フィアット パンダ 「ツインエアエンジンのビート感とデザインが気に入ったなら」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

伊達 軍曹
伊達 軍曹(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
4
走行性能
4
乗り心地
3
積載性
4
燃費
4
価格
4

ツインエアエンジンのビート感とデザインが気に入ったなら

2021.11.15

年式
2013年6月〜モデル
総評
予防安全装備が充実していないということと、モデル末期であるという問題はありますが、このデザインとエンジンは、それを吹き飛ばすだけの魅力はあります。全体としてのたたずまいが気に入ったならば「買い」でしょう。
満足している点
2気筒ツインエアエンジンの音とビート感はクセになる味わいで、パワー感も十分です。そしてポップな内外装デザインも、所有する歓びを与えてくれます。
不満な点
衝突被害軽減ブレーキは付いていますが、予防安全装備は国産車の同クラスと比べると貧弱です。
デザイン

4

ボディは先代よりわずかに大きくなりましたが、依然として街中で扱いやすいコンパクトなサイズをキープしています。 笑顔を連想させるフロントマスクが特徴的な外観デザインは、より丸みを帯びたスタイリングに。バンパーやドアパネルを軽い接触などから守るプロテクトストリップは、デザイン的にも効いています。
走行性能

4

搭載エンジンは「フィアット500」でおなじみの0.9L2 気筒ターボの「ツインエア」で、トランスミッションは、「デュアロジック」と呼ばれる5速セミATのみ。ツインエアエンジンの最高出力は85psでしかありませんが、有機的なビート感により、妙に楽しい走行感覚を演出してくれます。
乗り心地

3

2気筒のツインエアエンジンは振動がやや大きく、5速セミATのデュアロジックも、ぎくしゃくさせずに走らせるには若干のコツが必要です。しかしそういったことも、なぜか普通に許せてしまうというか、むしろ好ましく思えてしまうのが不思議です。
積載性

4

ラゲッジスペース容量は、リアシートを立てた状態では標準的な225L。ただしリアシートを倒せば870Lまで拡大されます。
燃費

4

WLTCモード燃費は16.6km/L。もうひと声ほしいところではありますが、まぁクラス標準ではあるでしょう。
価格

4

2021年モデルの新車価格は243万円。輸入車のなかでは「かなり安価」といえます。
伊達 軍曹
伊達 軍曹
自動車ジャーナリスト
外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
フィアット パンダ 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ユーザーレビューを投稿する

ユーザーレビューを投稿する

※自動車SNSサイト「みんカラ」に遷移します。
みんカラに登録して投稿すると、carview!にも表示されます。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示
carview!の最新情報をチェック!
Facebook
carview!公式Facebook
最新のクルマ情報をお届けするcarview!オフィシャルページ(外部サイト)

carview!公式X(旧Twitter)
carview!の中の人がクルマ情報をポストする公式アカウント(外部サイト)