面白かった!
話題のUPに試乗してきました。HIGH UP。アルミは16インチでした。シートは相変わらず座り心地がいい!腰痛持ちの人にはVWのシートは
2012.10.27
- 総評
- 面白かった!
話題のUPに試乗してきました。HIGH UP。アルミは16インチでした。シートは相変わらず座り心地がいい!腰痛持ちの人にはVWのシートはオススメです。
「P」はなく、イグニション半回ONで、モードを「N」でエンジン始動。誤作動させようとすると必ず警報がなるので安心。そして「D1」に入れてソロリとスタート。滑らかに進みます。すぐに国道に入り、D2でアクセルを踏み、アクセルを離すとD3にシフトアツプするのでアクセル踏む、アクセルを抜くと「D4」ヘシストアップ…。そんな感じでクロス気味の小刻みなシフトアップで60㎞/hのころには既にD5。
今度は対向車のない港湾地区にて全開マニュアルモードで。「1」でアクセルオン、レッド直前でアクセルを抜いてマニュアルで「2」へ。またアクセルオン、抜いて「3」へ。スパンスパンとシフトアツプしていきます。とにかく気持ちいい!特筆すべきはシフトダウン!エンジンプレーキはよく効きますよ。シフトダウン時の音はかなりレーシーで乾いた音。かなり本気で攻めてもテールの破綻はありません。横滑り警告ランプつきまくり状態で、コーナーでフェイント(振り返し)を入れて曲がってみる。後ろが緩やかに流れながらも、わずかにオーバーステアで巻き込むようにすんなり曲がっていきます。リア周りの剛性はバッチリ。100キローオーバーからの(パニック)フルブレーキの挙動も含めて、終始安定方向で止まります。もはや1トン未満の車の動きではありません。素晴らしい!車体が限界域でもコントロールしやすい!イザっていうときの回避能力の高さはゴルフやポロと同じでした。正直ビックリしました。アクティブ・セーフティの高さに感動です。緊急回避能力が高いということが、どれほどスモールカーにとって大切なことか、VWはUPで具体的に回答していると思いました。横滑り防止装置やエアバッグなど、現状考えられる最先端の安全が搭載された車なので、大切な人にこそ乗ってもらいたいと思います。
(長所に続きます)
- 満足している点
- 基本の「き」であるボデイがすごいことです。
鉄の部品同士を点で(スポット)溶接してボディシャーシをつくる国産車とは異なり、このお値段なのに、高価な「線(レーザー)」で溶接しつくられたボディです。(国産では最近500万円するレクサスGSがBMWに挑もうとしてレーザー溶接をしたそうで、結構高い評価のようですよね)ボティがしっかりしていることは「乗り心地のよさ」からすぐに理解できました。シンプルながら懐の深い乗り味です。サスペンションストロークがたっぷりとしていて、わだちを乗り越えるときでも落ち着きがあり、ショックの収まりもシャキッとよくしつけられていて、しなやか。とにかく乗り心地がイイ。この乗り心地のよさはもはやスモールカーレベルではないです。
(短所に続きますが、長所の話ですみません)
- 不満な点
- レビューに散々書かれているASGの「ギクシャク」の件は、私個人としては「たいした問題ではない」と思いました。ネガレビューで散々ビヒリながら乗ったのですが、終わってみれば「な~んだ」ってなるほど。確かに最初はガックンを経験しましたが、それほど難しくない「コツ」をつかめれば、ギクシャクなシフトアップはしないですみます。10分くらい乗っているうちに、ギクシャクしない運転のくせが簡単に身につきました。むしろ個性的で「カワイイ」と思えるレベルです。CVTのような変な回転数の上がり方もしないし、ミッションを操っているっというダイレクト感があります。
とにかく、手を抜かずしっかりつくりこんでいますね。
20分間以上ガンガン攻めましたが、オンボードの燃費計は13キロメートル/lでまだ伸びようとしていました。
エアコンの件、試してみました。ダッシュボード中央部に埋め込まれたフキダシ口がありました。両サイドと合わせて、風量も含めて問題ナシです。
嫌がらせのコメが多い、ということから分かるように、本気でスゴイだと思います。試乗してみると面白いと思います。
助手席窓はパワーウインドーですが、助手席ドアまで手を伸ばして空ける必要があります。でも狭いので停車していれば自分で出来ます。バニティミラーは助手席だけです。これはがんばって運転席にもつけておいてほしかった。まぁ、社外品もあるし、ご愛嬌ですかね。現状ではディスチャージヘッドライトはOPにもありません。
いやぁ、すごい車ですこと!
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験