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時代に逆行したけど正解だった!? ボディをダウンサイジングした車5選

掲載 更新 36
時代に逆行したけど正解だった!? ボディをダウンサイジングした車5選

■デカけりゃいいってもんじゃない! ボディサイズが小さくなったクルマを振り返る

エンジンの排気量をダウンしてターボを装着することで、燃費の向上を狙った「ダウンサイジングターボ」は、2000年代の初頭から欧州車を中心に広まっていきました。

デザインが酷すぎ! 走りが悪すぎ? 酷評された車5選

いまでは国産車にも普及し、とくに2リッター以上の自然吸気エンジンはダウンサイジングターボへと、置き換わりつつあります。

一方で、ボディサイズは年々拡大傾向にありますが、過去にはボディがダウンサイジングされたモデルも存在。

そこで、ボディを小型化して成功につながったモデルを、5車種ピックアップして紹介します。

日産スカイライン

1957年に誕生したプリンス初代「スカイライン」は、先進的なメカニズムを採用するセダンとして開発され、2代目はレースで活躍することで、スポーティなイメージが定着します。

3代目以降は日産ブランドに変わりますが、スポーティ路線を継承して代を重ね、1989年に発売された8代目では大胆なボディのサイズダウンがおこなわれました。

1985年に登場した7代目は直線基調のデザインのボディで、当時人気のあった「ハイソカー」を意識し、全長4650mm×全幅1690mm×全高1385mm(GTS:4ドアセダン)と、全幅は5ナンバー枠に収まっていたものの全長はシリーズ最長でした。

そして8代目では、丸みを帯びたボリューム感のあるデザインに変更されたのと同時に、全長4580mm×全幅1695mm×全高1340mm(GTS:4ドアセダン)と、全長を70mmダウン。

運動性能を重視して小型化したことで「スカイラインらしさへ回帰した」と評され、16年ぶりに復活した「GT-R」もイメージアップにつながったこともあり、一躍人気車となります。

しかし、次世代の9代目ではひとまわり大きくなって、さらに10代目でまた小さくなるなど、混迷した状況が続きました。

マツダロードスター

1989年に発売されたマツダ(ユーノス)「ロードスター」は、オープン2シータースポーツの人気を再燃させるなど、世界中のメーカーに影響を与えた偉大なクルマです。

決してパワフルとはいえない1.6リッター直列4気筒エンジンを搭載していましたが、軽量な車体と相まって、コンセプトである人馬一体を具現化していました。

その後、代を重ねるたびに排気量が拡大し、2リッターエンジンが搭載された3代目では、170馬力の出力を受け止めつつ高いコーナーリング性能を発揮するため、3ナンバーサイズのワイドボディとなり、サイズは全長4020mm×全幅1720mm×全高1255mmでした。

そこでマツダはロードスターの原点回帰を図るため、4代目ではエンジンを1.5リッター直列4気筒とし、ボディサイズも全長3915mm×全幅1735mm×全高1235mmとワイド化しつつも全長を105mmも短くしました。

また、ボディ各部にアルミや超高張力鋼板を使ったことで3代目よりも100kgもの軽量化をおこない、最軽量グレードでは990kgと1トン未満の車重を達成。

高い旋回性能を発揮し、初代ロードスターに近い軽快なドライブフィールを取り戻しました。

●日産「シルビア

日産を代表する小型スペシャリティクーペである日産「シルビア」は、1988年に発売された5代目が大ヒットしました

コンパクトな5ナンバーサイズのボディに、ハイパワーなエンジンを搭載したFR車として、スポーツドライブ好きから高い支持を得ました。さらにスタイリッシュな外観デザインは女性人気も獲得し、デートカーとしても好評でした。

その後エンジンは1.8リッターから2リッターに拡大され、6代目ではボディサイズを全長4520mm×全幅1730mm×全高1295mmに拡大。当時、流行していた3ナンバーサイズとなりました。

