この記事をまとめると
■他にライバルのいない個性派国産車をピックアップ
市場を切り開いた偉大なクルマが敗北! 「後出しじゃんけん」でバカ売れしたクルマ4選
■唯一無二の存在がそのクルマの価値観を高めている
■メーカーの色やこだわりが色濃く出ているのが特徴でもある
ありそうでない! 個性派すぎる国産車を集めてみた
特定の機能を究極的に高めて他車を圧倒するクルマは、共感を呼んでファンを生み出す。しかし、表現を変えると、機能や魅力のバランスはあまり良くない。いわゆる八方美人型ではないから、売れ行きは伸び悩むことが多い。そのようなクルマを考えてみたい。
■走行性能で他車を圧倒:日産GT-R
V型6気筒3.8リッターツインターボは、最高出力が570馬力、最大トルクは65kg-mと強力で、独自の4WDシステムにより駆動力の伝達効率も抜群に優れている。高性能を路面へ確実に伝え、日本車では最高峰の加速性能を達成した。
さらに、ブレーキを含めた走行安定性は、動力性能以上に優秀だ。例えば雨天の高速道路を走行中、前方で事故が発生して、急ブレーキを作動させながら障害物を避ける操作も的確に行える。GT-Rでは速く走る性能よりも、安全に走る機能が注目される。それだけに衝突被害軽減ブレーキの非装着は惜しい。
■3列目シートの快適性で他車を圧倒:トヨタ・グランエース
一般的に多人数乗車の快適なミニバンは、アルファード&ヴェルファイアとされる。ところが3列目の居住性は低い。頭上と足もとの空間は広いが、左右に跳ね上げて格納するから、背もたれと座面は薄い。従って座り心地が悪い。床と座面の間隔も足りず、足を前側に投げ出した座り方になる。アルファードとヴェルファイアに限らず、ミニバンの3列目シートは、1/2列目に比べると大半の車種において快適性が低い。
ところがグランエースは違う。3列目にも2列目と同じエグゼクティブパワーシートを装着して居住性は良好だ。正確にいえば、3列目は2列目に比べると頭上空間が少し狭く乗り心地も悪化するが、大した違いではない。少なくともグランエースの3列目をアルファードと比べると、快適性には雲泥の差がある。
スズキのコスパマジックから生まれる唯一無二のクルマたち
■乗り心地で他車を圧倒:トヨタセンチュリー
現行センチュリーは、先代レクサスLS600hLと基本部分を共通化している。先代型が搭載したV型12気筒エンジンのような独自の機能はない。
その意味で現行型は有り難みが薄れたが、乗り心地は依然として絶品だ。たとえば駐車場から道路に出る時の段差も、とても優しく受け止める。細かな路上のデコボコもほとんど伝えない。遮音性も優秀で、車内はきわめて静かだ。後席に座ると、「これは凄い!」と思わせる。
■悪路の走破力で他車を圧倒:スズキ・ジムニー
軽自動車サイズのSUVだが、エンジンを縦向きに搭載する後輪駆動ベースのパートタイム4WDを搭載する。4WDに前後輪の回転数を調節する機能はなく、舗装路は2WDで走るが、悪路における駆動力の伝達効率は高い。
エンジン、悪路に対応したサスペンション、ボディは、耐久性の優れたラダーフレームに搭載される。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)が2250mmと短く、最低地上高(路面とボディのもっとも低い部分との間隔)は205mmと高いため、悪路のデコボコも乗り越えやすい。
これらの相乗効果により、ジムニーの悪路走破力は、日本で購入可能なSUVではもっとも優れていると言えるだろう。とくに道幅の狭い曲がりくねった林道には最適だ。
■価格の割安感で他車を圧倒:スズキ・アルト
2021年12月に発売された新型アルトAは、価格が94万3800円と安いが、衝突被害軽減ブレーキ、後退時ブレーキサポート(時速10km以下で後退している時に作動する衝突被害軽減ブレーキ)、運転席/助手席/サイド/カーテンエアバッグなどを標準装着している。関心の高い安全装備を網羅して、価格は割安に抑えた。
ちなみに初代アルトは1979年に47万円の低価格で発売された。当時の47万円を大卒初任給をベースに今の貨幣価値に換算すると、新型アルトAとほぼ同額になる。初代アルトは、エアコンやパワーステアリングはもちろん、左側の鍵穴まで省いたが、新型アルトAは前述の通り装備が充実する。アルトの歴史を振り返ると、今日のクルマが割安になったことが良くわかる。
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