【F1分析】フェルスタッペンにもあったサウジでの勝機……そこにもし角田裕毅がいれば

　F1サウジアラビアGPを制したのは、マクラーレンのオスカー・ピアストリだった。ピアストリはこれで今季3勝目。ドライバーズランキング首位に躍り出て、F1デビュー3年目にして初のチャンピオン獲得に向け、視界良好といったところだ。

　ただ今回のサウジアラビアGPは、ある意味薄氷の勝利であったかもしれない。レース中のペース推移を見返すと、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが勝っていた可能性も十分にあったように思われる。

　予選では、フェルスタッペンが神アタックを決め、ポールポジションを奪ってみせた。

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[blu********]

今回は予選でトゥを与えることによりフェルスタッペンのポールゲットをアシストした。２位との差が0.001秒だったことを思えば、角田選手のアシストはフェルスタッペンの２位という結果に重要な貢献を果たしたといえる。本戦のバトルにおいてフェルスタッペンに仕掛けるマクラーレン勢やメルセデス勢を牽制する役割は、次戦以降の課題。RB19を使ったシルバーストンテストやシュミレータテストでも、ストラテジストと連携したフェルスタッペン援護の戦術の演習も含まれているだろう。

[ryo********]

タッペンのペナルティを見越して、ピアストリは明らかに消極的な走行に切り替えてた
レースをコントロールするだけのペースはマクラーレンが握っていたので、どう転んでトップの順位に変動はなかった