社への問い合わせが、そのまま保険を使うことにはなりませんのでご安心を。
かかった金額をすべて算出し、その後の保険金額の値上がり分も考慮して最終的に「保険を使うか否か？」判断する時間はあります。

で、そもそもの原因ですが・・・おそらく、「ブレーキブースター」が効かなくなっていたのでしょう。古くなってくると、ブースターのバキュームホースにひび割れなどが発生して空気が漏れるので効きが悪くなることがあります。
その場合は「お尻がシートから浮くくらい力いっぱい踏めば効く」ことを忘れないようにしておいてください。

なお、ブレーキブースターの効きの簡易的判別法は下記です。お試しあれ。

１）エンジンを掛けない状態で、ブレーキを何度も踏む。
２）この時、ブレーキペダルの奥あたりから「ぷしゅ・ぷしゅ・・・」と音がかすかに聞こえる。
３）４～５回目からペダルのタッチが重くなり、７～８回目にはゴムを踏んでいるような硬い感触になって奥まで踏めなくなる。
４）踏む力を緩めずにエンジンをかけると、硬かったペダルがスッと軽くなって、いつものように奥まで踏めるようになる。

・・・これで正常です。
ペダルのタッチが何回踏んでも硬くならず何十回も踏めたり、少し硬くなっても、踏み続けていると（エンジンをかけていないのに）奥まで踏めるようになる・・・などなると、どこかで空気が漏れていますので「ブレーキブースター」の修理が必要になります。

※ブレーキブースター・・・エンジンが空気を吸い込むときの、ほぼ真空に近くなる力を利用してペダルを踏む力を増幅する装置。ゴムホースなどが劣化してひび割れるとそこから空気が漏れるので真空にならず、増幅できなくなります。空気の力そのものがブレーキ力になるわけではありません。