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3列SUV選びはCX-8に太鼓判! エクストレイルやCR-Vとの違いとは?

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3列SUV選びはCX-8に太鼓判! エクストレイルやCR-Vとの違いとは?

改良で商品力を高めたCX-8
SUVでは数少ない3列シートモデル。「家族でゆったりドライブを楽しみたいけど、ミニバンよりSUVがいい」というニーズにガッチリ応えてくれるのが3列シートSUVだ。国内では「日産 エクストレイル」「マツダ CX-8」「ホンダ CR-V」「三菱 アウトランダーPHEV」といったモデルに3列シートが存在するが、このうち「CX-8」が12月に部分改良を受けた。これを機に今回はCX-8を軸として、その進化を探りつつライバル達との比較を行ってみたい。

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3列シートSUV、マツダ「CX-8」が大幅改良。表情一新、オフ志向の「グランド・ジャーニー」を新設定

まず、外観で大きく変わったのがフロントマスク。昨年、デザイン変更した弟分の「CX-5」と同様、シャープなヘッドライトを採用するとともに、グリルはこれまでの横ルーバータイプからメッシュタイプに変更され、スポーティな雰囲気を強めてきた。また、リアエンドもバンパーとランプのコーナーを広げ、ワイド感を強調したデザインに一新。ボディカラーには「CX-60」から導入した匠塗の第3弾「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を追加している。

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改良の手は細部にまで
こうしたルックスの変更だけでも商品力は大きく向上するが、それだけで終わらないのが昨今のマツダ。今回も見えないところで改善を積み重ねている。例えば、低速トルクの微細なコントロールを可能とするためアクセルペダルの操作量を最適化したほか、スプリング・ダンパー特性の見直しにより、段差やうねりのある路面などで全ての乗員の揺れが軽減され、疲れ・車酔いを低減。さらに、アダプティブLEDヘッドライトのハイビームが12分割から20分割となり、夜間の視認性が高まった。

細かいところでは、Apple CarPlayがワイヤレス接続に対応し、iPhoneユーザーの利便性が向上している。なお、今回の改良を機にグレード構成も見直され、黒でデザインをまとめた「スポーツアピアランス」の追加や、最上級の「エクスクルーシブモード」の進化などが行われた。

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3列シート専用に設計されているのはCX-8のみ
では、CX-8にはどんなライバルがいるのだろう。この点、まず気になるのは車格や価格帯が重なる同胞の「CX-60」との関係。しかし、CX-60はFRをベースとしたために全長が長めになっているものの、目下5人乗りのみの設定で3列シート仕様は用意されていない。そのため、3列シートをお求めのユーザーにとっては直接のライバルとして比較されることはないだろう。

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3列7人乗りのSUVというポイントに絞って国産車のライバルを探してみると、日産「エクストレイル」およびホンダ「CR-V」が候補に挙がる。なお、三菱「アウトランダーPHEV」にも7人乗りが設定されているが、あちらは高価なプラグインハイブリッド(495万9900円~)のみの設定なので今回は比較対象から外した。

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ここでボディサイズを比べると、CX-8が全長4925mm×全幅1845mm×全高1730mm、エクストレイルが同4660mm×1840mm×1720mm、CR-Vが4605mm×1855mm×1680mmと、CX-8が飛び抜けて長い。これはエクストレイルとCR-Vが5人乗り仕様と同じ全長に3列シートを押し込んでいる一方、CX-8は3列シート仕様専用の車体設計になっているためで、ここだけ見ても多人数乗車時の快適性を重視するユーザーはCX-8一択となりそうだ。

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パワートレーンは3者3様
次に気になる価格を見ていこう。まずスタート価格を比べると、CX-8が299万4200円、エクストレイルが393万300円、CR-Vが355万6300円となっており、7人乗り仕様ではハイブリッドかつ4WDしか選べないエクストレイルが図抜けて高価だ。

そこで、条件をそろえるため、300万円台後半の7人乗りグレードで3車種の装備等を比較してみる。具体的には、CX-8「25S Black Tone Edition・4WD」(388万6300円)、エクストレイル「X e-4ORCE・4WD」(393万300円)、CR-V「EX・4WD」(377万6300円)を比較する。それぞれのパワートレーンは、CX-8が2.5L自然吸気ガソリン(190PS/252Nm)、エクストレイルが発電用1.5L直3ターボガソリンエンジン(144PS/250Nm)に前後モーター(204PS/330Nm,136PS/195Nm)の組み合わせ、CR-Vが1.5L直4ターボガソリンエンジン(190PS/240Nm)となっており、パワートレーンは3者3様。どのモデルの走りが好みかは試乗して確かめたいところだ。

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パワートレーンが魅力のエクストレイル
一方、燃費(WLTCモード)はCX-8が12.2km/L、エクストレイルが18.3km/L、CR-Vが13.6km/Lとなっており、エクストレイルの優秀さが光る。ただし、装備面ではエクストレイルのみ標準ではオーディオレスの4スピーカーとなるなど、やや簡素さも目立つ。そして、マツダは独自基準を設けて3列目シートの安全性を確保していることから、スペース的余裕のほかにも多人数乗車ではCX-8に優位性がある。

よって、パワートレーンの性能やモーター駆動による新世代の走行感覚を重視するならエクストレイル、多人数での移動に主眼を置くならCX-8がおすすめとなる。

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みんなのコメント

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  • みなさんとてもMAZDA嫌いなのに、何故わざわざ記事読んでコメントしてるんですかね…。
  • SUVだから3列目が窮屈でも我慢しているだけ。
    3列目に乗りたいわけじゃ無い。
    5人乗りで荷室に余裕がある方がSUVとしては便利だと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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