フェラーリとポルシェはなぜ小さくて軽い車を作らないのですか？

Question

スポーツカーは小さくて軽量なほど良いとされます。
なぜ車幅と全長を縮めて軽量化もしないのでしょうか？
ポルシェ911も新型になるにつれて段々大きくなってます。
駆抜ける歓びは小さくて軽い方が優位ではないのですか？
アルファロメオが4Cという車重が1t切り、0-100が4,5秒と911カレラ並のタイムの車を出します。
車幅がちょっと1864mmと大きいですが全長は4m以下と小さな車です。
4Cのような車はフェラーリやポルシェが目指す理想の形ではないのですか？

Answer 1

別に小型がいいというわけではない。
軽量なのがいいだけです。
車幅をなぜ縮めないのか？
それはレースカーと同じようなもんです。
レースカーは市販車をワイドボディとかにしますが、フェラーリはもとからワイドボディなだけです。
それとなぜ軽量化しないか？
これは仕方ないですかね。
フェラーリのもつv型自然吸気エンジンの出力は凄いです。
このパワーを受け止めるためのワイドボディと高剛性化を図ったので重くなってしまうのです。
それでもフェラーリの中でもF40とか512BBとか430とかはかなり軽いです。
パワーウェイトレシオを見れば分かります。
スポーツカーとスーパーカーは別物なので駆け抜ける喜びの価値が違うと思います。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。
あの状態でなければフェラーリではないのですね。

Answer 2

どちらもメイン市場であるアメリカでは、
・サイズが大きい車がいい。
・排気量が大きい方がいい。
・派手な外観がいい。
・ＭＴよりＡＴがいい
という車ほど売れるため、それに合わせているからでしょう。

９１１はメーカー自身が重々理解している通り、
「スポーツカー」でも「ＧＴ」でもなく、
何より「９１１というブランド品」です。
金ロレックスとか、セルッティのスーツとか、
ヴィトンのバックとか、フェラガモの靴とか、
と同じ「ブランド品」であり続けることが何より大事。
けれど、メーカーだって潰れないためには利益をあげなくちゃなりませんから、それでポルシェを責めることは酷です。

Answer 3

フェラーリもポルシェも
自らスポーツカーとは名乗っていないはずですが？

Answer 4

軽い車は兎も角、小さい車がスポーツカーってのが素人。

コーナリング性能を考えれば、ワイドトレッドが向上するし、直進安定性はロングホイールベースが有利。

8Cの車幅1864㎜はワイドトレッドを狙ってかもしれないが、全長が短いって事はショートホイールベースだから直進安定性はフェラーリやポルシェ以下。

要は目指す物が違う。

ポルシェやフェラーリはオールラウンドでのスポーツカー＜フェラーリはサーキットを目指す＞なのに、８Cは高速走行よりコーナー重視。

まあ、ボクスターと良い勝負か。

Answer 5

小さい車には、高級感や華やかさがないと思います。結果、高値で売れなくなり、１台当たりの利益が減る。ブランドイメージの低下に繋がる。

軽さや速さをトコトン追求すれば、必要最低限の装備しかなくなります。エアコン・オーディオ・ナビはいらない。助手席はいらない、人間１人がギリギリ乗れるスペースがあればいい、太っている人が座るスペースはないので運転できない。荷物を乗せるスペースなんて一切いらない。内装に高級感はいらない、シンプルでいい。屋根や窓なんてなくても走れるからいらない・・・

結局、レースに勝つためにトコトン速さを追求している車ではないということですよ。レース用車両ではなく、高級スポーツカーであり、贅沢であることを楽しむ車です。

Answer 6

フェラーリにもかつてはASA1000GTという小型車が有ったんですがねぇ。
エンツォ・フェラーリが作らせた正真正銘のフェラーリなんですが企業イメージを損ねると別の会社ASAから発売されました。
このASAという会社はフェラーリの上得意であった顧客がこの車を売るためだけに作った会社です。
多分エンツォから頼まれたんじゃないかなぁ。
そこまでして当時のフェラーリのマネージャーは小型車をフェラーリブランドで売りたくなかったんですよ…。

あのスモールフェラーリであるディノでさえ正確にはフェラーリのマークは着かない車なのです…。
フェラーリが小型スポーツカーを作る際の別ブランドだった訳です。
（ちなみにディノは自動車技術者であったエンツォの息子さんの愛称）

今でもフェラーリの名を冠した小型車としてアバルト695トリビュートフェラーリがあります。
これもフェラーリのブランドイメージを守る為にトリビュートとして親会社であるフィアットが利用した物です。

ポルシェはかって小型車がありましたよ。
ワーゲンポルシェと呼ばれた914/6や911に四気筒エンジンを積んだ廉価版である912とか…。

ただ、この手の自動車会社に取って自分のブランドイメージを守るってのは大切な事なんです。
フェラーリに限ってはフィアット傘下ですから、アルファロメオやアバルトとバッティングする車種をフェラーリで出す事は無いでしょう。
これはブランドの使い分けであり、同じ傘下企業での棲み分けでもあります。
だから「トリビュート」なんですよ…。

Answer 7

あれはスポーツカーじゃないから。
フェラーリはスーパーカー。
ポルシェ９１１はGTカーだから。
本気でフェラーリ走らせて「スポーツ」している客は
ほとんどいないよ。

Answer 8

サーキットで1／1000秒を競うのと、公道を走るのとではまったく違うからじゃないかな、

Answer 9

性能的な理想だけを求めて自動車産業の中で成功していく、あるいは維持していくのは非常に困難です。理想形は結局購入者らが決めることです。あなたにとっての理想形は質問の中にある通りなのでしょうが、ポルシェやフェラーリのユーザーの中には、そのようなものを理想型だと思っている人が少ないのでしょう。そうでもなければ、世界中のスポーツカーは全て4Cになってしまい、4Cはビジネスでは負けていくかもしれません。大きく重いが、高出力のエンジンを搭載していたり、豪華であったりすることもまた、スポーツカーとして現代では重要な要素なのでしょう。また加速性能や最高速度、サーキットのラップタイムだけを求めれた車にGT-Rが挙げられると思いますが、決して成功しているとは言えません。どんな車が求められるかは、その時代によってかなりの速度で変化しています。さらにそのブランドが持つイメージも重要で、911は先代が最後だと言っておきながら991型を世に送り出しました。効率が悪くても、性能に限界があっても、911ユーザーには次の車もリアエンジンでなければならない何かがあるのでしょう。それが928や944の失敗でも良くわかるでしょう。996ではボクスターと明らかな共有化を行い、これも失敗だったともいえます。そういう意味では991型は全幅を全く変えず全長もほぼ同じサイズでモデルチェンジしました。軽量化もされていますし、排気量も下げています。全く効率を無視しているわけではないと思いますが、どこまで変化させるかは、それまでのユーザーのことも考えながらのことですので難しいと思います。4Cは全く新しいジャンルのモデルとして登場しましたので理想型に見えるのでしょうが、これが例えばロータスエキシージのようなモデルからのモデルチェンジだったとしたら、ガッカリした人もいるかもしれません。新たなモデルの開発と、モデルチェンジの違いだけでも難しさは非常に大きいと思います。

Answer 10

ken1200001111azさん へ
マーケティングの問題もあります。
売れてナンボ！

バイクのような車に エンジン積んで
早い・・早いと・・・・・

売れないような気がします。

夢と希望と憧れまで・・・はかなく飛んで行ってしまいそうです。

Answer 11

(。・ε・`。) ぷ。
全く理想の形として目指してないんでしょうね。