現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【中古車情報】BMW、ルノー、ポルシェ、トヨタから400万円以下のダイナミックなスポーツカー4台をチェック!弱点や価格も含め全情報をお届け!

ここから本文です

【中古車情報】BMW、ルノー、ポルシェ、トヨタから400万円以下のダイナミックなスポーツカー4台をチェック!弱点や価格も含め全情報をお届け!

掲載 更新
【中古車情報】BMW、ルノー、ポルシェ、トヨタから400万円以下のダイナミックなスポーツカー4台をチェック!弱点や価格も含め全情報をお届け!

2万5,000ユーロ(約400万円)以下で買える中古スポーツカー4台をチェック。感情と理性のバランスを取ることは、運転の楽しさにおいては容易ではない。ダイナミックな4台の弱点や価格に関する情報すべてをご紹介!

A地点からB地点までの距離を走破することが、彼らの主な目的ではない。今回紹介する4台の中古スポーツカーは、運転の楽しさと感動を味わうために設計された車だ。

【長距離耐久テスト】ドイツ人やるなあ キャンピングカーでさえ長距離走行テスト 33,300kmを走破した「マリブ バン チャーミングGTスカイビュー」の評価は?

「BMW 130i」については長期テストを行なったこともあり、特に詳しく知っている。15年前にさかのぼるが、記憶が色あせることはほとんどない。なぜなら、多くの運転の楽しみに加えて、この小型のパワーパックも最高の成果を上げたからだ。長期テスト車として初めて、何の問題もなく、かつオールAの成績で長期テストを完走した。

ちなみに、クラシックデータの専門家が、「ポルシェ ケイマン」と「トヨタGT86」の価格は、今後上昇すると予測しているため、この2台の中古スポーツカーに関心のある人は、確認を急ぐ必要がある。ボクサーエンジン搭載車は、良い投資物件となるだろう。

一方、スポーツ性と日常的な運転を両立させたいのであれば、「メガーヌR.S.」は特に楽しいフランス車なのでお勧めで、球数は多くないが比較的購入しやすい価格だ。

フォトギャラリー:2万5000ユーロ(約400万円)までの中古スポーツカー4台BMW 130i、ルノー メガーヌR.S.、ポルシェ ケイマン、トヨタ GT86は中古車としてどの程度の品質なのか?チェック&レポート!

