BMW X4 のみんなの質問

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戦車の履帯の進化ついて質問です。

特に、同じ機能•強度で軽量化しているのか?知りたいです。

戦車に限った話ではありませんが、兵器の進化は武装•駆動装置やエンジン足回りなどの、構造への小型軽量化への技術革新であると感じています。

そこで、履帯の軽量強化への取り組みや技術の進歩は、第二次大戦当時と比べてどうだったのか?質問です。

軽戦車タイプへのゴム履帯の実績はありますが、通常は戦車の履帯は一枚一枚がものすごく重いのは今も昔も変わらない気がします。
昔、似たような質問をした事もありますが、ミリタリー本とかでも履帯について記述されたものがほとんどないので、知識をお持ちの方に勉強させて戴ければ幸いです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

鉄の加工は近代に入って、銃砲や内燃機関の発達とともに、繰り返し行われる摺動による摩擦熱にも耐えて元の諸元を安定して発揮することが国の明暗を決することになりかねない重要な各国の研究の最先端となった。
加工精度もさることながら、加熱の各段階での鉄の膨張や変形、偏摩耗を防止する機構、潤滑剤の利用など各国各社の秘伝の技術であり、なかなか我々のレベルでの情報開示はない。
http://info.texasfinaldrive.com/shop-talk-blog/early-development-of-continuous-tracks

1991年の湾岸戦争『砂漠の嵐』作戦の地上戦では、アメリカ軍を主力とする多国籍軍は、上陸作戦を行うとイラク軍に偽情報を流しイラク軍機甲部隊を港湾地域に貼り付けにし、新鋭のM1エイブラムス戦車装備の米陸軍部隊はサウジアラビア国境沿いに250キロの迂回を行い、イラク軍の防御の手薄な側背を突くという作戦を行った。冷戦期には米陸軍は戦車師団をドイツに駐留させたが、履帯の損耗がドイツ軍のレオパルトよりも明らかに早く、M60パットン戦車は自己の大重量を支え切れずピン折れや履帯脱落など悩まされたそうだ。そこでアメリカ軍はレオパルトの履帯の浸炭の秘密を教えてもらうよう頼んだがドイツ側は拒否したという逸話を、この大迂回作戦の記事に付記されていたのを思い出しました。第3騎兵連隊と第24機械化歩兵師団の装軌車両300両が、一両の落伍もなく漆黒の夜の砂漠を走り抜き、燃料補給の後、右に回頭してイラク領内へ進撃を開始しました。そうです、アメリカは継続的に研究を続け、ついにドイツの履帯を凌駕したのです。

私はたびたび10式戦車の転輪のスキッ歯について批判的な回答をしています。出力重力比や接地圧から戦車のエンジン出力や装甲、だいたいの機動性が決まります。このカタログ上の数値を稼ぐため、10式は戦場で重要になる抗靭性を軽視している。履帯の厚みも、90式と比べると10式の履帯は明らかに薄い!こんなところでも重量減のために鉄を削っている、と思ってしまいます。一枚当たり何トンもの摺動摩擦や剪断応力に耐えなければならない履帯や履帯ピンをただ薄く軽くして鍛造や浸炭だけで強度が得られるなら、アメリカやドイツ、戦車を売りさばいて外貨を獲得したいロシアがとっくの昔にやっている。
履帯は可動部品であるし、他の油脂や消耗品と同じで時間か走行距離か分かりませんが外観は異状なくても予防整備で定期交換するでしょうし、使用前中後の目視点検や異音発生など異常があれば直ちに点検、誘導輪で展張をトルクを計測して適正に保つなど日常整備も重要でしょう。
10式は全体の車両重量軽減のために割り切って耐久性を度外視して主砲や装甲、転輪などとともに戦場での抗靭性に目をつぶって履帯の軽量化に注力した、と正直に告白するならまだしも、しっかり入念に整地された畑岡ダンシングで百発百中、日本の戦車は世界で最優秀、なんでもかんでも国産戦車世界サイコー!、はウソや大げさ、誤解を与えるだけ、ジャロに通報しなれければなりません。
陸上自衛隊は演習場の制約もあり駐屯地で過ごす日数が他国常備軍よりはるかに長く、陸上自衛隊の戦車は他国軍戦車のようにボロが出るほど多走行しない、それで問題視されない、そのレベルだと思います。
https://youtu.be/x4oHSP9KnqQ

その他の回答 (4件)

  • 軽量化については第二次大戦中に極められてしまっています。
    大日本帝国陸軍においては高マンガン鋼の鋳造製ながら鋳造後の加工を行わなくていいような手法を開発し軽量化と ています。
    高マンガン鋼は擦れることでの硬化をするという特性を持ち、履帯ピン及び接触部、履帯表面(地面に接触する部位)が使用することにより硬化して寿命が高まるという効果があります。
    現用履帯も90式戦車までは国産高マンガン鋼ですが、10式戦車は当初ドイツディール製のものだったと聞き及んでいます。
    ドイツやアメリカは履帯は消耗品と割り切り硬化鋼を使用して安さとそこそこの寿命を得る方向にあります。

    74式戦車の開発時、履帯選定にドイツのディール製履帯を輸入しました。日本側は片側5脚しかないから履帯ピンの強度が高い物をと要求したのですが、ドイツ側は38tの戦車なんだから40tのレオパルト1のもので十分だと取り合わなかったようです。結果的にレオパルト1用の履帯は試験で切れまくり、結局国産履帯の採用となりました。
    重量は似たようなものですが74式戦車が履帯に掛ける負荷は1脚当たり3.8tに対してレオパルト1は2.85tです。レオパルト1用の履帯に対して1t近く負荷がオーバーしていますから言わずもがなです。

    アメリカのM1エイブラムスやM60は当初、ゴムブロック組み立て履帯(74式戦車のゴム履帯と同じ構造)だったのが、ドイツ式のゴムパッド式履帯に換装したことによりM1エイブラムスの場合、1.3tほど重くなってしまっています。重量大よりも寿命延長を選んだということです。

    現在、各国ともにゴム製履帯の開発を行っています。
    日本でも10式戦車の試作車体を使用したゴム履帯の開発を行っています。
    以下のURLは2015年の防衛技術シンポジウム資料「軽量化履帯の研究」
    https://www.mod.go.jp/atla/research/ats2015/image/pdf/P10.pdf

    画像は2016年の防衛技術シンポジウム会場におけるポスター展示です。

    回答の画像
  • あんまり軽量化は考えてないようです。優先するのは強度と耐久力の増強、履帯外れの防止ですね。
    日本での履帯に関する技術革新は、履帯の前すべり現象の原因解明ってのが、最近あった大きなトピックです。

  • fag********さんへ

    >戦車の履帯の進化ついて
    ですか。。。(^^;)

    >戦車の履帯は一枚一枚がものすごく重い
    ですよね d(^^;) 一見、棒? と思える物をPinとLink(?)で繋いで「帯」にしている訳で。

    >履帯の軽量強化への取り組みや技術の進歩
    は、素材の改良・進化に尽きるでしょうねぇ、何と言っても消耗部品ですし。
    私的には、鋳鉄の強化策であるボロナイズはどうかなぁ、と思います。大型舶用主機のシリンダーライナーの耐摩耗性向上策ですし。

  • 戦車に限った話ではありませんが、兵器の進化は武装•駆動装置やエンジン足回りなどの、構造への小型軽量化への技術革新であると感じています。

    軍事→採算度外視

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