多目的に使えるクルマが人気継続
2023年6月の乗用車全体(軽自動車を含む)の販売台数は33万2033台。前年比は123.9%と6か月連続で2桁の伸びを示すなど復調。スーパーハイトワゴンやSUV、ミニバンなどがトレンドだ。これらはたくさんの荷物を持ち運べるワゴン車の性質を兼ね備えており、レジャーとの相性抜群。アフターコロナの外出欲を満たす相棒になる。
【東京オートサロン2024】レクサスがJAOSとコラボしたカスタムモデル「GX550“OVERTRAIL”JAOS ver.」を出展
3か月で1万6000台の予約!CMキャラクターも人気
三菱自動車『デリカミニ』
180万4000円~
スーパーハイト系軽自動車『ekクロススペース』をベースに誕生した、SUVテイストを感じさせる軽スーパーハイトワゴン。広大な室内空間、両側スライドドアによる乗降性のよさ、後席320mmのスライド機構を含めた多彩なシートアレンジ性、充実した装備など『ekクロススペース』の美点を継承している。
広くて便利な室内空間で、汚れがつきにくく、通気性の良い撥水シート生地を使用。普段使いはもちろん、アウトドアでも快適。
〈EDITOR'S VOICE〉どうしてヒットした?編集部員が解説
機能性も顔つきもちょうどいい!(DIME編集長 イシザキ)
人気の理由は〝アウトドアっぽい雰囲気〟でしょう。アウトドアブームが続く中、約6割が4WDモデルを選んでいるそう。日常からアウトドアまで幅広いニーズを満たしたことが好調の要因といえそうです。
PHEVモデルの発売直後の納期が1年待ちに!?
トヨタ『プリウス』PHEVモデル
460万円
新型プリウスのPHEVモデルは、日常のドライブのほぼすべてを電力だけで走行でき、長距離ドライブではエンジンを使ってハイブリッドカーとして走行。優れた燃費性能&パフォーマンス、スポーティーなルックスが、発売前から大きな話題に。発売直後、納車は1年待ちの事態に。
〈EDITOR'S VOICE〉どうしてヒットした?編集部員が解説
スタイリングに開発者の思いを感じる(DIME編集部 タジリ)
何と言っても目を引くのは、スタイリングのよさでしょう。これまでの『プリウス』に比べて、よりスポーティーに洗練。それなのに乗りやすさを犠牲にしていないんです。このバランスがすばらしい。
月間販売計画台数1550台を超える好調ぶり!
SUBARU『レヴォーグ STI Sport』
376万2000円
「第41回2020–2021日本カー・オブ・ザ・イヤー」に獲得した、レヴォーグの第2世代。〝より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に〟というグランドツーリングのDNAを継承。そのうえで、最新技術を結集。〝先進安全〟〝スポーティー〟〝ワゴン価値〟を進化させた。
日本販売モデル第1弾は約4か月で400台超を受注する好スタート!
BYD『BYD ATTO 3』
メーカー希望小売価格440万円~
細長いヘッドライト、左右の大きな空気の取り入れ口など、トレンドを感じさせる躍動感あふれるデザインが特徴のミドルサイズSUV。航続距離(WLTC値)は470km。高い安全性、フラットな床面によって広い車内空間と440Lの荷室容量を実現した。
〈EDITOR'S VOICE〉どうしてヒットした?編集部員が解説
EVの中で最も使い勝手のいい1台(DIME編集部 ハラグチ)
米テスラを抜いて昨年1~12月期の電気自動車販売台数世界一となったBYDが、日本本格進出の狼煙とした第1弾モデル。スポーティーな内外装、優れたバッテリー性能、何よりも圧倒的なコスパが話題に!
受注開始から4か月で4.7万台を突破!
日産『セレナ e-POWER』
319万8800円~
フルモデルチェンジを果たした、日産のミドルクラスミニバン。5月22日時点で累計受注数は4.7万台強。そのうち54%を『e-POWER』が占める。新たに開発された『e-POWER』専用エンジンを搭載することで、最高出力が16%アップ。振動騒音対策も徹底している。
※写真は『e-POWER ハイウェイスターV』
取材・文/編集部
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みんなのコメント
あとは、エンジンの信頼度がどれほどのものかみものですね。