フォルクスワーゲン ポロ 「小さな高級車」のユーザーレビュー

81Oakdale 81Oakdaleさん

フォルクスワーゲン ポロ

グレード:TSI コンフォートライン_RHD(DSG_1.0) 2018年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
5
乗り心地
5
燃費
3
デザイン
5
積載性
2
価格
5

小さな高級車

2022.7.24

総評
AWポロの魅力は999cc3気筒エンジンと7速DCT。ボディが大きくなったのに排気量を下げるコンセプトに共感。実際、このエンジンは素晴らしい。1.2tのボディを過不足なく加速させるだけでなく、シルキーな回転フィールは4気筒より好ましい。
加えて、高剛性ボディによる静寂な室内と滑るような走行感覚。腿から膝までをしっかり支える前後方向に長いシート。低く身構えた安定感のあるシルエット。イタリア車を彷彿とさせる粋な室内配色(2019~2021モデル、オレンジ、ブルー)、スッキリと直線基調のシンプルなダッシュバネル、ツマミやスイッチ類の節度ある感触、黒地に白文字のトラディショナルなメーター類。
クルマはこうあって欲しいと願う、その全てが細部まで高次元で達成されている奇跡のクルマ。

クルマにおける「高級」とは何か? AWポロは一つの模範解答。但し、万人向けのクルマではない。見栄やステイタスとは無縁。
満足している点

車幅が1750mmとなって、縦横高さのバランスが良い。ボディ同色パネルがフィアットクーペみたいでお洒落。
クラウンなみの静粛性と、転がり抵抗が小さく滑らかな走行。1リットルエンジンと7速DCTによる知的な加速。座面が大きく疲れないシート。フラットですっきりしたダッシュパネル。ドアを閉めたときの密閉感と静寂は日本車には無い感覚。乗るたびに非日常が楽しめる。
不満な点
高速での安定度は抜群だが、路面のフィードバックが足りない。プジョー205GTI / 206styleのような路面に吸着したような  “感動的な” 安定感は無い。
ポロの快適速度域と、日本の道路事情に大きな乖離があり、50キロ以下でstop & goを繰り返す状況では高性能が仇になって、ストレスで胃が痛くなる。
デザイン

5

グリルが不当にデカくで威嚇的だったり、ガンダムっぽい煩雑さがないのが良い。AWになってワイド&ローが強調されて高性能を予感させるシルエットがいい。ジューシーなオレンジ色がドイツ車っぽくないのがいい。
走行性能

5

クラッチべダルが無いだけで特性はマニュアル車。アップダウンの多い日本ではノーマルモードでの走行には無理があるので、適宜Sモードを選ぶ必要がある。
999ccであることと7速の意味を理解すれば、スィートスポットが狭いのはしょうがない。2000〜3500rpmをキープすればストレスフリーな加速と快音が楽しめる。
乗り心地

5

フラットかつ滑らか。ショックアブソーバが微小ストローク域で実に繊細に動く。強固なボディと相まって、上質な乗り心地。コンフォートラインはタイヤが185/65/15インチなので鋭い突き上げは皆無。 文字通り、乗り心地は “Comfort “
積載性

2

日本車の工夫に富んだシートアレンジには完敗
燃費

3

街乗りで12Km/ℓ、高速で16km/ℓ
価格

5

2019年式認定中古、走行距離7000km、セイフティパッケージ搭載車に純正ドライブレコーダー、延長保証を追加、支払い総額210万円。今時の軽より安い。非常に良い買い物をした。
故障経験

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