しかし大型化されたボディは軽快感が失われたと不評で、5代目ほどの人気を獲得できず、販売は低迷。そこで、1999年に発売された7代目は、全長4445mm×全幅1695mm×全高1285mmとサイズダウンし、5ナンバーサイズに戻されました。

車両重量も1270kgから1250kgに軽量化され、エンジンは2リッター直列4気筒ターボのままでしたが、最高出力を220馬力から250馬力と向上し、新たに採用された6速MTと相まって走りもワンランクアップします。

しかし、7代目シルビアは排出ガス規制強化の影響で、わずか3年7か月で生産を終了してしまい、シルビアの歴史も幕を閉じました。

■もうすぐ新型が登場するSUVもダウンサイジングを経験!?

ホンダアコード

1976年にホンダ「シビック」の上位車種として発売された「アコード」は、ホンダの北米進出の布石となる足跡を残したモデルで、いまもアメリカでは高い人気を誇っています。

初代の発売当初は3ドアハッチバックのみでしたが、後に4ドアセダンが追加され「アコード=セダン」のイメージが定着します。

そして代を重ねて1993年にデビューした5代目は、アメリカの安全基準に対応するために大型化され、日本では全車3ナンバーサイズとなりました。

ボディサイズは全長4675mm×全幅1760mm×全高1410mmと、先代から全幅が65mm拡幅されましたが、国内市場でも概ね好評に受け入れられます。

その後、1997年に登場した6代目では「世界共通フレキシブル・プラットフォーム」という技術が取り入れられ、これはサイズに対するフレキシビリティを持ったシャシで、仕向地別にボディサイズやデザインを変更する地域最適化が可能になりました。

そのため日本仕様のアコードは、よりスポーティセダン色を強めるためと、市場環境に合わせる目的で全長4635mm×全幅1695mm×全高1420mm(SiR-T)とサイズダウンし、再び5ナンバーサイズに戻ります。

エンジンもトップグレードでは200馬力を誇る2リッター直列4気筒VTECを搭載し、取りまわしがよく軽快でキビキビ走るスポーティさを取り戻しました。

トヨタハリアー

トヨタのSUV「ハリアー」は1997年に初代が発売され、以降はミドルクラスのクロスオーバーSUVとして高い人気を誇っています。

2003年に登場した2代目ではハイブリッド車が追加されるとともに、海外での販売力強化もあり、ボディサイズを全長4730mm×全幅1845mm×全高1680mmに大型化。

スタイリッシュなフォルムの評価が高く、国内外で人気車となります。

そして2013年に発売された3代目では、国内市場ではハリアー、海外市場ではレクサスRX」と住み分けをおこなった結果、全長4725mm×全幅1835mm×全高1690mmと、わずかながら異例のダウンサイジングがおこなわれました。

2代目が10年ものロングセラーで人気だったことから3代目はキープコンセプトとされ、デザインはよりシャープな印象となります。

目論見どおり3代目の人気は保たれ、大ヒットとまではいきませんでしたが、近年は同クラスのSUVのなかでも販売台数はトップクラスを維持していました。

すでに新型が公開されており、2020年6月にフルモデルチェンジされて発売予定ですが、さすがに今度は大型化するようです。

※ ※ ※

現在、国内で販売している登録車において、国内専用モデルはごくわずかで、多くはグローバルで販売されています。

そのため、大型化は避けられず、これは海外メーカーも同様の傾向です。

十分な居住空間を確保するために全幅を拡大し、荷室容量の拡大には全長を伸ばすことが必要で、併せて衝突安全性向上のためにも大型化せざるを得ません。

そのため重量増も避けられないところですが、それでも新型車は燃費や運動性能を向上させているので、技術的な進歩は目をみはるものがあります。

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みんなのコメント

36件
  • ロードスターを小さく戻したのは大正解。
    あのサイズが最も楽しめるサイズである。
  • DEデミオは成功した例だと思います
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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