2024年10月
■2024年10月
ステランティスジャパンは、シトロエンの「ベルランゴ」および「ベルランゴ ロング」のマイナーチェンジモデルとともに、その発売を記念した特別仕様車「ベルランゴ マックス XTR ローンチエディション BlueHDi」を2024年10月4日に発売した。
今回のマイナーチェンジでは、新世代のフロントフェイスやブランドロゴを導入するとともに、装備内容などにアップデートを施している。
エクステリアでは、2022年のパリモーターショーで発表した「オリ コンセプト」の流れを汲む新世代デザインを採用。フロントフェイスには、3つのLEDライトを組み合わせたヘッドライトのほか、シトロエン創業時のロゴをオマージュした新世代のブランドロゴを、日本で販売されるシトロエン車としては初めて採用する。また、ボディサイドとフロントバンパーにホワイトのアクセントを加え、エアバンプをフラットなデザインに一新した。
インテリアは、ブラックで統一したダッシュボードと、グレーのドアハンドルの組み合わせによって、落ち着いた印象を持たせた。さらに、従来の8インチから10インチにサイズアップしたセンターディスプレイ、デジタルメーター、2スポークタイプの楕円形ステアリングホイール、ステアリングヒーター、Apple CarPlay/Android Autoに対応するType-CのUSBコネクタを標準装備するほか、インフォテインメントシステムを刷新し、オーナー自身で車両のソフトウェアアップデートが可能となった。
5人乗りモデルは、ガラスルーフと多機能ルーフストレージをひとつにした「モジュトップ」を従来モデルに引き続き採用する。
運転支援機能では、ミリ波レーダーを追加したアダプティブクルーズコントロール(ACC)とレーンポジショニングアシストを新採用。また、ACCとスピードリミッターのスイッチを、従来のステアリングコラムからステアリング上に変更している。
パワートレーンについては従来モデルと同様で、最高出力96kW(130PS)、最大トルク300Nmを発生する直列4気筒1.5リッターディーゼルターボエンジンと8ATの組み合わせとなっている。
また、ボディカラーは、新色の「ブルー キアマ」と「グリーン シルカ」に、「ブラン イシ」を加えた3色を設定。
特別仕様車については、5人乗りモデルをベースに、フロントバンパーにレッドのアクセントを加えたほか、アドバンスドコンフォートフロントシート、17インチホイール、フロント/リアスキッドプレート、専用カラーダッシュボード、「XTR」バッジを特別装備する。なお、ボディカラーは「ブルー キアマ」のみの設定となっている。