ボルボ V40 「7年間の最終評価」のユーザーレビュー

7年間の最終評価

2023.2.2

総評

内外装の質感が高く、購入時は値引きもモリモリ立ったので何よりもコストパフォーマンスが良かったというのが一番の感想です。少し狭くエアコン等がない後席は不満ですが基本2人乗車だったので不満が少ない車でバランスも良かったです。
何よりデザインがめちゃめちゃお気に入りでした。

満足している点

一番のお気に入りはデザイン。二番目は内装の質感。三番目は走行性能。

不満な点

後席の快適性と街乗り燃費は少し不満。あとはガラスルーフのロールがすぐ壊れて巻き取らなくなるのは不満（修理代も高いし）

デザイン

5

外装のデザインはかなり良い。黒のボディカラーもよく合っていて洗車が趣味になるくらいでしたが、グリル回りとタイヤサイズが古臭く感じることも。
内装については全体的に質感が高い。特に革の質感が高い。プラスチックを使っている部分は多いが、デザインが悪くないのでマイナスには感じられない。メーター回りもデジタルで質感が高いが、インパネの数字ボタンが古く見えてしまうのがマイナス。個人的にはかなり内装が褒められているCX-60よりもV40のほうが質感が高いと感じられる。
内装のマイナスポイントは、サンルーフのカバーがすぐ壊れることと、リアシートにシートヒータとエアコンの吹き出し口がないこと。夏場外気温が30度を切るとアイドリングストップしてしまい空調が送風になってしまうのはかなり暑くて不快を感じる

走行性能

4

パワー感について渋滞の中などごく低速での加速では車の重さがかなり感じられる。
高速では中間加速などアクセルを半分程度踏んだ程度ではかなりのパワー感が感じられるが、さらに踏み込み回転数が上がっていくとそれに比例したパワーは得られず少しパワー不足感が感じられる。
0からの加速では最初25キロ位まではターボラグもありあまり強い加速は得られないがその後はまあまあな加速が得られる。全開での加速感は少し背中が押さえつけられる程度
ハンドリングについて、峠でのハンドリング性能は高く、車重もそこまで重くないので軽快に走れる。上りはディーゼルのトルクもありかなり楽しめるが、下りはフロントエビーであるため速度域が上がると少し神経を使う。加速感はCX-60のXDハイブリッドと比べると少し劣る。それだけCX-60の加速力は力強い。

乗り心地

3

乗り心地については突き上げが大きいところでは大きめの入力はあるが、収束がはやくあまり不快な感じはしないが、やはり少し硬め。足回りが固いという評価のCX-60と比べてもV40の足回りは固いと感じる。家族がCX-60の乗り心地をほめるくらい。
・エンジンノイズは比較的大きめ、タイヤからくるロードノイズは時折気になる。
高速では他のノイズはほとんど気にならないが、一般道だとインパネ周りから軋む音が出るのは気になる。
静粛性も今一歩といわれるCX-60よりも騒々しい。
空調を付けているときの騒音が少し大きい

積載性

4

フロント周りの小物入れは多く便利。リアシートは広くなく、シート幅も3人はかなり厳しいくらいの大きさ
トランクは車格の割には大きく、意外に色々なものが詰める容量がある。床板を立てられる機構は便利だがトノカバーは大きくしまうことができないのでその点は不便

燃費

3

街乗りでリッター11キロくらい、高速でリッター17キロくらい。トータルでリッター12.5くらい。かなり踏み込んでることも考えれば決して悪くはないが、新車当時に対して5％程度悪化していることもあり少し物足りない。ただし軽油が安いので燃費については気にならない。

価格

5

値引きモリモリで乗り出し420万は今考えると破格！（しかも金利も０！）。下取りもマツダが頑張ってくれて170万オーバー。7年で250万と考えるとコスパはめちゃめちゃいいと思います。

故障経験

ガラスルーフのロールは2回故障し、1度は保証対象がだったため高額で、結局修理を断念した。そのほかはセンサー故障など軽微なもののみ