福祉車両（軽自動車）についてお知恵をお貸しください。

Question

軽自動車で車椅子のまま乗れる車を新車で購入しようと考えています。
目的は、車椅子に乗ったまま車に乗せての病院への送り迎えです。

調べてみたらタント、N-BOX+などがあり、カタログをもらってきました。

バンタイプのエブリワゴンなども気になります。


乗用タイプとバンタイプの違いは、単純に屋根の高さ広さの違いなどの他にも何か大きな違いなどありますでしょうか？

実際に使用している方がいましたら おすすめの車種や、気をつけた方がいい点など教えて頂けると助かります。


もちろん最終的には、すべて見てから決めるつもりですが、実際使ってみないと分からないことやイメージ違いなどたくさんあると思います。


よろしくお願い致します。

Answer 1

こんにちは。

福祉車両の内、軽自動車は、低床スロープ式が主流になっており、リフト式は三菱のタウンボックス（ミニキャブ）しかありません。

このスロープ式にもタイプがあり、車高調整装置があるものと、スロープ板を長くしたもの、スロープが２つ折り、３つ折り、スライド式などに大別できます。

また、改造車両としての８ナンバー仕様と、車いすの方が乗車しない場合は、後部座席を戻して、ほぼ普通の自動車として使用できる乗用車５ナンバー仕様と、貨物自動車の４ナンバー仕様があります。
乗用仕様と貨物仕様では、内装の違いが目立つと思います。車両によっては、サスペンションの違いもあります。
８ナンバーでも、ベース車両が乗用か貨物かによってやはり内装などに違いがでます。

ペース車両がワンボックスかワゴン（２ボックス）化の違いは、やはり室内寸法に違いがでます。特に室内高が違います。ワゴンタイプ（ＡＺワゴン・ワゴンＲやＮ－ＢＯＸ）では、車いすの座高が高い方では頭がきつくなる場合があります。

また、低床スロープの場合は、スロープ幅や室内幅にも注意しないと、はみ出して対応できない車いすがあります。

後は車いす固定装置ですが、これは慣れが大きいのですが、一部で採用されているウインチ式（スロープを上がるのを補助するため）は、結構乗降時間がかかるので、介助される方によっては、後退防止ベルト兼用式をお勧めします。（車両によって、オプションで選択できるものとできないものがありますが）

税制優遇制度については、障害者手帳の有無や車両の種類によって若干ことなりますので、パンフレットで確認してください。
ディーラーによっては、詳しくない担当者もいますので、ご注意ください。

質問者からのお礼コメント

詳しく教えて頂きありがとうございました。

他の皆様もありがとうございました。

Answer 2

バンタイプはボンネットが無いとも言えるので衝突したと考えるならタントやワゴンＲ系でしょう。
父親がマツダ ボンゴの貨物車に乗っていた頃、電柱に衝突した事がありましたが車内まで電柱が入ってきた覚えがあります。

しかし、衝突安全性と広さを求めるのであれば１ＢＯＸ系のワゴン車が無難かとも思います。

参考になれば

Answer 3

乗用タイプはその名の通り、乗用を目的として開発製造された車。バンはそもそも荷物を運ぶことを主目的に造られた車。軽自動車とはいえ乗り心地に差はありますよ。

Answer 4

バンベースの物は商用車として荷物を積む事が前提なので乗り心地が劣ります。
後は
タントはモデル末期の上、車椅子仕様は改造したもの。
Ｎ－Ｂｏｘプラスは元々車椅子仕様を想定して開発された車。

Answer 5

軽自動車でしたら大差はない思います。
車いすを収容しないときは、４人乗車できるタイプもありますね。
また最近の物には無くなったようですが、以前の車種で車いすに専用のアタッチメントを固定しそれ以外の車いすが積載できない専用の車両になってしまう非常に使い勝手の悪い車種もありました（実家のがそうです）。
いろいろな形状の車いすが乗せられるよう、固定する方法に汎用性のあるものが良いですね。

あとは、ご存じだと思いますが自家用でしたら車いすの方の名義にすると購入費用などの補助金があった様に記憶しています。
税金面でも免責がありますね。
参考まで。