■続々登場!? 栃木県警のスーパーパトカーたち
パトカーといえば、トヨタ「クラウン」などの上級セダンをベースとするのが一般的ですが、なかには特別なクルマをベースにした「スーパーパトカー」が存在することで知られています。
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各都道府県警のなかでも、そうしたスーパーパトカーでしばしば話題になるのが栃木県警です。
栃木県は、大手自動車メーカーの本社こそありませんが、ホンダの研究施設や日産の主力工場があるなど、自動車産業にとっては非常に重要な土地です。
また、東北方面への大動脈である東北自動車道が県を縦断し、また「日本最速の一般道」ともいわれる新4号国道も存在するなど、常に交通の安全が求められる地域でもあります。
そうした土地柄もあり、栃木県警ではおもに交通安全意識の啓蒙を目的とした、スーパーパトカーが配備されています。
代表的なのは、ホンダ初代「NSX」をベースとしたパトカーです。高性能スポーツカーが続々と登場したことで、速度超過などによる重大事故が問題視されていた1992年に、ホンダから栃木県警へと寄贈され、県内を走る「走り屋」たちににらみをきかせていたようです。
また、2018年には日産の誇る高性能スポーツカーである「GT-R」をベースとしたパトカーも登場します。
これは県内在住の個人による寄贈という形での配備ですが、GT-Rが選ばれた背景には、前述の通り栃木県と日産の深い関係があるといわれています。
さらに、世界ラリー選手権(WRC)などで活躍したことで知られるスバル「インプレッサ WRX」ベースのパトカーも栃木県警は保有しています。
スバルの生まれ故郷である群馬県は、栃木県と隣り合わせということもあり、県西部を走る高速道路などで活躍していたようです。
そして、最近話題となったのがレクサスの高級クーペ「LC」をベースとしたパトカーです。
近未来的なデザインへと仕上がったこのパトカーですが、GT-Rを寄贈者と同一の個人による「交通事故の防止に役立てて欲しい」という希望のもとに2020年に寄贈されました。
■スーパーパトカーが大集合した場所はドコ?
かつては「実戦配備」されていたこれらのスーパーパトカーですが、現在ではおもにイベントに展示するなどの広報活動に用いられることがメインとなっています。
そのため、実際にはなかなかお目にかかる機会がありませんが、栃木県にあるツインリンクもてぎでゴールデンウィークに開催されたイベント「働くクルマ大集合!!」で揃い踏みしました。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、2年ぶりの開催となった同イベントでは、スーパーパトカー以外にも救急車や消防車、さらには自衛隊の協力による装輪装甲車や高機動車、地元企業の協力によるショベルカーやダンプカーなど、様々なクルマが展示されました。
2021年5月4日には、前述の4台のスーパーパトカーに加えて、クラウンベースのパトカーも加えた5台のパトカーが実際にサーキットを走り、集まった観衆を沸かせました。
イベントを企画・運営するツインリンクもてぎの広報担当者は次のように話します。
「新型コロナウイルスの影響もあり、例年に比べれば限定されたなかでの開催ではありましたが、栃木県警様や地元企業の皆様のご協力もあり、普段見ることのできないスーパーパトカーの走行シーンをご覧いただくなど、ご来場いただいた方には満足していただけたのではないかと思います。
ツインリンクもてぎでは、SUPER GTなどのレースイベントを開催していますが、栃木県に拠点を持つホンダや日産を応援する地元のファンの方々の熱量はすさまじく、クルマ好きの方々が非常に多い土地だと実感しています。
新型コロナウイルスの状況次第ではありますが、今後もできる限りこうしたイベントは積極的に企画していきたいと考えています」
※ ※ ※
栃木県を訪れる際は、これらのスーパーパトカーの存在を思い出し、安全運転をするようにしましょう。
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