アコードハイブリッドはトヨタのハイブリッドシステムに似てますか？

Answer 1

アコードで採用されるi-MMD方式は、シリーズ型ハイブリッドがベースとなります。
基本的にエンジンは発電に徹し、100km/hまではモーターで駆動します。
100km/h越えるとエンジンでの駆動に切り換わるそうです。
中低速領域では、エンジンの回転数変動を走行速度と無関係にすることで、燃費が格段に向上します。
発電⇒バッテリーへの充電⇒モーター駆動というエネルギーパスは、個々でエネルギーの損失が発生するので、高速領域ではこのエネルギー損失を減らすために、モーターでのダイレクトな駆動に切り換えることで、燃費悪化を抑えることができるのでしょう。
http://www.honda.co.jp/hondatv/2013/ch-product0426/

トヨタのTHS方式は、エンジン出力をプラネタリーギヤの分割配分機構をつかって、モーター側の駆動軸と内側の発電軸にエンジン動力を分配します。
発電⇒バッテリーへの充電⇒モーター駆動というエネルギーパスは、i-MMDと同じですが発電と駆動の動力の分割が1,0では無く可変するのがTHSの特徴です。
中低速でもエンジン出力が駆動側に回ることで、モーターだけの出力では無いというメリットがありますが、エンジン回転が変動するので発電効率は最大にはなりません。
ただ、THSはパラレルシリーズ型ハイブリッドと呼ばれていますが、シリーズ型ハイブリッドにかなり近い機構です。
シリーズ型ハイブリッドを主体としている点では、似ているハイブリッドです。

エネルギー効率だけ考えれば、アコードがリードします。
ただ、燃費を優先とした電気自動車へ進むことになるので、エンジン駆動での走る楽しみはだいぶ削がれると思います。
新幹線のようなモーターの走りとなりますから。

(giant_escape_r3_kauzeさんへ)

Answer 2

三菱のアウトランダーPHEVに似ています。