軒並み半年待ちは当たり前!
新車の納期が伸びている、という話を聞くことが珍しくありません。半導体不足による生産調整にはじまり、新型コロナウイルスによるサプライチェーンの分断、ロシアのウクライナ侵攻による物流コストの上昇など様々な逆風により、2~3年前のペースで自動車を生産することが難しくなっているからです。
トヨタの人気モデル「ランドクルーザー」は納期まで4年以上といわれ、実質的に受注停止状態となっています。また、多くのトヨタ車の納期が注文から半年以上先となっているのが現実です。
>>トヨタ パッソのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
>>トヨタ ランドクルーザー300のカタロググレードをチェックする
実際、トヨタの公式発表を見ても、「アクア」「ノア」「ヴォクシー」「ハイラックス」「ヤリスクロス」「カローラクロス」「ランドクルーザープラド」といった車種は納期目安が注文から6か月以上となっています。
>>トヨタ アクアのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ ノアのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ ヴォクシーのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ ハイラックスのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ ヤリスクロスのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ カローラクロスのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ ランドクルーザープラドのカタロググレードをチェックする
年内に納車が期待できるモデルは?
では、逆にいますぐ注文をしたとして、年内納車が期待できるのは、どのようなモデルなのでしょうか。トヨタ公式の納期情報に、より具体的な数字を出している一部販売店のデータを合わせた観測情報をまとめてみました。※トヨタの公式情報ではないので、詳しくは販売店に問い合わせを。
コンパクトカー:パッソとルーミー
コンパクトカーでいえば「パッソ」が3か月程度の納期目安となっていますので、11月頃には納車可能となっています。また同じくダイハツ生産のコンパクトミニバンである「ルーミー」も年内納車が期待できるモデルです。
>>トヨタ パッソのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ ルーミーのカタロググレードをチェックする
ミニバン:ユーザーを選びそうなグランエース
ミニバンは、そのほとんどで納期が伸びていますが、唯一年内納車が期待できるのは「グランエース」です。ディーゼルエンジンだけの設定で、巨大なボディなのでユーザーを選ぶモデルですが、納期重視であれば選択肢に入れてもよさそうです。
>>トヨタ グランエースのカタロググレードをチェックする
セダン:カローラとプリウスが期待大
オーソドックスなセダンでは、日本専用モデルである「カローラアクシオ」が3か月程度の納期目安となっているので年内納車が期待できます。また、かつての大人気モデル「プリウス」も早めの納期が期待できるモデルで、年内納車が可能といえる状況。なお、同じプリウスでも「プリウスPHV」(プラグインハイブリッド)は納期未定になっているようです。
>>トヨタ カローラアクシオのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ プリウスのカタロググレードをチェックする
ワゴン:長寿モデルのフィールダー
ステーションワゴンでは、こちらも国内専用モデルの「カローラフィールダー」が3か月待ち程度で納車されるようです。SUVのほとんどが納期半年以上もしくは受注停止状態となっていることを考えると、ラゲッジを活用する必要があるユーザーにとって唯一の選択肢がカローラフィールダーといえるのかもしれません。
>>トヨタ カローラフィールダーのカタロググレードをチェックする
スポーツカー:GRコペン、ダイハツ生産モデルは短い?
また、意外なところではスポーツカーの「GRコペン」も3~4か月程度の納期となっているので年内納車が可能なモデルです。こうしてみると、ダイハツが生産しているクルマは意外に短い待ちで済むのかもしれません。
>>トヨタ コペンGRスポーツのカタロググレードをチェックする
・・・というわけで、2022年8月時点で調べると、年内納車が期待できるトヨタ車は「パッソ」、「ルーミー」、「グランエース」、「カローラアクシオ」、「プリウス」、「カローラフィールダー」、「GRコペン」の7車種となるようです。
新型が入手できない状況は中長期でマーケットに悪影響
それにしてもフルモデルチェンジしたばかりの「シエンタ」や、マニュアルトランスミッションの追加が話題となった「GRスープラ」などのニューモデルがすぐに手に入らないというのが当たり前のような状況は、ユーザーとしては不満に感じるものです。
>>トヨタ シエンタのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ GRスープラのカタロググレードをチェックする
納期が伸びている背景には社会情勢が影響していることを考えれば、一方的にトヨタを責めるわけにもいきませんが、新車販売におけるユーザー満足度が下がっていることは確実です。
こうした状況によって「新車を欲しい」というユーザーマインドが減退ししていくことは確実です。いまは納車を待ってくれるユーザーが多いかもしれませんが、この状況がいつまでも続くようであれば、将来の新車市場に大きな悪影響を残すかもしれません。
※トヨタの公式情報ではないので、詳しくは販売店に問い合わせを。
文:山本晋也
写真:
1枚目:パッソ
2枚目:ルーミー
3枚目:グランエース
4枚目:カローラアクシオ
5枚目:プリウス
6枚目:カローラフィールダー
7枚目:コペンGRスポーツ
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みんなのコメント
って、他メーカーの新型車は即納なのか?
納期が長ければとりあえず今の車を乗り続ければいいんだし、乗る車が無い人は安い中古車で納車されるまで待てばいいだけなので実際はそんなに困っていない。困っているのはディーラーじゃないの。