アウディ A7 スポーツバック 「スタイルの良さと実用性を高次元でバランスさせている。」のユーザーレビュー

スタイルの良さと実用性を高次元でバランスさせている。

2023.11.20

総評

内外装のデザインや走行性能が高次元で纏まっており満足度はとても高いです。

満足している点

スタイルがいいのに実用性も考えられて作られている。
必要十分な動力性能があり、燃費もよい。

不満な点

Sトロニックが低速時に扱いにくい。ラグジュアリー4ドアクーペというコンセプトならA8用の8速ティプトロニックを積んでもよかったんじゃないかと思います。しかし発売当時(2011年)はDCTが究極のトランスミッションなんて言われていた時代だし当時のVW/アウディはDCTにかなり自信を持っていたのでSトロニック以外の選択肢はなかったんでしょうね。またベースがA6であることやフラッグシップであるA8との差別化もあったものと予想します。

デザイン

5

ラグジュアリー4ドアクーペというコンセプトそのままです。本当に美しい車で2011年デビューですが、全く古臭さを感じません。
唯一の不満点といえばインナードアグリップがA6とは違うところですね。A6と同じ立派なインナードアグリップを付けてくれたら言うことないです。

走行性能

4

フル乗車+冷房全開+上り坂のような過酷な状況下であっても少しアクセルを踏み足せば追い越しができるので、とにかく長距離がラクです。
低速時はダルいSトロニックも速度が乗ると変速がとても早く気持ちがいいです。
あとはドイツ車特有のエンジンパワーに対してボディとブレーキが強いので安心感が凄くあります。

乗り心地

4

同乗者は皆乗り心地が良いと言ってくれます。運転している感じだと80km/hまではダルいです。それ以降は速度が上がるにつれて乗り心地が良くなってカチッとします。

積載性

4

開口部がとても広いので荷物も積み下ろしがしやすくて良い、A6ベースなのでラゲッジルームがとても広い

燃費

5

普段乗りは満タン法で10km/Lくらいです。地方在住なので燃費は伸びる方向にあります。高速だと12〜3km/Lくらい走ります。車載燃費計での数値にはなりますが、最高燃費は14.7km/Lでした。V6の3000cc＋スーパーチャージャー＋四駆で1900kgの巨体を引っ張っていると考えたらかなり燃費が良いと思います。

価格

3

新車価格はエコカー減税適用で900万くらいだったはず。
私が買った時は軽ハイトワゴンの新車くらいの価格でした。

故障経験

後方車両がいないのにブラインドスポットがたま〜に反応する時があります。