FD3S RX-7の4型に乗っています。エンジンルーム、マフラーなどすべてノーマルの状態で乗っていますがマフラーを社外品と交換しようと考えております。

Question

FDの4型はマフラーを交換すると燃調が変わってしまいオーバーヒートしやすくなると聞きますが燃調が変わらないマフラーはありますか？
太鼓型でおすすめのマフラーを教えてください！

Answer 1

燃調が変わらないマフラーはないと思いますが、比較的安全だと思われるマフラーなら幾つかあります。

オートエクゼのマフラーは、純正のECUの合わせて開発されていますので問題ないと思います。

あとは、絶対ではありませんがHKSリーガル、藤壺レガリスRあたりでしょうか？このあたりは純正に比べて大きくデータが狂うことはないと思います。ただし、太鼓型ではありませんが・・・（笑）

太鼓型は大口径がほとんどですね。大口径でしたらECUを書き換えた方が無難です。

先にあげたマフラーでしたら仮にECUを書き換えなくても危険は少ないと思います。ただし逆にいえば、データを書き換える必要がないと言うのは、それだけマフラーを変えるだけの効果はあまりないとも言えます。

このあたりは考えどころですね。


また、4型のオーバーヒートの件について少しコメントします。

一般的に燃調を薄くすると燃費を稼げますが、オーバーヒートしやすくなります。逆に燃調を濃くするとエンジンを冷やして保護するのには有効ですが、当然燃費は悪くなります。

4型になって265ｐｓになりましたが、冷却系はそのまま変更はありませんでした。しかしながら燃費を稼ぐために3型以前よりも燃調を薄くしてますので、サーキット走行などでオーバーヒートしやすくなったのは事実です。

またマフラーを大口径に変えて、もしECUを書き換えなければ一層燃調が薄くなり危険度は増します。

確かにこの傾向は4型にはあります。

実際、5型からはラジエーターの容量がアップされ、さらに280psは燃調が濃くされています。

歴代モデルの中で、4型が燃調が一番厳しいと言われるのはこういう理由です。


余談ですが、1991年、マツダはルマンで優勝しましたよね。勝敗を分けたのが、まさに上記の内容です（笑）

この年の優勝候補はメルセデス、ジャガー、そしてマツダでした。

さらにこの年は厳しい燃料規制があり、各チームとも燃費対策に追われていました。メルセデスは燃調をできるだけ薄くして、ぶっちぎりで先行して他を諦める作戦でした。ジャガーはゆっくり走って、他がつぶれるのを待つ作戦でした。そしてマツダはある程度までメルセデスについていく作戦でした。

あと4時間でゴールと時点で、1位メルセデス、2位マツダ、3～5位がジャガーでした。

1位のメルセデスが2位のマツダに4周の差をつけてピットインしたのですが、ピットにたどり着いたときはもうオーバーヒート状態で、ルーティンワークを終えても白煙を上げたまま再スタートできません。エンジンがかからず両手を振り上げ大声で叫ぶドライバー、再始動を試みようと大慌てのメカニックと、ピットは大混乱になりました。

ピットに張り付いたまま動けないメルセデスを横目に、マツダが通り過ぎてトップに立った時、スタンドは大歓声に包まれました。

そして、あの栄光に繋がったわけです。


参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

91年のル・マンの話は私も好きでプロジェクトXを何回も繰り返し見てます。感動しますよね！

FD4型の特性がご回答のことなら、マフラー交換はしないほうが得策だと思いまして純正のまま大切に乗ろうと思います。
ご回答ありがとうございました。

Answer 2

マフラー替えてオーバーヒート…って､聞いた事ないです。燃調がずれてノッキングは有るけど…オーバーヒート…ってやっぱりないな。ちなみに常にFDってスポーツラジエーターに替えても水温100度越えます。ノーマルはもっと上がるかも。

Answer 3

検対マフラーに変えてオーバーヒートって・・・
そりゃ欠陥商品でしょう

Answer 4

競技用のマフラーに変えるなら分からないですが
車検対応のマフラーに変えるのなら
見た目と音が変わるぐらいで全くなんの変化もありません

エキマニからゴッソリと排気系統一式変えるなら別ですが

マフラーをかえて馬力が上がるとかヌケが良くなるとか燃費が悪くなるとかは気のせいです
燃調も↑に挙げた気のせいの一種だと思いますよ
オーバーヒートについては
乗り手の問題だと思いますよ