ボルボ V40 「D4 R-Designを4000km走って」のユーザーレビュー

D4 R-Designを4000km走って

2016.2.20

総評

　V40RDを２台乗り継いでいますが、D4は購入後２カ月で早くも4000km走りました。走行性能と燃費を高い次元で両立させていることが最高に気に入ってます。
　足回りは前車でも気に入っていましたが、現車はさらに「いなしの上手さ」が加わった感じがします。これに適度なパワーと強大なトルク、さらに滑らかなアイシン製８速ATの相乗効果でロングドライブは非常に快適です。
　V40D4のRDは限定車でこの先の発売は未定ですが、年間走行距離が多くスポーティーな走りを好む方なら最良な１台だと思います。

満足している点

　・なんといっても燃料コスト⇒好燃費と軽油の組み合わせは最強です
　・トルク⇒45kgのグイグイ感は異次元でした
　・しなやかな足回り⇒スポーティーさと乗り心地を両立
　・適度なパワー⇒200馬力は必要にして十分
　・スタイル⇒２台乗り続けても飽きません
　・安全性能⇒インテリセーフ10にバージョンアップしてさらに万全

不満な点

　・アイドリングと加速時のカラカラ音⇒仕方ないと割り切ってもちょっと気になります
　・最小回転半径⇒RDは5.7mなので奥の手を・・

デザイン

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走行性能

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　５気筒T5RDからの乗り替えなので、どうしても基準はそこになります。
　パワーは前車に比べてカタログ数値通り下がっていますが、それを感じるのは目一杯踏み込んだ時だけで、通常走行時は増大したトルクのおかげで逆に力強いです。キックダウンなしでストレスなく加速してくれるので「高速の流れに乗る」「坂道の上り」というシチュエーションで特に恩恵を受けます。高速の長距離走行では疲れの低減につながり、ずぼらに速いという表現があてはまると感じます。
　ただし上まで回してもガソリンのような盛り上がり感はなく、速くありません。
※ポールスター・パフォーマンス・パッケージが最初からインストールされています。

乗り心地

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　ノーマル時は前車より柔らかく感じますが、低速から高速まで段差などのショックをよく吸収してくれるしなやかさを感じました。いわゆる「よく動く足」と言えると思います。サスを交換した後は見た目は良くなりますが、残念ながらこの部分は若干スポイルされてしまいました。
　静粛性はアイドリング時と加速時にやはりディーゼルを意識させますが、巡航時は回転が低いこともあって前車以上に静かと感じます。
　不快な振動は特に感じません。

積載性

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　Ｃセグでスタイル重視の５ドアHBなので期待はできません。ここを求めるとV40という選択肢はほぼないかと。70cm正方の組み立て式家具を車内に入れるのにかなり苦労しました(笑)
　ただし２人乗車の旅行なら、まず困ることはありません。

燃費

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　ここが最重点項目です。長距離ドライブが趣味なので、高速と信号の少ない一般道半々ぐらいの旅によく出掛けますが、燃費を意識しない走り方をしても15km/l以上走ります（最高16.8km/l）。
　市街地では当然悪化しますが、それでも10km/lを下回ることはなさそうです。
　買い替えた最大の要因なので、このまま推移すれば同距離で燃料代を半分にする目標は達成できそうで大変満足しています。
※DPFの特性上、詰まったPM除去燃焼のため燃料を濃いめに噴くときは一時的に燃費が悪化します。

価格

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故障経験

　今のところノントラブルです。