BMWアルピナ ロードスターV8:最も美しい現代のロードスター。アルピナは、BMW Z8を快適なV8ロードスターとして解釈した。わずか555台の希少な限定生産モデルだ。
BMWの走行性能をより高めることを専門としているアルピナというメーカーは、「Z8(2002~2003)を、よりソフトなシャシー、オートマチックトランスミッション、より滑らかなステアリング、そして新しいドライブという、快適な「ロードスターV8」として登場させた。
1991年のル・マン優勝車 マツダ787Bへのオマージュ モンスターサウンドを持つヴァンケルエンジン搭載の「マダズ787D」とは?
標準のZ8ではすでに予定されていたオートマチック
標準の「Z8」に搭載されていたスポーティなM5エンジン(400馬力)の代わりに、アルピナはよりトルクを重視した381馬力のV8エンジンと5速オートマチックトランスミッションを搭載した。オートマチックトランスミッションは、アメリカ市場に受け入れられやすくするためのものだった。アルピナが生産した合計555台のZ8のうち、450台のロードスターがアメリカに渡った。
当初、「Z8」シリーズにはオートマチックトランスミッションが搭載される予定だったが、「BMW M5」のエンジンにマッチするものが存在しなかったため断念。アルピナは「F5/1」エンジンを搭載することでオートマチックトランスミッションの搭載を実現した。
シャシーもアルピナによって大幅に改良され、標準型「Z8」の張り詰めたセットアップとは対照的に、より快適なものとなっている。サイドエアインテークとフラットでワイドなキドニーグリルによって、「ロードスターV8」は1956年に登場した忘れられない「BMW 507」へのオマージュを表している。
30万ユーロ(約4,800万円)以下はない
標準の「Z8」より19馬力低いにもかかわらず、アルピナバージョンは決して遅くはない。0から時速100kmまで5.3秒で加速し、最高速度は時速260kmで電子制御される。
2003年、「アルピナ ロードスターV8」の最後の新車価格は12万9,900ユーロ(約2,080万円)だった。フル装備で、注文した色の組み合わせの京商製1:18ミニチュアモデルが付属していた。現在、「アルピナ ロードスターV8」の価格は約30万ユーロ(約4,800万円)からで、大きく下がることはないだろう。
「Z8」はすでに希少車であり、「BMW 507」と同様、デザインのアイコンとなるだろう。シュロス ダイクで開催された「クラシック デイズ2019」では、「アルピナ ロードスター」が「未来のクラシック」として登場した。BMWは、すべての「Z8」に50年間のスペアパーツ保証を提供している。
Text: Matthias Techau Photo: Matthias Brügge / AUTO BILD
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
160万円のトヨタ「斬新2シーターモデル」が凄い! 全長2.5mの「超軽量ボディ」でスイスイ走る! 買わなくても乗れる「新サービス」が開始!
「太陽光」だけで走行可能! 超すごい「新型モデル」発表! 充電ナシで年間「約1万km」走れそうなEVに「早く欲しい!」と驚きの声
日産が新型「2列バン」初公開!全長5m級× 斬新“格納シート”採用!? めちゃ荷室広い「タウンスター」 欧州で発売へ
「(知らなくて)よく免許取れたな」の声!? 道路にある「謎のひし形」の意味分かる? 6割は“知らない”の結果も… 正解は?
なんというスケール…高速道路上の巨大「足場要塞」ついに潜入 「石ころ一つ落とさない」ために準備6年!? 今まさに格闘中!
みんなのコメント
BMWはこの時代のデザインの方が好きです。