シトロエン C2 のみんなの質問

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携帯用の簡易アルコールチェッカーにいつも反応してしまいます

当方飲酒しません。口臭で反応するのかといつも疑っています。ちなみに口臭はきついみたいです。もし検問で同じようにひっかかったらどうしようと困ています。

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ベストアンサーに選ばれた回答

現役歯科医師です。

アルコールチェッカーに採用されているセンサーは、大別して以下の2つのものがあります。

【半導体式ガスセンサー】
呼気中の酸素濃度によってセンサーの電気抵抗値が変化することを利用しています。アルコール摂取していると、呼気中の酸素濃度が低下しセンサーの電気抵抗値が下がるので、下がった分だけアルコール濃度が高いと判定されます。

【電気化学式(燃料電池式)センサー】
呼気に含まれるアルコールを燃料として電気を発生させ、アルコール濃度を測定します。電気の発生量が多いほど呼気中のアルコール濃度が高いと判定されます。

半導体式ガスセンサーは、小型で価格も安く、測定に時間がかからないため、市販のアルコールチェッカーとして広く流通していますが、エタノール(C2H6O)そのものでなく呼気中の酸素濃度に依存する方法のため、エタノールに類似した他の化学物質で酸素濃度が低下していても反応してしまう(偽陽性)可能性があるというデメリットがあります。

半導体式ガスセンサーで偽陽性が生じる可能性がある化学物質としては、以下のものがあります。

・アセトン(C3H6O)
アセトンはケトン体の一種で、体内で脂肪がエネルギー源として使われたときにできる物質です。糖尿病でインスリンの分泌が低下し、血糖コントロールが良好でないと、アセトンが発生しやすくなります。アセトンは揮発性なので、糖尿病で体内のアセトンが多い方は、呼気中にアセトンが混じりやすくなります。

・アセトアルデヒド(C2H4O)
エタノールを肝臓で分解した際、一番最初に生じる物質として知られています。アセトアルデヒドのままですと人体に有害ですので、さらに酢酸に作り替えて無毒化を図りますが、分解にはそれなりに時間がかかりますので呼気中にも微量に含まれていることがあります。近年、舌苔の付着面積が多い人ほど、呼気中のアセトアルデヒド濃度が高いことが分かってきましたので、アルコールを摂取していなくても呼気中からアセトアルデヒドが検出される可能性はあると言えます。

警察も科学的根拠を持って飲酒検問を行っているはずですから、検査に半導体式ガスセンサーのような精度に欠ける機材を使用しているとは思えません。半導体式ガスセンサーでは飲酒冤罪が発生する可能性があり、警察の社会的信用の面からも、採用されているとすれば電気化学式(燃料電池式)センサーのはずです。半導体式ガスセンサーの検査結果を根拠にあなたが飲酒運転で検挙される可能性は極めて低いと考えます。

私が思うに、あなたが憂慮すべきは飲酒検問ではなく、御自身の健康状態だと思います。最寄りの医療機関を受診され、化学物質の正体を明確にし、然るべき治療をお受けになることをお勧めします。

質問者からのお礼コメント

2021.6.30 06:50

くわしく回答、解説ありがとうございました

その他の回答 (4件)

  • 機械が壊れてるんじゃないの?

  • マウスウォッシュなどよく使ってませんか?含まれているアルコールに反応するんじゃないですかね。

  • 胃がわるいのかな

  • それは困りましたね。

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