BMW 130i最新のコンパクトスポーツカーとは異なり、130iには派手なスポイラーやディフューザーパネル、目を引くエアインテークは装備されていない。見た目はノーマルだが、ボンネットの下にはパワフルな自然吸気エンジンが搭載されている。太いリムと優れた順応力を備えた素直なステアリングは、その骨太な性格にマッチしている。Photo: Toni BaderFRレイアウトにより、130iはより落ち着いたハンドリングを実現しているが、ESPをオフにすると、乾燥したアスファルトでもすぐにリアアクスルのグリップは限界に達し、横滑りを見せる。Photo: Toni Bader弱点:N52エンジンでは、バルブトロニックとバノスにエラーが発生する可能性がある。カムシャフトアジャスターは新品で注文でき、取り付け費用込みで片側(吸気または排気)あたり約1,500ユーロ(約25万円)である。さらに、高性能版はシャシーとドライブトレインへの負担が大きいので摩耗が早まる。Photo: Toni Baderこのエンジンは軽量な1シリーズでもほとんど問題なく、非常に安定している。これは、25万km以上の走行距離にも耐えるタイミングチェーン式カムシャフト駆動にも当てはまる。iDriveシステム(ここではCCCタイプ)の故障は修理または新品交換が可能だ。Photo: Toni Baderルノー メガーヌR.S.(Renault Megane R.S.)ルノーのステアリングシステムは通常、スムーズでしびれるような感触だ。メガーヌR.S.も同様で触れた瞬間、運転が上手くなったような気がしてくる。ステアリングがドライバーの意思に反応するように調整されているだけでなく、強力なエンジンが素晴らしい。ブーストが最大限に発揮されるのは比較的遅く、回転計の針が3,000回転を超えた時だ。Photo: Toni BaderFF最速を誇るメガーヌR.S.の前輪には340Nmものトルクが放出されるが、そのステアリング剛性、足回りのしなやかさ、シャシーのすばらしさには高い評価が与えられている。Photo: Toni Baderスポーティなメガーヌの明確なメッセージ:私はサーキット走行が得意!R.S.のオーナーのほとんどがこの挑戦を受け、2ドアモデルをサーキット走行用に改造した。そのため、オリジナル状態のR.S.を見つけるのはほぼ不可能だ。しかし、経験豊富なメカニックによって改造が行われれば、メガーヌR.S.はサーキットでも、日常的な使用にも耐えることができ、20万kmの走行も十分に可能になる。Photo: Toni Bader弱点:ニュルブルクリンクからほど近いアデナウにある専門店のメカニックたちは、通常、パワーの過剰増強によってギアボックス、クラッチ、ターボチャージャーに損傷が生じることを知っている。サーキット走行用に補強が必要なのはギアボックスマウントのみだ。この部品は、特にセミスリックタイヤによる高負荷時に破損することがよくある。Photo: Toni Baderポルシェ ケイマン(Porsche Cayman 987c)ポルシェはリアエンジンだけでなく、ミッドエンジン設計も確立した。ポルシェ914の後、このコンセプトは忘れ去られていたが、1996年に登場したボクスターによって復活。ボクスターの2世代目でクーペ版のケイマンが登場した。手頃な価格のポルシェという夢はケイマンでも実現しなかったが、911よりは少し安価だ。唯一の妥協点は911に対する威信だけだが、運転の楽しさに関しては、ミッドエンジンスポーツカーは徹底したポルシェのままであり、絶妙なバランスを誇るシャシー、コミュニケーション能力に優れたステアリング、そして最高出力330馬力のキレの良い水平対向エンジンが、ケイマンの本気度を疑う余地を与えない。弱点:ポルシェのエキスパートたちはケイマンのラジエーターを弱点として挙げている。効果的な保護グリルがないため、フロント部分に落ち葉や土が溜まる、走行中の石や砂利などを嚙みこんでファンがロックしてしまうことがあるのだ。アルミニウム製の冷却水パイプも、腐食の影響を受けやすい。ちなみに、このエンジンは完全なドライサンプ方式ではないので、横方向の加速度が大きいとオイル供給が中断される可能性がある。Photo: Uli SonntagトヨタGT86(TOYOTA GT86)トヨタの人々は非常に協力的だ。彼らはスズキと協力し、BMWとコラボレーションし、スバルとも協力した。そうでなければ、GT86のボンネットの奥深くにフラット4エンジンは存在しなかった。200馬力の2リッター自然吸気エンジンは、クランクシャフトが最初に回転した瞬間から、GT86を魅惑的な体験にしてくれる。全長4.24mのコンパクトなボディにもかかわらず、4人乗りのスポーツクーペは後輪駆動である。2012年には、このスポーツカーは29,990ユーロ(約485万円)から購入可能だった。その性能を考慮すると、これは非常に妥当な価格設定だ。このクラスでは並外れている。キビキビしたハンドリングと俊敏なリアエンドを評価する人なら、GT86に満足するだろう。パワーの伝達がやや貧弱でなければ、という条件付きだが・・・。205ニュートンメーターの強力な4気筒エンジンは、素晴らしいボクサーサウンドを奏でるが、圧倒的なパワフルさはない。多くの人が自分自身で手を加えるのも当然だ。デュルメン(ノルトライン・ヴェストファーレン州)のMPS-Engineeringは、日本車に特化し、シャシー、冷却装置、排気システムを扱うほか、要望に応じてターボキットの取り付けも行っている。弱点:MPS-Engineeringオーナーのシュテゲマン氏は、いくつかの弱点も明らかにしている。例えば、初期モデルは工場で使用されている0W20オイルに敏感だったこともありMPS-Engineeringでは、ボクサーエンジンには常に5W50オイルを使用している。さらに、サーキットでの使用に最適化されたオイルクーラーのアップグレードは、450ユーロ(約7万円)から可能だ(取り付け費別)。よくあるエラーの原因:カムシャフトの位相。診断システムは、必ずしもエラーを表示するわけではなく、また、エラーが特定されないこともある。しかし、新しい位相調整機(1,000ユーロ=約16万円前後)を使用すれば、再びフルパワーを発揮できるようになる。Photo: Toni BaderText: Stefan Novitski

