ホンダ CR-Z 「もっと刺激を！～ホンダCR-Z～」のユーザーレビュー

もっと刺激を！～ホンダCR-Z～

2015.7.11

総評

中途半端さが最初から最後までつきまとう。
あえて初期型の中古を買って自分好みに弄る手もあるが、中古車体もパーツもどれも高い。
エンジン&モーターに至っては、素人が手を入れられるものではないので、弄るコストを考えると、無限の限定車、CR-Z・RZを買ってしまうのも手。かなり高いですが…

とかく、スポーティに走る、その方向で弄るとなると、この車は高価格がネック。
どうしもCR-Zに拘るのならともかく、スポーティカー欲しいのなら、同価格帯で走れる車はたくさんある…と思います。
CR-Z自体、決してポテンシャル低い車ではないのですが…。
色々惜しい車。

満足している点

燃費はそこそこ良いかな？
昔のCR-Xに思い入れがある方なら、これ見た瞬間込み上げてくるものがあると思います。

不満な点

燃費とハンドリング、どっち付かずで消化不良なセッティング。
低燃費車にしたいのか、スポーティカーにしたいのかがいまいち見えない中途半端さ。

乗ったのは初期型だったので、どうセットするかで作りても迷ってた節があるので、今の型なら何とかなってるかも。

塗装のしたからうっすらと見える錆。
乗ったのは4年ほど前ですが、今のホンダの問題は、すでにこの頃から出ていたのかも。

デザイン

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走行性能

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（実際に乗った個体と写真は無関係です）

レンタカーで6MTに乗ったときの話。
モーターアシストがいかにも利いていてガツーンとトルクが出る…みたいなのを想像していたが、それとはまるで違って、大排気量車のようにトルクが穏やかに上乗せされる感覚。
ギヤ比も燃費重視で高めだからなのか、体感的な加速はそれほどでもない。
でも、高速で煽ってきたベンツのオープンカー（SLKあたり）を振り切ろうと全開で踏んだら、わりと簡単に離れて追ってこなくなったので、思ったよりは速いっぽい。

峠道も走る機会あったけど、ハンドリングも「思ったより曲がる」感覚。
もう少し足を固めて粘らせる等、サスのセットを見直すだけでも、かなり楽しい車になりそう。

エンジンとモーターのトルク、ギアのセット、サスに至るまで、「ハイブリッド」と名乗らせる上で、ホンダ社内で何らかのボーダーラインがあるのか、スポーツカーとしてはもの足りず、かといって街乗りも楽しいかというと微妙な感じ。
ただし弄れば化けるポテンシャルはありそう。

一応MTでしたが、シフトの操作感覚は可もなく不可もなく。
ただ、どこから踏んでもトルクが出るハイブリッドなので、MTの必然性はあまり感じなかった。
MT限定で、もう少しスポーティに振ったのを出すとか、やりようはあると思う。

乗り心地

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3万kmほど走ってた個体だったが、すでにサスがへたりつつありそうな印象。
それにボディが常に震えるような感覚も運転している間中感じられ、同乗の友人からは「車酔いする」という声も。
実は運転していた私自身、軽く車酔いしてました。

ハイブリだけあって、静粛性は高く、この点は高速走ろうが何だろうが気にはならなかった。

それと気になったのは、ボンネット開けたら、前サスのストラットタワーのあたりにうっすらと錆が…。
友人何人かと「この距離でこれはないでしょー」と呆れてましたが、昨今のホンダのリコール多発の件を聞くたび、この時の錆を思い出す。
その後、対策はされたのかな…。

積載性

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荷物は積みませんでしたが、試しにリアシート座ってみたら、170cmジャストの私の頭が、常時天井に当たりっぱなし。
CR-Xもそうだったらしいが、リアシートは本当に緊急用。

燃費

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返却時にガソリンいれたら、満タン法で14.5km/Lと行ったところ。
高速～峠とかなり走って、踏むところでは踏ませてもらったが、それ考えたらこんなもの？

価格

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故障経験