なぜ潰れた？ 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編

マトラ：ランチョ（1977年）

マトラは、他のモデルから多くの部品を流用してランチョを作った。バンのVF2をベースに、1308GTから最高出力80psの1.4Lエンジン、1100TIからブレーキ、1307から4速マニュアル・トランスミッションを移植した。どこでも走れそうな見た目だが、コストとパッケージングの理由から四輪駆動は設定されなかった。

クロスオーバーの先駆者ではあったが、登場するのがおそらく20年は早かった。奇妙な運命のいたずらで、ランチョの後継車となるはずだった初代ルノー・エスパスは、欧州初のピープル・キャリア（ミニバン）へと姿を変えた。

Comments

[fca********]

日産も三菱も他人事でない。馬鹿がトップに就いて権力を振り回した結果、これだけ長い期間不遇になってしまうんだと今更ながら。ゴーン、それ以前、三菱には名前を忘れたが，死ぬ2週間前まで権力を離さなかった下衆もいた記憶がある。

[zab********]

昔の…60〜70年代のクルマってなんだか、「愛くるしい」デザインが多いですよね特にメジャーではない、ヨーロッパメーカーのクルマ…性能や品質は決して褒められたモノではないから…「潰れた」わけですが、現在も存在してる有名ブランドカー（メルツェデスとかBMW）には無いデザイナーやエンジニアの熱意を感じます。無機質な現代のデザインよりも、魅力的です♡　デザインはそのままで現代のテクノロジーで再販したら…もしかしたらヒット作が出るかもね…（笑）