文:AutoBild Japan
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

波乱万丈のSUPER GT戦記!! 2026年シーズン ホンダはは新型プレリュードで挑む!!
波乱万丈のSUPER GT戦記!! 2026年シーズン ホンダはは新型プレリュードで挑む!!
ベストカーWeb
「めちゃくちゃ懐かしい!」 シチズンコレクションから名作映画『E.T.』感動の名シーンを閉じ込めた限定ウオッチ登場!
「めちゃくちゃ懐かしい!」 シチズンコレクションから名作映画『E.T.』感動の名シーンを閉じ込めた限定ウオッチ登場!
VAGUE
「エスプリ・セー ・ケイ・ギンザ」でクリスマス限定コースがスタート。小林圭のスペシャリテを銀座流にアップデート
「エスプリ・セー ・ケイ・ギンザ」でクリスマス限定コースがスタート。小林圭のスペシャリテを銀座流にアップデート
GQ JAPAN
一見ただの公園だが……貴重な中世城郭「茅ヶ崎城」の遺跡だった!? バイクで往く城跡巡り
一見ただの公園だが……貴重な中世城郭「茅ヶ崎城」の遺跡だった!? バイクで往く城跡巡り
バイクのニュース
カウンタック以前の「4人乗りランボルギーニ」がオークションで落札 生産台数は225台 元スペイン王室が所有していた56年前の「イスレロ」とは
カウンタック以前の「4人乗りランボルギーニ」がオークションで落札 生産台数は225台 元スペイン王室が所有していた56年前の「イスレロ」とは
VAGUE
デコトラに魅了されているが……「何がいいの?」と聞かれると難しい! 結局デコトライベントで目の当たりにするのが一番だった
デコトラに魅了されているが……「何がいいの?」と聞かれると難しい! 結局デコトライベントで目の当たりにするのが一番だった
WEB CARTOP
次期ワゴンR、「Vision e-Sky」デザインを量産仕様に展開か!? BEVもあり!?
次期ワゴンR、「Vision e-Sky」デザインを量産仕様に展開か!? BEVもあり!?
グーネット
日産 フェアレディZ コンバーチブルはスタイル、走り、心地よさといったすべてを融合したオープンZの到達点【愛すべき日本の珍車と珍技術】
日産 フェアレディZ コンバーチブルはスタイル、走り、心地よさといったすべてを融合したオープンZの到達点【愛すべき日本の珍車と珍技術】
ベストカーWeb
「技術の日産」全開! 超“最先端”コンパクトカーがスゴい! その場で「くるくる」回って「会話」もできる!? 約20年前から「AI」も搭載してた驚愕のコンセプトモデル「PIVO」シリーズとは
「技術の日産」全開! 超“最先端”コンパクトカーがスゴい! その場で「くるくる」回って「会話」もできる!? 約20年前から「AI」も搭載してた驚愕のコンセプトモデル「PIVO」シリーズとは
くるまのニュース
ベルルッティが提案する、極上の革とカシミヤが描く静かな贅沢──2025年の秋冬スタイルを小物でアップデートする
ベルルッティが提案する、極上の革とカシミヤが描く静かな贅沢──2025年の秋冬スタイルを小物でアップデートする
GQ JAPAN
【ジャガー】90周年を記念し初代モデルと次世代コンセプトを歴史あるホテルにて披露
【ジャガー】90周年を記念し初代モデルと次世代コンセプトを歴史あるホテルにて披露
Auto Prove
タイトル争いをかき回す、”ダークホース”は誰? 4番グリッドのラッセルはやる気満々「いつものレースと同じ」
タイトル争いをかき回す、”ダークホース”は誰? 4番グリッドのラッセルはやる気満々「いつものレースと同じ」
motorsport.com 日本版
高さ300m! かつて上野駅に「高層化計画」があった――なぜ頓挫したのか?
高さ300m! かつて上野駅に「高層化計画」があった――なぜ頓挫したのか?
Merkmal
なぜ日付けにサンダーボルト!? お待ちかね「藤原ヒロシ×タグ・ホイヤー」第3弾カレラはブラック&ホワイトのミニマルデザインがカッコよすぎ!
なぜ日付けにサンダーボルト!? お待ちかね「藤原ヒロシ×タグ・ホイヤー」第3弾カレラはブラック&ホワイトのミニマルデザインがカッコよすぎ!
VAGUE
マクラーレン、フェルスタッペンに「フェアなレース」を期待。ノリスには慎重さも要求?
マクラーレン、フェルスタッペンに「フェアなレース」を期待。ノリスには慎重さも要求?
motorsport.com 日本版
ナイキの“全天候型”ゴルフシューズの実力とは? 人気モデル「インフィニティツアー2」にゴアテックス仕様が登場! 天候に左右されず“快適な履き心地”をキープ
ナイキの“全天候型”ゴルフシューズの実力とは? 人気モデル「インフィニティツアー2」にゴアテックス仕様が登場! 天候に左右されず“快適な履き心地”をキープ
VAGUE
2025年のSUPER GTでは好不調の波にもまれ苦戦……強豪・日産のGT500マシンヒストリー
2025年のSUPER GTでは好不調の波にもまれ苦戦……強豪・日産のGT500マシンヒストリー
ベストカーWeb
1.2リッターエンジン搭載で「400馬力オーバー」! 日産の斬新「MRスポーツカー」に反響殺到! 「本当に美しい」「元祖e-POWER!?」の声も! 全長4.4m軽量ボディのインフィニティ「エマージ」米国モデルに熱視線!
1.2リッターエンジン搭載で「400馬力オーバー」! 日産の斬新「MRスポーツカー」に反響殺到! 「本当に美しい」「元祖e-POWER!?」の声も! 全長4.4m軽量ボディのインフィニティ「エマージ」米国モデルに熱視線!
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

629 . 0万円 1064 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

208 . 0万円 1258 . 0万円

中古車を検索
ポルシェ ケイマンの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

629 . 0万円 1064 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

208 . 0万円 1258 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村