昔の車のカタログのなんとも言えぬ空気はなにが原因ですか？

Question

そしていまのカタログはなぜワクワクしないんですか？

Answer 1

最近のカタログは見ないので推定ですが昔の写真がアナログで今のはデジタルだからなんじゃないかな。カタログ用のカメラってフィルムがA4くらいあるでっかいやつで、その写真は独特の空気感があったもんです。今のはデジタルカメラで手軽に撮影したうえでデジタル操作で徹底的に細工したやつだと思う。
いまでもアナログの雰囲気を捨てられないでフィルムで映画を作る監督もいる。
デジタルの方が断然画質がいいって言う人が多いし、それはそれでいいけど、
アナログをやってた人ならどんなに補正したってデジタルはほとんどそれだってわかるよ。人物写真なんてアナログ写真は輝いて光ってるけどデジタルは病人みたいな顔色だから。古い写真と今の写真を並べてみれば誰でもわかる。便利さではデジタルには完敗ですけどね。

Answer 2

ひとつは「自動車が生活の道具になったこと」
今は、家族とお買い物とか使い勝手が主ですが、昔はドライブの写真でも超絶景とか、上流階級な生活、絵に描いたような幸せを夢想できるのが結構多かったです。
スポーツモデルだと背景真っ黒とか荒野とかね。

もう一つは「嘘をつけなくなったこと」
デザインを美しく見せるため、全窓をスモークにしてクリーンなラインを見せる。
車内に重しを載せて車高を低くして撮影する。
低さや車幅を強調するために、シフトレンズで敢えて歪ませる。
縦横比で横長に映るレンズを使う。
あと昭和40〜50年代だと、アメリカのスタジオで学んできた影響で、ライティングにやたら凝る。

そんな感じの極度な強調や操作を今はやらなくなったのも原因でしょう。

Answer 3

カタログ制作費の違いでしょう。CMもそうですが、昔はもっとお金をかけていたと思います。