ホンダ シビックタイプR 「自動車を操ることの楽しさを教えてくれる まず何より「走る」、「曲がる」、「止まる」という基本動作の質が高い。 これまでにもあらゆるタイプの車を運転して」のユーザーレビュー

自動車を操ることの楽しさを教えてくれる まず何より「走る」、「曲がる」、「止まる」という基本動作の質が高い。 これまでにもあらゆるタイプの車を運転して

2009.12.9

総評

自動車を操ることの楽しさを教えてくれる
まず何より「走る」、「曲がる」、「止まる」という基本動作の質が高い。
これまでにもあらゆるタイプの車を運転してきましたが、これ程までに運転する事の楽しさを体感させてくれた車は他に思い当たりません。
この車に関しては「スポーツカーとはこうあるべき」、「過去のタイプRはこうだったからこうあるべき」」といった類の意見を多く耳にします。
しかし、誰が何と言おうとこの車は最高に「スポーツ」しており、まさしく「タイプR」に相違ありません。
実際この車よりも速い車はたくさん存在します。
パワーもりもりのスポーツカー、さらにはちょっとしたターボ付きの高級セダンとかの方が速度という点では高い数字をだすのではないでしょうか。
それも確かに運動性能の一つの形ではありますが、この車の「R」はそれを主眼とはしていません。
車という乗り物とそれを駆る人間とがどれ程までに一体となり、さらに意のままに操ることができるかということがホンダの目指した「R（レーシング・変革）」です。
この車よりも「R」な車はそうはお目にかかれないと思います。
世界においても優れた実績を持つメーカーの一つであるホンダが「R」を冠するものとして持てる技術を注ぎ込み生み出した渾身の一台です。
他メーカーの車では到底味わうことのできないホンダならではのテイストがぎっしり詰まっています。
自動車を生産するにあたり、あらゆる方面からあらゆる力や制限などが掛かる現代社会においてこの様な車を提供してくれたホンダに心から感謝します。車の構造的にも量産ギリギリの筈なのに。
そして、大げさではなくこの車は私の人生において決して忘れることのできないパートナーです。
なんかたらたらと勝手な価値観を並べてしまい大変恐縮なのですが、つまりは「この車すんごくいいんです」って事です。

満足している点

・発進
・加速
・旋回
・制動
・軽量化を意識した必要にして十分な内装
・車との一体感を高めてくれるシート
・車内外含め全体から醸し出される只者ではない雰囲気

不満な点

・内装のたてつけ
納車したその日から、いたる所からビビリ音がします。
（直す気も無いですしそんなの当然の車だと思ってますから全然気にしてませんが一製品として）
・タイヤなどの維持費
（純正タイヤの磨耗が早く、かつ買い換える際のコストも高い）
・世間の認識
（私の周りに限定した事かもしれませんが「こんな時代にこんな車乗って」と理解者が少ない）

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験