フォルクスワーゲン アップ! 「up!GTI 一言で言えば「痛快!」」のユーザーレビュー

からじし からじしさん

フォルクスワーゲン アップ!

グレード:GTI_RHD(MT_1.0) 2018年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
4
乗り心地
5
燃費
5
デザイン
4
積載性
3
価格
-

up!GTI 一言で言えば「痛快!」

2018.6.11

総評
エッセDの5MTから乗り換えました。
購入に当たり、他に検討した車はロードスター、デミオディーゼル、スイスポの3台。
どれも捨てがたかったけど、全国450(その後+150)台限定車のup!GTIの抽選にエントリーしたら、見事に当選。その勢いで購入しました。
MTで小さなクルマが好きならオススメです。
今は迷わず、「ホットハッチのup!GTIにして良かった」と言い切れます。
満足している点
○マニュアルの設定
ATが嫌いなわけではないですが、それ以上に何が何でも私はMTが大好きなんです。
特に小さな車のMTは、乗ってる感が味わえます。
6MTのシフトフィールは、コクコクッとした感じではなく、ツルッとゲートに吸い込まれる感じ。軽過ぎる感じはしますが、私には及第点以上。
特筆すべきは3ペダルの配置。
外車の右ハンドルなのに、なんの違和感も感じないどころか、私のポジションにピッタリ!のペダル配置です。
○エクステリア&インテリア
・GTIの特別装備
あちらこちらにGTIのモチーフが散りばめられて、ドライバーをその気にさせます。
エアロはゴテゴテしてなくて、いいセンスだと思います。
・ステアリング
Dシェイプでグリップの太さ、本革の質感は握っていて気持ちがいい。
○装備
・アイドリングストップ機能
シフトをNにして、クラッチから足を離すと、何事もなかったようにアイドリングストップ。
クラッチを切れば、極自然で違和感なく再起動します。
・オートクルーズ
前車を捉えないオートクルーズなんて使わないと思ったけど、MTとの相性がバッチリで、長距離の高速道路では、思いのほか使えます。
巡航中に前車に詰まってクラッチを切れば、即オートクルーズが解除できて、そのまま繋げば即エンジンブレーキ。
前車との車間が空けば、スイッチポンで即復帰。
おまけに設定スピードの上限はアウトバーン仕様。
不満な点
○足回り
乗り心地はイイけど、17インチの高価な40扁平は少々やり過ぎの感。
GTIはスポーツグレードと言えど、Aセグなんだから、せめて50くらいでも十分ではないかと…。
○装備
・タコメーター
インパネの左下に小さなタコメーターがあります。
スポーツグレードのGTIだからこそ、中央に大きなタコメーターを鎮座させて欲しかった。
・リアのドラムブレーキ
効きは良いので不満がありませんが、スポーツグレードを名乗るのであれば、ディスクブレーキが相応しいです。
また、ドラムの塗装色がグレーで目立ち過ぎ。せめて、目立たないように黒にして欲しいところです。
加えて、個体差によるものですが、雨天時などはドラムからの異音が甚だしいです。
・ステアリング
身長が188cmの私です。シートポジションを合わせると、ステアリングの12時位置がスピードメーターに被って見えません。
ステアリングポジションとメーターの視認性を確保するには、テレスコが欲しいところです。
・フットレスト
ペダル配置に文句はなく、クラッチ左側に余裕があるのに、フットレストがありません。
・ヘッドライト
懐かしくさえ思えるハロゲンです。
・手動格納式ドアミラー
我が家のガレージは、バイク2台と自転車も入れています。
そんな狭いガレージだから、助手席側を壁にピタリと寄せて止めたいのに、左側のミラーが電動で格納しないから、車をピタリと寄せて止めることができません。
・エアコン
冷房の効きは期待できません。吹き出し口がダッシュボードの上と車内両側にしかありません。車内中央にも吹き出し口があれば、もっと冷房が効くと思いますが、今年の酷暑の中では設定温度20℃でも不満があります。
デザイン

4

もう少しGTI感を主張しいるとGOODです。
反面、分かる人からは振り向かれたり、up!GTIのドライバー同志であれば、すれ違いざまにサイン交換ができます。
走行性能

4

○走る
素のup!と比較して馬力は1.5倍以上、トルクは2倍以上。
リッター当たり100馬力以上あって、パワーウェイトレシオ10kg以下。
一昔前なら本物のスポーツカーです。
シフトダウンして追い越しをかける時の重厚なパワーの盛り上がりと1,000ccのくせして低音を響かせるエグゾーストノートは病み付きになります。
ただし、ダウンサイジングターボなので、上まで回す楽しみはありません。
デミオディーゼル級のトルクは、楽チン運転も許容してくれますし、フロントが軽いのでデミオディーゼルとは比較にならないくらい軽快です。
素のup!でも機敏なのに、GTIは痛快で別物。
機敏でありながら、グランドツアラーとしても不満はありません。
○曲がる
ジャンクションの高速カーブはもちろん、低速の左折でさえ楽しく感じます。
○止まる
まだ、パニックブレーキの経験がないので、限界性能(私には引き出せるような腕はありません)は不明ですが、リアがドラムブレーキでも自分のイメージどおりに減速します。
乗り心地

5

○足回り
機敏でありながら、下品な印象は皆無で、路面の凹凸を瞬時に丸く収束してくれます。
ホットハッチにして上質な足回り。
○静粛性
前車がエッセだから、雲泥の差です。
高速道路でオーディオのボリュームを上げる必要はありません。
もちろん、高級セダンと比較するほどの静粛性はありません。
あくまで、Aセグを前提とした評価です。
○シート
ダラ〜っとした姿勢を許さないシートです。
GTI専用チェック柄のシートに身体を合わせると、自然と正しい姿勢にさせてくれます。
だから、長距離を一気に走っても疲れをほとんど感じないところは、さすがVW。
積載性

3

荷室の容量やリアシートでくつろぐことを期待するなら、up!は選択肢から外すべきです。
○後部座席
Aセグの2ドアだから、乗り込むことはもちろん辛いし、手荷物を置くことさえ面倒です。
普段は2人以下、仕方がなく後部座席に+1人の緊急用と割り切るべきです。
○荷室
Aセグだから、それなりですが、荷室の高さを仕切りで変えられるのは便利。
燃費

5

都市部の混雑した道路を走ってもリッター当たり10kmを切るようなことはありません。
私の場合は、主に郊外の一般道と高速道路を半々くらいで、年間2.7万km程度を走行します。
この条件でトータル燃費は、夏以外A/C OFFの満タン法でリッター当たり21km以上。カタログ燃費を超えています。
ちなみに最高燃費は25km/㍑以上を記録しました。
ハイオクのGTIだけど、前車エッセと同等の経済性です。
価格

-

素のup!最上位グレードであるhigh up!に22万5千円を積み増しするだけでGTIが買えます。
金額は、スイスポより少しばかり高価ですが、カタログモデルではないという希少性を考慮すれば及第点です。
VWは大盤振舞いをしたんだと感じます。
故障経験
・雨天時のドラムブレーキ鳴きは、何度も調整をしていただきましたが、その度に「様子見をお願いします」と言われるだけで、改善の兆しがありません。個体差による宿命と自分に言い聞かせて諦めています。
・納車一週間でドアパンチを受けました。VWに責任はありません。

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