日産が2025年2月13日の2024年度 第3四半期決算発表において登場を示唆した「新型軽自動車」。日産の軽自動車といえば、デイズとルークス、そして軽EVサクラが挙げられるが、この「新型軽自動車」は、これらの後継車なのか!? それとも追加モデルなのか!?? 2025年度に生産を開始するという日産の新型軽自動車の中身や性能を予想してみよう。
文:吉川賢一/写真:NISSAN、HONDA
日産の黒塗り「新型軽」は新型デイズで確定か!! ぜひ載せてほしい「飛び道具」とは?
【画像ギャラリー】日産の「新型軽自動車」は、新型「デイズ」か!?? 日産「デイズ」の現行モデル(14枚)
デイズのフルモデルチェンジで間違いない!!
日産にはハイトワゴンの「デイズ」とスーパーハイトワゴンの「ルークス」、そして軽BEVの「サクラ」の3つの軽自動車がラインアップされている。2024年の販売状況は、ルークスが7.0万台、デイズが約5.0万台、サクラが約2.3万台。ホンダの「N-BOX」が約20.6万台、スズキ「スペーシア」が約16.5万台、ダイハツ「タント」が約9.3万台販売していることを考えれば、もうひと伸び欲しい状況だ。
そんななかに新型の軽自動車の登場が発表となったわけだが、日産の発表資料の中で確認できた「新型軽自動車」らしきシルエットは、ハイトワゴンのデイズに近い印象だった。デイズは、デビューが2019年3月と、今年で6年を経過する。軽自動車の売れ筋タイプを揃えている状況を考慮すれば、発表となっている新型軽自動車は、デイズのフルモデルチェンジと考えて間違いないだろう。
2023年9月にマイナーチェンジしたデイズ。ラジエーターグリルを一新し、デジタルVモーションを採用した新たなデザインとなった
日産の2024年度第3四半期決算発表の中の資料によると、新型軽自動車を市場投入の予定とある。シルエットから、ハイトワゴンのデイズの次期モデルと推測される
軽用の新e-POWERの設定がある!??
現行デイズは、日産と三菱の合弁会社NMKVのマネジメントの元で、日産が企画および開発を行った軽自動車だ。次期デイズも日産が開発主導となってフルモデルチェンジが計画されていることだろうが、まだ6年しか経過していないことや日産の状況も考慮すれば、スキンチェンジによるビッグマイナーチェンジのような改良に留まる可能性もある。
ただ、新たなパワートレインの投入は期待できるかもしれない。具体的には、軽自動車用の新e-POWERの設定だ。
軽自動車とストロングハイブリッドの組み合わせは、現在のところ、どのメーカーからもラインアップされていない。エンジンと電動モーターの両方を備える必要があることで車両価格が上がってしまうため、リーズナブルであることが求められる軽自動車には設定が難しいのだ。
ただ、サクラで非力な軽自動車のイメージを打ち破り、軽自動車+電動モーターの意義を広く認知させた経験をもつ日産は、ここにチャレンジしてくるのではないだろうか。シリーズハイブリッド方式であるe-POWERは比較的コストを抑えやすい。
もちろん廉価なガソリングレードも今まで通り必要だが、ターボ車の代わりに、BEVのサクラと同じ、最高出力47kW(64PS)、最大トルク195Nmという、既存のターボ車(最高出力47kW(64PS)、最大トルク100Nm)の2倍近いスペックで設定されれば、(サクラよりも軽量であるだろうし)加速は相当強いはずであり、かなりのインパクトを与えることができる。
ホンダはNシリーズに、ガソリン車とガソリンターボ車、そしてBEVをラインアップしている。e:HEVでハイブリッド車を量産するホンダでさえ、軽にはストロングハイブリッドを投入していない
日産は「攻め」の姿勢を見せてくれるはず!!
これを実現させるためには、e-POWERのコスト低減が必須だが、日産は、今後登場する第3世代e-POWERについて、初代e-POWER比で燃費を20%向上、かつコストは20%削減、さらに高速走行燃費は第2世代で15%向上と説明している。軽自動車用の660ccエンジンでも適用可能なのかという課題はあるが、この軽用e-POWERシステムをゲームチェンジャーと考え、日産は「攻め」の姿勢を見せてくれるのではないだろうか。新型軽自動車の発表が待ち遠しい!!
第3世代e-POWERは、初代比で燃費を20%向上、かつコストは20%削減、さらに高速走行燃費は第2世代で15%向上と説明している。軽自動車用の660ccエンジンでも適用可能か?
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みんなのコメント
いやいや、ベストカーの勝手な予想なんてけっこうです。
正確な情報を入手してから記事にしろ。