アウディ Q7 「2000km乗ってみて」のユーザーレビュー

2000km乗ってみて

2018.8.23

総評

やはりとてもいい車です

ドイツ車の得意分野なのか、特に高速度域では走行性能を含めて本当に素晴らしくよくできていて、ロングドライブは快適そのものです。

混雑する市街地や、狭い駐車場での扱いやすさは、日本車の方が勝る部分があるようです。決してQ7が扱いにくいというわけではなくて、特に電装関係では、ランクルの方が扱いやすい部分がありました。

満足している点

・車両
１、エクステリア：アウディらしいところ、ボディのプレスラインや塗装のキレイさ
２、インテリア：アウディらしくシンプルで機能美があるところ
３、ライティング：本当にキレイ、マトリクスLEDヘッドライトは秀逸もので高速道路では効果抜群、フロントウィンカーもシーケンシャルタイプならよかったのに
４、室内空間：家族4人、たまにキャンプ道具満載でも、まったく不自由ありません、ランクルよりは荷室が狭いです
５、MMI、バーチャルコクピット：画面のアンチグレア処理がされていてるので周囲の光が反射して見にくくなることがない、慣れれば使い勝手がよい、audi connectも慣れればとても便利、高速走行中にドライビングの姿勢を崩さずに操作できて非常に便利
６、走行性能：日本車では信じられないような速度でも普通に安定して走行できるし、ブレーキも止まるので、速度感覚が麻痺する
７、乗り心地：普通にいい、高速走行時は秀逸
８、静粛性：メチャクチャ静か、高速道路を「ぬええ」km/hくらいで走っていても普通に静か、ドライブセレクトをダイナミックにすると遠くで上品でいい音が聞こえる
９、その他：高速道路を速い速度で走行していても普通にワイパーを作動できるし、キレイに拭き取れる、ウォッシャー液の違いのためか虫汚れもキレイに拭き取れる（ドイツ車はエタノール、日本車はメタノールが主成分らしい）

・ディーラー
セールスマンの顧客を大事にしている気持ちが伝わってくる、対応もいいし、居心地もいい

不満な点

・アイドリングストップ、ブレーキホールド
市街地の平均速度が低く、ストップアンドゴーの多い日本では、慣れないとアイドリングストップやブレーキホールドの制御が扱いにくいところがあるのかもしれませんね。完全停止する前の3km/h程度でアイドリンスストップしますし、車が一度停止した時点で自動的にブレキホールドされますし、停止時に少しブレーキを抜いてノーズダイブを軽減しようとする操作は、慣れないと少々やりにくいです。メルセデスのように、停止後にブレーキホールドさせたい時にブレーキを踏み増しするとブレーキホールドされるシステムの方が私的には扱いやすいですね。

・リバース連動サイドミラー
ミッションをリバースにいれた際、左のサイドミラーが下を向くように設定できるのですが、実際に後退しはじめてから、下向きになるまでに1-2秒間ほどかかりますので、若干使いにくいですね。ランクルでは、リバースにいれたらそのまま0.5秒か1秒後には下向き（左はリアタイアが見える位置まで下向きに、右もバンパーが見えるくらいの位置まで少し下向きに移動してたと思います）。しかも、ドライブに入れても、速度が20km/hくらいにならないと、自動ではもとの位置に戻らない。

・車外カメラ
車両周囲が見えるようにフロントグリル、左右サイドミラー、リアハッチにカメラがついていて、アラウンドビューなどいくつかのバージョンで映せるようになっていて、便利です。しかし、ランクルでは、車速が8km/h以下になると自動でフロントカメラ（左右を映し出し、見通しの悪い路地では交差点に進入しなくても左右から来ている車が見えた）、左サイドカメラ（左フロントタイヤ外側の視覚になる場所）がナビに映るようになっていたので、非常に便利でした。アウディでは、できないとのことでした。暗いときの映り方など、カメラの精度も、ランクルの方がよかったような気がします。

・シートベンチレーション
Sラインでは装着できないところが残念ですね。ランクルでは非常に便利でした。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験