ハイブリッド車の技術はトヨタが世界一と聞きますがディーゼルエンジンのハイブリッドはドイツの方が進んでいるのでしょうか経済性ではそれが一番いいように思えますが日本メーカーはできないのでしょうか

Answer 1

ディーゼルエンジンのハイブリッド車は、商用車を除くと非常に少ないのが現状です。
ディーゼルエンジンは圧縮点火で燃焼させるため、こまめにエンジンをON/OFFするのは向きません。
エンジン始動時にNOxやPMの放出が増えるので、エンジン休止と始動が多くなると環境への影響が増えます。
逆に、一定で稼動している場合は、環境負荷となる排出量はかなり少なくなります。
又、軽油自身がガソリンよりもエネルギー密度が高いので、燃料の量が同じでもガソリンエンジンよりも出力が大きくなります。
同じ出力を出すのであれば、使用する燃料の量は少なくなるわけですから、そもそも燃費はガソリンよりも良いのです。
このディーゼルエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせても、ガソリンエンジンにハイブリッドシステムを組合わせるよりも、燃費の改善効果は少なくなってしまいます。
上記の理由で、ディーゼルエンジンでのハイブリッド車を開発しても、その効果は多くは望めません。
そのため、一部メーカー以外では、ディーゼルエンジンのハイブリッド車は市場投入はしていません。
プジョーは3008でディーゼルハイブリッド車を販売していますが、道路環境が巡航走行が多く可能な地域を前提としているためです。
日本の交通事情だと、頻繁なエンジン休止・始動が必要となるので、ガソリンエンジンのハイブリッド車でないとメリットはありません。

将来的には、シリーズ型のハイブリッドシステムでディーゼルエンジンを使用したものは有効です。
ディーゼルエンジンは発電に徹し、発電した電力でモーター駆動するようなハイブリッドです。
このようなハイブリッドシステムをレンジエクステンダーと呼びます。
一切、ディーゼルエンジンで駆動させなければ、ディーゼルエンジンは一定回転で稼動させたままにすることができます。
走行速度とエンジン回転数は一切関係を無くすことで、エンジンの燃焼効率は最大となります。
この方式であれば、ディーゼルエンジンでの排出物は非常に少なくなります。
原理は非常に古くからあり、ディーゼル機関車のシステムがそのものです。
ホンダのAccord hybridがガソリンエンジンですが、システムとしては近い存在です。

(yn24025772003さんへ)

Answer 2

経済性はそれが一番いい？

馬鹿すぎて話にならない。
トラックで実用化してるディーゼルハイブリッドがあるのに、それを市販車に持ってこられないのは価格が高くなるから。
ハイブリッド化で+50万、ディーゼル化で+30～50万。
あわせて+100万円をどうやって燃費でペイするのかと（笑）

で、経済性がなんだって？？？


あと別にトヨタがハイブリッド技術ナンバーワンというわけじゃないですよ。
黎明期に特許を取りまくったので、他社がその特許を回避するように設計しただけの話。
今後特許は切れ始めるし、その間にいかに技術的な蓄積があったとしても、アコードに鼻を明かされたことに見られるように、決して安泰の地位にいるわけではない。

Answer 3

ディーゼルハイブリッドはプジョーの3008が先駆けじゃないでしょうか
ディーゼルエンジンで前輪を駆動し、後輪をモーターで駆動する4WDですけど


日本でも今年のモーターショーでスバルと三菱が出品してるので発売も近いのではないでしょうか
トヨタとBMWも共同開発中との話です

Answer 4

＞日本メーカーはできないのでしょうか

日本メーカーも
ディーゼルターボ車を輸出しておりますよ

ただ、ＭＴ車が８５％以上なので
国内販売には踏み切らないです（ＭＴ車は売れない）

スバルは水平対向ターボディーゼルＭＴです

ディーゼルターボ車はＭＴがマッチしますが
ＡＴには不向きです

ディーゼルターボ車のＣＶＴはまだありません
（開発中）