楽しい!
本日、試乗。
街乗りと、軽くワインディングを流して、20km程度の短い試乗ではあったが
感想は、ずばり「楽しい!」。
気持ちよく決まるシフト
2010.4.18
- 総評
- 楽しい!
本日、試乗。
街乗りと、軽くワインディングを流して、20km程度の短い試乗ではあったが
感想は、ずばり「楽しい!」。
気持ちよく決まるシフトフィール。
非常にヒール&トゥーがし易い、適切なペダル配置。
適度に締め上げられた、しなやかで軽快かつ安心感の高い足回り。
クイックかつリニアリティが高く、ビシっと狙ったラインをトレース出来る、気持ちよいハンドリング。
スポーティカーとして考えた場合、十分に良い乗り心地。
そして、今まで体験した事のない、モーターアシストの快感。
まさに、「ファン・トゥー・ドライブ」を心ゆくまで味わうことが出来た。
ちなみに、全てスポーツモードでの感想。
(ノーマル・ECONは最初ちょっと試したが、アクセルにダイレクト感が無く、個人的にNG)
ホンダが主張するように、スポーツカーとは呼べないが
スポーティーカーとして考えれば、十分アリ。
低回転域からでも、アクセルを深く踏み込むと、瞬時にトルクがジャンプアップする
独特のフィーリングは、未体験の快感。
タイムラグは、ゼロ。
ターボとも大排気量NAともロータリーとも異なる、不思議な感覚だった。
エコスポーティーカーという新しいジャンルの可能性を、大いに感じた。
このCR-Zの価値は、通常の街乗りの中でも、その走りを楽しめる事。
昔250psのターボ車や、テンロクDOHC VTECなど、元気のいいモデルに乗っていたが
最もエンジンフィールの良い領域は、一般道ではほとんど味わうことが出来なかった。
気持ちよくアクセルを開けていくと、そのフィーリングの良い領域(VTECハイカムゾーンなど)に
達するかしないかの内に法廷速度を軽く超えてしまい、周囲の車の流れ無視の
無謀運転になってしまう(サーキットに行く必要アリ)。
CR-Zならば、法廷速度+αで十分楽しめる。
ビートや、テンロクのロードスターなども、そう言う点では通じるものがある。
環境性能としては、普通の街乗り&ワインディングはそれなりに活発に(ほとんど2速or3速)走り
ディーラーに帰った時には、平均燃費計で17km/Lを超えていた。(試乗前にリセット)
天気が良かったので、エアコンをオフにして窓を開けて走ったが
ニュートラルに入れれば、ほぼ確実にアイドルストップしていた。
楽しく走れて、燃費はフィット1.3Lを軽く上回るレベル。
もし妻子が居なかったら、ぜひとも購入したかった・・・
- 満足している点
- ほとんど総評に記載したが、一部補足。
・(MT限定だが)ニュートラルに入れればアイドルストップするので、普段MTでもATでも
信号待ち時はニュートラル+サイドブレーキの自分にとっては、ピッタリのシステム。
再始動は非常に素早く、ギアを1速に入れた瞬間に掛かるので
クラッチミートに全く影響せず、違和感ゼロ。
・下り坂で、アクセルオフ時でも若干回生ブレーキが入るが、ブレーキを踏むと一気に回生が立ち上がる。
が、フィーリングの変化は皆無。実に自然で、全く違和感が無い。
インサイトのブレーキより、さらに洗練された印象。ストッピングパワーも、加速力・車重に対して必要十分。
- 不満な点
- ・後部座席は、幼児~小学校低学年程度限定と思しき狭さ。
(ただし、この様な車に後席の居住性を求めるのは筋違いなので、ちゃんと理解出来る人間にとっては短所にはならず。)
・後方視界
(確かに見難いが、通常の運転にはなんら支障ない。駐車を考えると、リアモニターが欲しいところ。ただ、慣れれば大きな問題とはならないと思われる)
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験