フォルクスワーゲン ポロ 「必要十分 現在新車で手に入るVW車の中で、最も「VWらしい」車なのだと思う。 この会社のルーツである初代ビートルの”国民車”的感覚が一番濃い車だろう。」のユーザーレビュー

必要十分 現在新車で手に入るVW車の中で、最も「VWらしい」車なのだと思う。 この会社のルーツである初代ビートルの”国民車”的感覚が一番濃い車だろう。

2007.4.9

総評

必要十分
現在新車で手に入るVW車の中で、最も「VWらしい」車なのだと思う。
この会社のルーツである初代ビートルの”国民車”的感覚が一番濃い車だろう。
大人4人が不足なく移動できる空間と、このクラスとしては十分な装備をリーズナブルな価格で提供している。
オプションがやや高価に思えるのと、ハイオク仕様にならざるを得ない部分がややマイナスか。

満足している点

必要十分なサイズ。狭い道でも取り回しやすい。
必要十分な動力性能。決してパワフルではないが、街中を走る限りではさほど鈍さは感じない。
必要十分な装備。安全装備には金をかけている。使いやすさを考えたスイッチの配置やグラフィックなどは好感が持てる。
やや固めのシートは、慣れるまで少し時間が掛かるが、慣れると腰も痛くならず快適。
サポート体制もまずまず整っており、安心して乗れる。修理は割高だが、点検整備程度なら、国産車と大差ない。車両本体価格も、思いのほか値引きしてくれ、その点での割高感は薄い。
コンパクトでかわいらしい外観から若い夫婦が利用しているのを良く見かけるが、無難かつ安全な選択として、リタイヤした後の年配の方にこそ乗って欲しいと思う。

不満な点

ハイオク仕様かつ燃費がさほど伸びない。実用コンパクトカーとしては大きなネガ。
内装はまじめに作ってあるがやや貧弱に見えてしまう。機能的で良い、とも言えるが。
スイッチ類やキーを回すノッチなど、以外にユルい感じで操作感が今ひとつ。
修理費用やオプションなどがやはりやや高価。ただし、他の外国車に比べればかなり良心的。
基本設計が既に古く、そろそろ新型（特に駆動系）が望まれる。
日本車より作りこんである部分もあれば、驚くほど粗い部分もある。ドイツ的合理主義の車として付き合う必要はあると思う。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験